一番よく使われるのは、

I have a reservation.
（アイ・ハブ・ア・リザベーション）

ですね。でも、そう言うと大抵は予約した際の名前を聞かれるので、

I have a reservation under ○○（名前）.
（アイ・ハブ・ア・リザベーション・アンダー・○○）

というように、最後に「under 〜」と名前を付けて言うのがオススメです。underの後には、下の名前がくるのが一般的ですが、名字でも大丈夫ですよ。

たしかに。毎回名前は必ず聞かれるから、一度でスマートに伝えられる後者はいいですね！

何時に予約していたかを言いたいときは、

I have a reservation for 9 o’clock under ○○（名前）.
（アイ・ハブ・ア・リザベーション・フォー・ナイン・オクロック・アンダー・○○）

のように、間に「for 9 o’clock」をいれます。

なるほど。時間も名前も両方同時に伝えると確実でいいかも！

Could I have a few more minutes,  please?
（クッド・アイ・ハブ・ア・フュー・モア・ミニッツ・プリーズ）

と伝えます。最後に「please」を付けることでよりていねいになりますよ。

優柔不断でメニュー選びに時間がかかる私にとって、必須のフレーズです（笑）。

アメリカはレディー・ファーストの文化なので、オーダーは女性から聞かれることが多いんですよ。はじめて彼と食事に行ったとき、当時英語が苦手なだった私に代わり彼がオーダーしてくれるのかと思いきや「先にどうぞ」って感じで…思わず固まっちゃいましたね。

意外！そこはオーダーしてくれないんだ（笑）。

ちなみに、オーダーするときは、メニューにある中のひとつをオーダーするので、「a」ではなく「the」を使うように気をつけてくださいね。例えば、サラダを注文したい場合、

I’ll have the salad.
（アイル・ハブ・ザ・サラダ）

と、なります。

メニューを指差すだけでなく、きちんと言葉にして伝えることも大切ですね！

May I have a glass of water?
（メイ・アイ・ハブ・ア・グラス・オブ・ウォーター）

と伝えます。

それだけで「無料の」ということが伝わりますか？

「A glass of〜」で「1杯の〜」という意味になるので、ボトルに入った有料のお水は出てこないんです。逆に「A bottle of water」というと有料のミネラルウォーターをオーダーできます。

なるほど〜、シンプルで覚えやすいですね！いつもの「Water please.」は卒業することにします（笑）。

ちなみに、最後に「with a slice of lemon?」を付ければ、レモンのスライス入りのお水をオーダーすることもできますよ。

オシャレ〜！大人の女性に一歩近づけそう（笑）。さっそく次回挑戦してみます！

こういう場合は、

I’m afraid this is the wrong order. I ordered〜.
（アイム・アフレイド・ディス・イズ・ザ・ロング・オーダー. アイ・オーダード〜）

と言うのがベストです。「大変申し上げにくいのですが…」という意味の「I’m afraid〜」を付けることで、語調を和らげることができますよ。

たしかにすごくていねいに聞こえます。実際サーバーを目の前にすると、日本人特有の「謙虚さ」が邪魔して、言い出せなさそうな気がする…（笑）。

間違いは間違いなので、しっかり伝えて問題ありませんよ。とくにアメリカでは、思ったことを表現する「はっきり文化」が浸透しているので、気にする必要はありません。あとは、直前に「Excuse me.（すみません）」と言うとよりていねいに聞こえていいかも。

はっきり文化！（笑）。もしもの時にしっかり言えるようにしておかなきゃ！
では、本来注文したメニューを待つより、今すぐこれを食べたいってときには何と言うのがベストですか？

いろんな言い方があるけど、私ならこういうかな。

This salad looks very delicious.  May I have this instead?
（ディス・サラダ・ルックス・ベリー・デリシャス. メイ・アイ・ハブ・ディス・インステッド）
訳：このサラダすごく美味しそうですね。こちらをいただいてもよろしいですか？

最初に「美味しそうですね」と伝えるあたりが、さすがです！

高級なレストランでも持ち帰りは、全く問題ないです。私もステーキを持って帰ったことがあります。その際は、

Could I have this to go?
（クッド・アイ・ハブ・ディス・トゥーゴー）

と伝えると良いですよ。

あと、料理が残っていると「持ち帰り用のボックスはいるかい？」と聞かれることもあります。持ち帰れないときは、

No, thank you.
（ノー・サンキュー）
訳：結構です。

と言ってしまって大丈夫です。食事の後に別の予定がある場合など、食べ物を持ってウロウロはできないこともありますからね（笑）。

たしかに…ずっと臭いがプンプンしちゃいそう（笑）。

「No, thank you.」だけでも問題はないですが、少しぶっきらぼうにも聞こえてしまうので、

Thank you, but I think we'll pass.
（サンキュー・バット・アイ・ティンク・ウィール・パス）

というように、「今回は見送ります」と加えるとよりていねいに聞こえますよ。

「pass」＝「見送る」という意味ですね。これをサラッと言えたら、まさに気配りができる女風！

日本では、手を上げながら大きめの声で「すみませ〜ん」とスタッフを呼んでも問題ないですが、アメリカでは遠くから大きな声でスタッフを呼ぶのは、良くないマナーなんです。

（ギクッ…）結構大きめの声で呼んでたかも…。

各テーブルに担当のサーバーが付いているので、何かあればそのサーバーが来るまで待つか、低めに手を上げて呼ぶのが一般的です。

たしかに、みんな注文を聞かれるまで待ってるかも。じゃあもし、担当のサーバーが見当たらなかったら？

Could you please call our server ?
（クッド・ユー・プリーズ・アワー・サーバー）
訳：私たちのサーバーを呼んでいただけますか？

と近くにいるサーバーに言えば、対応してくれますよ。

なるほど。気をつけねば…。

彼とレストランで食事をしているとき、食事中で一旦中断するためにシルバーウエア（フォークやナイフ）を八の字にしていたんです。

ほぅ。私でもそうします。

そしたら、彼がその置き方は違うよって。アメリカのテーブルマナーは、お皿の斜め上にナイフを置きフォークは左下に離して置くんだよって注意されました（笑）。

初耳です。調べてみると、たしかに八の字はヨーロッパ式で、アメリカ式とは別のようです。

ハワイは比較的カジュアルな服装で入れる店が多く、会話やマナーにもそれほど肩の力を入れなくてもいいと思いますが、正しいマナーや表現方法を知っておくと便利ですよね。