ハワイ島のフィリピン系Newグルメがすごい【エーベイ・アイランド・グリル/A-Bay's Island Grill】

ハワイ島のフィリピン系Newグルメがすごい【エーベイ・アイランド・グリル/A-Bay's Island Grill】

ワイコロアのキングス・ショップスに新登場したレストラン「エーベイ・アイランド・グリル」はハワイ島で必食のグルメリスト入り決定!

公開日:2017.02.14

更新日:2019.03.15

ハワイ島(ビッグアイランド)特別コラム

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アロハ! メグミです。

ちょっと失礼して、ビールをひとくち...。

1reIMG_2477.jpg(グビッ...)

さんさんと輝く太陽を感じながら、キンキンに冷えたビールを味わう。
これぞ、ハワイ旅行のお楽しみですよね。

そのビールが、ハワイで作られた地ビールならば、なおのこと!

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こちらに並ぶは、ハワイ産地ビールのサンプラー4種。

右から、
マウイ・ブリューイング・カンパニー「ビキニ・ブロンド」
ビッグアイランド・ブリューハウス「レッド・ジャイアント」
メハナ・ブリューイング・カンパニー「ハンプバック・ブルー」
そしてお店オリジナル「エーベイズ・アイランド・ラガー」

3reIMG_2488.jpgんん〜、これはもう

最高に染みうまです!!

...さて、前置きが長くなりましたが、この最高な地ビールが飲める場所がこちら。

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その名もA Bay's Island Grill(エーベイ・アイランド・グリル)

ハワイ島の巨大リゾートワイコロア・ビーチ・リゾートにあるショッピングセンター「キングス・ショップス」の中に、2016年夏にオープンしたばかりのお店です。

12月21日の羽田-ハワイ島コナ直行便到着の取材時、せっかくなのでハワイ島の新スポットをいろいろと回ってチェックしたのですが、こちらのお店がとにかく予想以上に良かったので、ご紹介させてください!

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開放感あふれるアイランド・テイスト。
縦にぶち抜きで作られたバーカウンターが印象的で、スポーツバーのような雰囲気もあります。

洗練されたおしゃれな雰囲気もありつつ、カジュアルで、誰でも気兼ねなく入れるのが良いですね。

この、
「高級店でもなく、フードコートやファミレスでもない、ちょうどいい気軽さ」
って、リゾートだと探すのが意外と難しかったりします。

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各種ワインやスピリッツ、カクテルなども充実しているのですが、
ビール党の私としては、やはり気になるのがビールのラインナップ。

上の写真はカウンター内側にあるビールタップ。
なんと、24種類もあるんですよ〜。
スクリーンには、その日に飲めるビールの銘柄と、樽の残量がリアルタイムで表示されます。
アルコール度数やIBU(苦み度数)もちゃんと出ているので、ビール選びの際にはぜひチェックを!

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見るからにしっかり冷やされたグラスに、黄金色のラガーを満たして、と...。

さてここで、ご注目!

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バーカウンターのエッジが、凍っています!!

これは「フロストレイル(Frost Rails)」というもので、ハワイではまだ数件しかない貴重なアイテムなんですよ〜。

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手にするギリギリの瞬間まで、しっかり冷やされたビール。
もう、美味しくないわけがない!!

そんな素晴らしいバーがある「エーベイ・アイランド・グリル」ですが、お料理も、なかなか良いんですよ。

いや、むしろ食事のほうをメインに押したいほど、メニューが素晴らしくイイ感じ!
前座が非常に長くなりましたが、みなさま、ここからが本題です!(笑)。

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エグゼクティブ・シェフのダーシー・アンブロシオさん。

生まれも育ちもハワイ島、フィリピン系ロコの家庭で育ったダーシーさんは、マウナケアビーチホテル、リッツ・カールトン、フォーシーズンズ、マウナラニと、名だたる有名ホテルの厨房で経験を積んだ、いま注目のシェフのひとり。

「エーベイ・アイランド・グリル」では、地元食材をふんだんに使っているのはもちろん、メニューがとってもユニーク。
数々のホテルで培ったハワイ・リージョナル・キュイジーヌの王道をベースにしつつ、フィリピン料理スペイン料理のエッセンスを感じさせるんです。

...と、言葉で説明されても、「???」ですよね。
ですので、ここからはお料理の写真をどうぞ!!

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「ポーク・アドボ」$14。

フィリピンの代表的な煮込み肉料理「アドボ」。
ここではポークリブ肉を使っているのですが、ホロホロとお箸でくずれるほどのやわらかさ!
肉のひと筋ひと筋に、すっぱ旨いアドボソースが染み渡っています。
このボリュームで、ランチもディナーも$14とは有り難い!

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「"Kilawin" ポケ」$14。

近海マグロのポケに、フレッシュなアボカドを使ったグワカモレを合わせた一皿。
トマト&玉ねぎのサラダ、パリパリの分厚い自家製ワンタンチップス付き。
ビールのつまみに最適!!

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「ケール・チョップサラダ」$14。

メニューにはサラダが数種類ありますが、しっかり野菜を食べたい派には、こちらがおすすめ。
パリッパリの新鮮なケールに、爽やかなシトラスハーブのドレッシングが和えてあって、食べやすくなっています。
アボカドやブルーチーズ、ベーコンも入ってコブサラダ風味なのも良し。

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「"レチョン" クリスピー・ポークベリー」$12。

レチョンは、豚肉をグリルしたフィリピン料理。
外側をカリッカリに焼いた豚バラ肉を、トマト&玉ねぎのロミロミ、パクチーオイルとともにいただきます。
豚好きにはたまらない!

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「シーフード・クラブ・ケーキ」$14。

エビとカニの旨味が凝縮した一品。
ソースもついてきますが、何もつけずとも十分イケるお味。

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「グリルド・ブラックンド・アヒ・ステーキ」$34。

ディナーのみのメニュー。
新鮮な近海アヒ(マグロ)のグリルは、ハワイでは定番メニューですが、グワカモレやテキーラ・ライムのブールブラン・ソースと合わせているのがユニークです。
ぶ厚いアヒの下には、舌触りスムーズなマッシュポテトがたっぷりと。

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見てください、この断面!
表面だけうすく火が通り、中はしっかりレアですよ〜。
そして、大ぶりなプリップリのホタテのソテー付きという豪華さ。

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「ソテー・オノ・アラ・ムニエル」$28。

ハワイの白身魚、オノ(カマスサワラ)のムニエル。
ふんわり、とろ〜っとやわらかい身の食べごたえがたまりません!
ケイパーとバターのソースが上品で、一段上の味わい。
こちらはディナーのみのメニュー。
なお、魚はその日の仕入れによって変わるそうです。

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「ブラックンド・リブアイ・ステーキ」$42。

こちらもディナーのみのメニュー。
たっぷり12オンスのリブアイに、ハマクアマッシュルームのソテーとトマト・マンゴー・デミソースがたっぷりと。

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オーナーのブライアンさんと歓談するリツコ編集長。

「最近はハワイのグルメ界も活気づいてきて、斬新なコンセプトを打ち出すお店やシェフも増えていますが、基礎ができていないのに新しさだけを追求しているように思います。ダーシー・シェフはハワイ内外で豊富な経験を積み、さまざまな料理法を身に着けたうえで、それらを削ぎ落として必要なものだけを残し、最後に彼ならではのアレンジを加えています。押し付けがましさのない、"心地よい美味しさ"を感じていただけると思いますよ」

たしかに...。
どの料理も、奇抜すぎず、かといって退屈でもない。
程よくスタンダードで、かつ「ここにしかない」感がしっかりあるんですよね。

さて、食後のお決まり、
デザートもチェックしないといけません!

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「バナナ・スプリット・ルンピア」

ルンピアは、フィリピンの揚げ春巻き。
中に加熱されてトロ〜ッと甘味が引き出されたバナナが入っています。
「外パリ、中トロ」の絶妙なハーモニー。
冷たいバニラアイスと、熱々のルンピアの組み合わせも最高です〜!
この、冷たいのと温かいのを一度に味わうデザートを考えた人、天才ですよね。

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「コナコーヒー・クリームブリュレ」

取材に同行したPRのプアちゃんが「クリームブリュレの常識を覆す美味しさ!」と絶賛したスイーツ。
その名のとおり、コーヒー味のクリームブリュレなのですが、お腹がパンパンでもこれはぜひ食べていただきたい!

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「リリコイ・チーズケーキ」

リリコイの爽やかな酸味がチーズケーキに!
一切れが大きめで、お得感もたっぷり。
そして...すみません、この時にはさすがにお腹がはち切れる寸前で、このチーズケーキを完食できませんでした...無念。

......結論!

地ビールあり、メニューはどれもハズレ無し、しかもお手頃価格で、さらに雰囲気も開放的で居心地バツグン、もう全方位的に最高!
ハワイ島旅行の「行きたいグルメリスト」にぜひ加えてくださいませ。
おすすめです!!

それにしても。
どんどん美味しいグルメが増えていくハワイ島。
何泊したら食べ尽くせるんだ〜!!(笑)。

 

 

この記事を書いた人

この記事を書いた人

マローン恵(メグミ)

アロハストリート副編集長。ワイキキ、マノア、モンサラット、マキキを経て現在はカイムキ在住。好きなものは地ビールと地コーヒーと地チョコレート(全部発酵食品!)。ハワイ島取材班としても意欲的に活動中。

Twitterアカウント:@Megumiinhawaii

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