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アロハ! メグミです。
ゴージャス階段から失礼します。
前回のレポートでは、太平洋のピンク・パレスこと「ロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾート」をご紹介しましたが、今回は、もうひとつ忘れちゃならないハワイを代表するヒストリカル・ホテル…
ばーん!
ワイキキ中心にそびえ立つ、白亜の宮殿…。
ばばーん!
「ワイキキの貴婦人」こと「モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ」をご紹介いたします。
モアナ サーフライダーといえば、現存するハワイ最古のホテルとしても有名ですよね。歴史的ホテルならではの見どころもたっぷり!
そんなホテルの魅力をご案内いただくのは、前回に引き続き、この方!
ホテル広報のアキコさんです。
よろしくお願いします〜!では、まずはエントランスまわりから見ていきましょう。
正面車寄せのところにあるテラスには、木製のロッキンチェア。
ワイキキの往来を眺めながら、のんびりくつろげます。エントランス・ホール。
シャンデリアや支柱、吹き抜けになっている2階部分のバルコニー風の造りなど、すべてがエレガントで、まさに白亜の宮殿! ため息がもれてしまいます。エントランス・ホールを抜け、まっすぐ進むと…
海に面した中庭に出ます。
モアナ サーフライダーの象徴、大きなバニヤンツリー!のびのびと枝を伸ばし、お庭に木陰を作っています。このバニヤンツリーは、ホテル創業の後、1904年に植えられたもの。
広報アキコさん
「植樹した当時は2メートルほどの大きさだったそうですが、現在では約20メートルもの高さに成長しています。1979年にはハワイで初の”貴重な木”としてホノルル州のエクセプショナル・ツリー・リストに登録されました」中庭に面したテラス部分には、ワインバー「ヴィンテージ1901」があります。
ワインバーとしての営業は夜だけなので、昼間はラウンジとしてホテルゲストたちが自由にくつろいでいます。このワインバーの隣りには、有名な海前レストラン「ザ・ベランダ」「ビーチハウス・アット・ザ・モアナ」があるのですが、取材で訪れた時には、あまりの人の多さで写真を撮ることができませんでした〜。ちなみにこの2店は同じ空間を共有していて、ザ・ベランダは朝食やランチ、アフタヌーンティー、ビーチハウス・アット・ザ・モアナはディナーを提供しています。
中庭を右へ回り込むと、ホテルゲスト専用のプールがあります。
大きなプールではないですが、子どもや家族で遊ぶには十分なサイズ。なによりワイキキビーチ目の前の、このロケーションが最高ですよね! ビーチチェアでのんびりお昼寝するのも、気持ちよさそうです。プールサイドには「サーフライダー・カフェ」というドリンク&フードスタンドがあります。
アサイボウルやかき氷が人気だとか。中庭からホテルの建物を振り返ったところ。
古き良きヨーロッパの避暑地のようですね。建物やパラソルの白と、バニヤンツリーの緑、ロッキンチェアのブラウン。カラーコントラストが絶妙です!
さて、建物内に戻りまして…。
ふたたびエントランス。先ほどの写真とは別の角度から。
吹き抜けの2階部分とシャンデリアの、洋館風の造作が素晴らしい。貴族が避暑に訪れる「夏の宮殿」、といった風情ですよね。小説や映画の中に迷い込んだかのよう…ワクワクします!エントランス・ホールの左右に伸びるホールウェイ。
平服で歩くことが申し訳なく感じられるほどの、瀟洒な空間。じつはラウンジやショップ、カフェ、ホテルフロント、旅行会社デスクなどが並んでいるのですが、この建物内にあると、まったく別物のように感じられるから不思議です。広報アキコさん
「2階に上がってみましょう」エントランス・ホールにある階段をのぼっていきます。こちらの階段、ウエディングをはじめとする大人気の記念撮影スポットでもあります。順番待ちをすることも珍しくないので、誰もいないところに遭遇したら、撮影のチャンスですよ!
2階から見下ろしたところ。
なんでしょう、この素敵さ…物語が始まりそうな予感にあふれています。【ヒストリカル・ルーム】
モアナ サーフライダーの前身は、ワイキキビーチ初のホテルとして1901年に創業したモアナホテル。時代の変遷を経て、さまざまに変化してきたこのホテルの歴史を展示・紹介しているのが、この小さなミュージアム「ヒストリカル・ルーム」です。
広報アキコさん
「ビデオや写真、1930年代の銀食器や羊毛の水着、1900年代のレストランの献立など、興味深い歴史的品々が展示されています。また毎週月・水曜の11:00から無料のホテル内歴史探訪ツアーも開催。ツアーは一般の方でも参加ができますよ」
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隅々まで歴史と格式を感じさせる
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