-
アロハ! ヒロヨです。
「ここへ来ると旅行者のようにリゾート気分に浸れるわぁ」というスポットがいくつかあるのですが、そのひとつが「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」。閑静な住宅地のカハラエリアにあり、プライベート感たっぷりで、リラックスできるお気に入りの場所です。
でも、まだ行ったことがなかったホテル内の憧れのレストランがあるんです。
それはメインダイニング「ホクズ」です。
ドアを開け、レストラン内を進むと
この絶景。海が近い! 美しいオーシャンビューに心和みます。
今回ホクズに来た理由は新しい料理長が就任し、新メニューのテイスティングイベントが開催されたから。ホクズ初訪問の私はとても楽しみにしていたのですが、料理を味わう前にすでに景色だけで心を鷲掴みされてしまいました。
そしてこちらが新料理長のエリック・オトーシェフです。フォーシーズンズ リゾート オアフ アット コオリナ「フィッシュハウス」のスーシェフとして活躍し、それ以前にはハレクラニ「オーキッズ」でスーシェフとして勤務するなど、名だたるレストランで腕を磨いた輝かしい経歴の持ち主。4歳の時に初めて自分で魚を捕まえてから料理に興味を持ち、特に海からの恵みである新鮮な魚を使った料理が得意とのこと。そんな彼が考案した新メニューの一部をご紹介します。
1.エリックシェフが釣り上げた魚のクリスピーフィッシュ&ドライボックスピピカウラ
え?
シェフ、、
自分で釣り上げた??
スゴイ…。
釣りが大好きなエリックシェフは、今も時間があれば釣りを楽しんでいるそうです。アミューズで登場した魚はウパパルとマモという小魚で、ふたつともサックサク。
このアミューズはシェフの思い出のひと皿。釣り好きだったシェフの叔父さんが病気になり何も食べられなくなった時、唯一リクエストしたのが小魚のフライ。シェフはその伯父さんの願いを聞き、自分で魚を釣り上げて調理して届けた所、見事に完食してくれたのだそう。アジアのテイスト溢れるソースと一緒に私も美味しく、大切に完食しました!2.ノリ&マッシュルーム・クラスティッド・デイボート・スカロップ
シェフが「この料理は僕のお気に入りです」と語る自信作。
これね、
めっちゃ美味しいです。かつおだしが効いたカリフラワーのふんわりエスプーマがほわぁっと帆立に絡んで、やさしいけれどしっかりとした味わい。
表面はカリッ、中はしっとりきめ細やかな帆立の食感も最高! このエスプーマ、スープのように飲みたい…と思ってしまうくらい絶妙なテイストでした。
3.アヒクルド
食べる前から美味しいに違いないと確信してしまうほどのつやっつやのアヒ(マグロ)。「カルパッチョかな?」と思いきや、しっとりアヒの上に載っているのは漬物と蕎麦の実、ワサビトビコ。
アヒと一緒に食べるといろいろな食感が楽しめるうえ、塩気、辛味、香ばしさ、ソースに使われているポン酢の酸味がいくつもの層になって押し寄せてきます。漬物が使われているせいか、日本人にとって親しみやすい味わい。日本の血を引くエリックシェフならではの発想ですね。4.コーン・ビスクwithビッグアイランド産アバロニ
こちらもシェフお気に入りの料理。コーンがみずみずしくってすごく甘い! しかもとろりとしたスープな中にクランチーなレンズ豆が隠れているという意表を突く組み合わせ。でも「コーンスープと海の幸ってどうなの!?」と思っていたのですが、「合うわ…」。
にやにやが止まりません。
臭みがないアワビはコーンスープの味わいを壊さず旨味をプラスする脇役のような、でも存在感は主役級という憎い役割を担っています。
そしていよいよアントレが登場です!
- 1
- 2
- この記事をあとでまた
みたい場合は、
マイページにクリップ!