● このチャットに登場する3人 ●
メグミ:ダンナはアメリカ本土からハワイにやってきたアメリカ育ちのアメリカ人。子どもなし。
ヒロヨ:ダンナはアメリカ生まれのペルー人だが、11歳の時にカナダへ移住。子ども3人(全員オトコ)。
ケイ:ダンナはハワイのオアフ島生まれ日系二世。子どもなし。
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お金のはなしが聞きたいです。友達がアメリカ人男性と結婚することになったのですが、お金の話が出てきたらちょっと気まずくなったそうです。実際どうなのかを教えてください!
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アメリカだと夫婦であってもお財布が別々という家庭が多いってこと。
でも、みんなそうだと思っていたのですが、いまのところ劣勢ですね。
いや実は私もお財布は別々にしたい派ですよ、本当は。
でも、私の場合、グリーンカードの申請のために、やむなくジョイントアカウントにしたんです。
うちは給料はジョイント口座に入っているのでそれをふたりで使う感じですね。
あ、ジョイントアカウントっていうのも、日本では馴染みのないものだと思いますが、
銀行のカード(ATMカード)も、別々の名前で発行される。
じゃあ、毎月のお給料は丸ごと同じ口座に入れるってことですか?
うちのジョイント口座は、お金の受け渡しに使っています。
月末になると、お互いクレジットカードの請求しあって
家計はひとつのお財布からっていうのが一般的だと思いますが、
だって私が稼いだお金を、なんで同じところに入れなきゃなんないのって思う。
「なぜ僕はこんなにがんばっているのに、すべてお金を渡さないといけないんだ」と
じゃあ、お二人のダンナさまたちが「まとめたい」派ってことですか?
グリーンカードがなければ、うちは完全に別ざいふだったと思う。
うちは私が金銭感覚狂いやすいので旦那がしっかりやりたいみたいです。
ちゃんと運用してくれる人が家族にいるなら、まとめるのもありだよね
でも今の彼の役を私がやれと言われたら絶対イヤなのでまかせてます。
うちもどっちかと言うとダンナのほうが細かく計算するので、良いと言えば良いです。笑
結婚した後、もし離婚したとしても、財産分与をしなくていいようにするための、同意書。
うちは財産なんてないので考えたこともなかったですね。
ただうちの場合、ダンナのSchool Debtがえらいことになってますがね。
アメリカではその制度を利用している人、多いですよね
それを、2年前に働き始めてから返済してるんだけど、
あんまり考えると暗い気持ちになるので、考えないようにしてます(笑)
サインしていないと、もし離婚する時には、ぱっきり半分ずつ。
奥さんまたはダンナさんに、半分あげないといけないから。
アメリカの場合、事実上の婚姻関係にあるカップルは、同じように適用されるんですよね。
その事実婚という状態は、どうやって判断されるんでしょう...
私も詳しく知らないんだけど、一緒に住んで10年とか、
確かに、あとあと離婚訴訟でドロドロになってるのよく聞きますね。
だからドロドロにならないように、先手を打ってサインをすると。
それは割り切ってちゃんとやったほうがいいですよね。
結婚前のウキウキした気持ちが一気にズドーンとなりそうですけどね...
日本人の感覚からすると、今もう離婚のこと考えなきゃいけないのって
そこに愛がないか、あるかっていう話はまた別なんですよね
ところで結婚式の費用とかでもめることはないんですか?
もちろんカップルによって色々なんだろうけど、基本は妻側。
揉めなかったですが、ちょっと気になったことなら...
ハワイで挙げたので、私の友達は日本からきてくれたのですが
やっぱり旦那側のゲストのほうが数が二倍くらいになるんですよ。
あ、ちなみにアメリカの結婚式では、ご祝儀は基本ないので
いま思い出したけど、私がドレスを選んでいる時、「これどうかなー?」って写真を見せたら、
ダンナから「そんなヴァ○イナみたいなデザインはいやだ!!!」って言われたことあったわー。
けいちゃんのダンナさんファミリーは、日本人だからかもね。
でも基本的にはダンナ母と好みが似ているので、問題はありませんでした!
うちはドレスを一緒に選んでるっていうのを、お父さんが知って、それでちょっと怒られたけど。
結婚前に花嫁のドレス姿を見るのは不吉!と言われて。
婚前契約やら結婚式やら結構やることいっぱいですね。