アロハ! エリカです。
ヨットハーバーに面した日系ホテル「ハワイ・プリンスホテル・ワイキキ」が、5,540万ドルを投じて全面改装を行っているのをご存知ですか?
すでに客室の改装工事が完了し、新たなレストランもオープンしたということで、12月6日(火)さっそく視察に行ってきました!
完成間近のロビーを少しだけ見ることができました。天井から吊るされた無数の銅板は、ホテルの新しいロゴにも使用されているヒナナをイメージした作品。ハワイで有名なアーティスト、カイリ・チャン氏によって創作された「フラリ イ カ ラ」という作品で、ハワイ・プリンスホテル・ワイキキが建つ場所に、かつて流れていた滋養豊かなピイナイオ(小川)に生息していたヒナナの群れと、水面に映える太陽をイメージして作られています。この地が有していた活力を現代に合わせて再認識するのと同時に、今後のさらなる繁栄につなげたいという思いがぎゅっと詰まった素晴らしい作品です。
こちらが新しくリノベートされた全室オーシャンフロントの客室(写真上は昼の客室イメージ、写真下は夜の客室)。海と砂をイメージさせる青とベージュを基調とした室内は、とてもリラックスできるラグジュアリーな空間です。壁にプリントされた花はその昔、ハワイに生息していたナイオの花。かわいいな~。ラナイはないものの窓が大きいので、一面に美しいヨットハーバーが見渡せます。バスルームも広く、バスタブも日本人好みの深さです。
ロビーといい、客室といい、かつてのハワイを彷彿させるストーリーが秘められていてなんだかロマンチックですよね。
そして、かつてプリンスコートがあった場所に、新しく今年11月にオープンしたシグネチャーレストラン、「ワンハンドレッド セイルズ レストラン&バー」。その名のとおり、レストランからは数多くのヨットや船が行き来するアウライ・ハーバーと海が見渡せ、絶景を楽しめます。朝食からランチ、午後のププ(軽食)、ディナーのほかサンデーブランチまで、シーンごとに使い分けられるのが良いですね。
レストラン中央にバーカウンターがありました。ハワイ産のビールをはじめ、ワインやカクテル、ノンアルコールなど、豊富なドリンクメニューを楽しむことができます。また、座席下部分にコンセントと荷物を掛けるフックが付いていて日系ホテルならではの良心的な作り。ささやかなこういう気遣いが結構うれしいんですよね。
この日は、ブュッフェで提供されているお寿司をいただいたのですが、脂がのった新鮮なお魚が本当に美味!このお寿司何貫でも食べられちゃいます(笑)。ほかにもとろ~りブルーチーズが入ったブリオッシュやアヒポキなどハワイ産の素材をふんだんに使った絶品料理に感激。
2017年3月に完成予定のインフィニティプールの改装工事で全リノベーションが終了し、ホテル名称が変わりリブランドするようです。来春の完成が待ち遠しいですね!
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