(※この記事は2017年6月2日に公開されたものです)
アロハ!リツコです。
先日、ちょっと久しぶりにザ・カハラ・ホテル&リゾートへお出かけしてきました。今回のお目当ては、ホテル内にあるレストラン「アランチーノ・アット・ザ・カハラ」です。
ワイキキとカハラに全3店舗を構えるアランチーノの中でも、ハイエンドなメニューがそろう憧れのレストランがこちら。
総料理長である濱本大輔シェフによる新メニューがまたまた登場したということで、ドキドキしながら夕暮れ時のお店へ!
笑顔が素敵なこちらの男性が、濱本総料理長。本場イタリア、そして地元ハワイの食材にこだわりつつ、独創的なお料理の数々を生みだす敏腕シェフですっ!
では、新メニューの数々をいただきま〜す。
最初にいただいたのはこちら。
【新鮮ジャンボアスパラガスのグリル 玉子ソースと共に ↓】
「オアフ島西の契約農家から、大きくて上質のアスパラガスが入る時期なので...」とシェフ。本当に大きくって立派なアスパラガス!なのに、とてもやわらかいんですよ〜。
イタリア北部のアルト・アディジェという地域でよく食べられる、ホワイトアスパラガスのお料理をアレンジしたものだそうで、玉子ソースはハワイのTKGを使用。一品めから、どストライクの美味しさです。
次に出てきた前菜は...
【地元ハワイコナ産フレッシュあわびのカルパッチョ ↓】
まず、この美しいプレゼンテーションに感動!芸術的で食べちゃうのがもったいないくらい...と言いながら、バクバクいただいたのは私です(笑)。
だって、ハワイ島のアワビは私の大好物。このコリコリした食感、最高です。こちらには「コラトゥール」という魚醤が隠し味として使われているのだそうで、それがまた特別な深みを感じさせてくれます。ああ、できればもう一度食べたい!
さらに...
【蛸のアランチーニ スペイン産蛸のグリル添え ↓】
これまたフォトジェニック〜なお料理が登場。
真っ黒なアランチーニ(ライスコロッケ)とドドーンと大きな蛸の足のコンビネーションです。アランチーニの「黒」は、イカスミを使ったパン粉が生みだすミラクル。中にはスパイスを効かせた蛸のリゾットが入っています。蛸とイカスミが一皿に...。んー、これはなんともいえない初夏の味!
香り高くグリルされた蛸の足もすごい迫力なんですが、これがねえ、見た目に反してまたもや柔らかいんです。もう、シェフの魔法がかかっているとしか思えません。
【地元マグロ、フランス産オシェトラキャビア、アボカドの三層キューブ、自家製ホタテのチップス添え ↓】
じゃんじゃん行きます。もう、どれもこれも独創的で美しくてキュンキュンします。
ハワイの生マグロをおフランスのキャビアと合わせた一品。一番下のグリーンはアボカドです。金箔もさっと乗ったすごいヤツです。この際、贅沢に三層を一度にクチに入れてみたところ、濃厚なのにちゃんと一品ずつが主張して、それはそれはたまらない美味しさでした。
お皿の左側にあるのは、なんとホタテのチップス。シェフがにっこりしながら「普通はパンを添えるんでしょうけどね。社長に言われて通常とは違うものを作ってみたんです。イメージは木の皮で。ちょっと面白いでしょう?」と教えてくれました。オシャレだ...。
風味がぎゅーっと凝縮されたホタテがパリパリのチップスになっていて、そこにマグロやキャビアを乗せていただくわけです。美味しくないわけがない!別々に食べても、一緒にしても、いい。いろんな味わい方ができて、2度も3度も楽しめる一皿でございました。
【シアトル直送 採りたてあさりのリングイネ ↓】
こちらはパスタです。リングイネが見えないくらい大きなあさりの存在感がスゴイ!シアトルから届いたというあさりは、今の時期、とくに大きいサイズのものが入るのだそうです。イタリア・カラブリアの唐辛子を使って、シンプルなボンゴレ・ビアンコに仕上げたという一皿です。
あさりの大きさ、伝わりますか?プリップリで、味わい濃厚。そういえば、ハワイであさりってあんまり食べたことがなかったかも...。貝ラバーとしては、うれしい限りです。
【アクアパッツァ 新鮮魚介の白ワインことこと煮込み ↓】
イタリアを代表するお魚の煮込み料理、アクアパッツァもゴージャスに登場。小さいサイズの"スズキ"が、イタリア産の素材立ちと一緒にていねいに煮込まれています。
しつこいようですが、プレゼンテーションの美しさも本当に素敵!
そして...ついに来ました(笑)
【肉屋の主人おすすめ骨付きリブロース 豪快トマホークステーキ ↓】
ジャジャーン!!すっごいボリューミーなトマホークステーキが登場です。
トマホークは「斧」という意味を持つ言葉。大きな骨付き肉が斧のように見えることからそう呼ばれるステーキです。オーストラリアで育った和牛=WAGYU。こういったタイプのステーキは、これまでアランチーノにはなかったんですって。
この日は特別に、濱本シェフ自らテーブルでささっと切り分けてくれました。ありがたや〜。
こんなにワイルドな見た目なのに、柔らかくてぎゅっと旨味が詰まったステーキです。実はここまでで結構お腹がいっぱいになっていたにも関わらず、食べちゃう食べちゃう。自分の胃袋が驚異的に感じるほど、イケました(笑)。マスタードも合うんだな、これが。
ちょっとお行儀悪いですが、骨の部分の大きさをわかっていただきたく、こんな写真も撮ってみました。うう、骨だけでも重い(笑)!ごちそうさまでした。
そして、ピザも2種類登場!
【生ハムスモークとグリーンアスパラガス とろーり半熟玉子添え ↓】
スモークされたプロシュートとアスパラガス、ペコリーノチーズの相性が抜群の一枚。半熟玉子はこちらもTKGというこだわりです。幸せ...。
もう一枚...
【ポルチェリーニ お肉好き様用ピッツァ ↓】
メニューに「お肉好き様用」なんて、ちょっと面白いですよね。
サラミ(ピカンテ)、プロシュート・コット(イタリアンソーセージ)などがたっぷり乗った、まさにお肉満載ピザです。でも、見た目より軽くて食べやすい。とはいえチーズもたっぷり。きっとカロリーは...いや、気が付かないことにしましょう!
ラストはデザート。
【アマレッティのちょっと違うココアプリン ↓】
はい、これまた見た目も新しいデザートの登場に、最後までワクワクが止まりません。
チョコレート風味のプルプル・ココアプリンに、アマレッティが添えられた上品なデザートは、アランチーノのゼネラルマネージャーのお母様のレシピで作られたのだそう。そういうストーリーを聞いてからいただくと、味わいもさらに深くなる気がします。
濃厚なプリンとサクサクアマレッティが、食事の最後を飾ってくれました。なんとも上品。さすが、アランチーノ。さすが、カハラ、です。
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今回は新メニューのお披露目ということで、本当にたくさんのメニューをいただき、舌やお腹はもちろん心も視覚も大満足でした。ごちそうさまでした!
こだわりまくりの新しいメニューはもちろん、定番メニューやお料理にあったワインなどがそろい、様々な楽しみ方ができるアランチーノ・アット・ザ・カハラ。至福のときを、ぜひ皆さんもお試しあれ!
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