アウラニで選ばれし者!アンバサダーに迫る
アウラニ・ディズニー・リゾート&スパには、ディズニーが認める一人のキャストがいます。夢と希望を届けるアンバサダーをご紹介!
公開日:2017.03.03
更新日:2017.06.27
アロハ!ヨリエです。
世界中のディズニー・リゾートやパークに、「アンバサダー」という役割を担う人物が存在するのをご存知ですか?私は最近はじめて知りました!
「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ」でも2015年にアンバサダー制度が取り入れられたそうです。アンバサダーの任期は2年。2017年の今年は、新しいアンバサダーが就任しています。
今回は、そのアンバサダーをご紹介!
アウラニの2017〜2018年アンバサダーは、マナコ・タナカさん。この方です。
ハワイ語の達人!英語はもちろん、日本語も堪能なんですよ〜。
●アンバサダーってなに?
アウラニ担当者:"ウォルト・ディズニーは、ディズニーランドの創設に伴い、多忙を極めていました。"
うんうん。
アウラニ担当者:"そこで、自身に代わり講演でディズニーランドを紹介したり、特別なゲストを案内するための適格な人物をキャストのなかから選び、活動を委ねることに。それが、1965年にディズニーランドではじめて誕生したアンバサダー制度です。"
へ〜、アンバサダーは、ウォルト・ディズニーの分身とも言える存在ですね?
アウラニ担当者:"それから50年以上経ついまも世界中のディズニー・パークやリゾートに1〜2名のアンバサダー制度が取り入れられていて、ウォルト・ディズニーの思想を受け継いだ彼らが先陣を切って世界中に夢を届けています。"
時代を越え、国境も超え、ハワイという小さな南の島でもアンバサダーは活躍しているのか!さすが、ディズニー。
●マナコさんはこんな人
先ほど動画でお話してくれたマナコさん。ハワイ語、英語、日本語も堪能なんですよ。ハワイには、英語と日本語のバイリンガルは多いですが、それに加えてハワイ語もできる人はそうそういません。しかも、ハワイの歴史や文化にも精通したマナコさんは、只者ではない感が漂います...
アロハな雰囲気もアウラニにぴったり。
書類選考やいくつかのオーディションを通過し、選ばれたそうです。
●アンバサダーの見つけ方
普段はフロントデスク・キャストのひとりとして働いているので、この人がアンバサダーであることは言われなければ分かりませんよね。
でもアンバサダーには、ほかのキャストにはない特徴があるんです!その見分け方は、彼の胸元にありました。
見てください、名札の上にある「Ambassador」のバッジを! 選ばれしアンバサダーだけが付けることを許された、代表者の証です。
★・★・アンバサダーはどう表現する!?・★・★
マナコさんを通じアウラニを知る
Q. マナコさんにとってディズニーの魅力とは?
すべてを物語で表現するところが好きです。ゲストの体験やキャストメンバーの思い、伝統も、それらの背景にある物語を大事にしています。僕にとってのディズニーは、永遠に続き発展していく物語です。それがあるから、多くの人たちと繋がり、魔法のような体験を創り出すことができるのだと思います。
Q. アンバサダーの仕事は具体的にどんなことをしますか?
アウラニで働く1,700人を超えるキャストメンバーを代表しています。ディズニーの魔法を取り入れたアウラニがハワイの文化をどのように表現しているのか。それをシェアするのが僕の役割です。
Q. アウラニのユニークなところは?
アウラニは、ディズニーの魔法を通じてハワイの文化を祝福している場所。ゲストたちがハワイのことを深く知り、ディズニーの仲間たちに会い、ローカルフードやアウラニならではのホスピタリティを体験することができる特別な空間です。みなさんをオハナ(ファミリー)としておもてなしし、素敵な思い出作りの一部になりたいと思っています。
Q. なぜハワイ語やハワイの文化に詳しいのでしょうか
学生時代にディズニー・カレッジ・プログラムというインターン制度を通して、フロリダ州オーランドのディズニー・ポリネシアン・リゾートで働く機会がありました。その時にハワイがとても恋しくなって...ハワイが自分にとってどんなに大切なものだったのかということに気付かされたんです。帰郷し大学でハワイ語を専攻することに決め、現在は修士号を取得するために勉強もしています。アウラニで働くことは、僕にとってかけがえのないハワイとディズニーへの情熱を生かすこと。もっと理解を深め、多くの人にシェアしたいと思っています。
Q. 好きなハワイ語ひとつとその意味を教えてください
アウラニが大切にしている価値観でもある「Kuleana(クレアナ)」ですね。責任、という意味ですが、自ら負うことを選ぶ責任とはちょっと違います。たとえば僕は、ハワイ語を習得してみて、ハワイ語を消滅させないために貢献する、とう責任を自然と感じるようになりました。だからハワイ語について聞かれたら、どんなときもていねいに教えるようにしています。アウラニのキャストメンバーとして、アウラニの物語をシェアするというクレアナも感じています。そんなクレアナを感じながらアンバサダーを務めることは、とても光栄ですね。
Q. 日本語が堪能な理由は?
僕は日系4世で、祖父の話していた日本語やテレビで日本語を聞いて育ちました。高校で勉強したのと、あとは大学生の時に日本でインターシップをした経験が大きいですね。大阪と愛媛で暮らして日本が大好きになり、自然と言葉も上達しました。
Q. アウラニで好きな場所・ことを教えてください
アウラニで一番好きな場所は、「オレロ・ルーム」です。「オレロ」はハワイ語で「言葉」を意味します。オレロ・ルームで働くキャストはハワイ語が堪能なんですよ。毎晩ライブ演奏を行っていて、ロコのゲストが飛び入りでフラを披露してくださることもあります。雰囲気も素敵なので、滞在中はぜひ、多くのゲストに足を運んでいただきたいです。
★・★・★
ディズニー・リゾートであるアウラニの人気の裏には、こんなキャストの存在もあるんですね。好きなものに情熱を注ぎ、使命を果たすアンバサダー。アウラニで感じる愛溢れる雰囲気は、こんなところからも生まれているんだろうな。
宿泊中にマナコさんを見かけたら、ぜひ話しかけてみてください。きっととびきりの笑顔で応えてくれるはず!
ディズニーの魔法とハワイのアロハに包まれるアウラニ。今後も、まだまだレポートは続きます。どうぞお楽しみに!
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