シェフの個性が光るアントレの数々
5.シェルフィッシュ・ラビオリ
ここからがメイン系。ラビオリの中にはロブスターやシソが入っていて、その下にはきのこが隠れています。これを酒バターの濃厚ソースに絡めて食べるのですが、このソースにもまた工夫が!なんと蒲焼きソースが仕上げに加えられているのです。
洋のクリーム系ソースに蒲焼きソース…。
あり、です。
ほんのりとした甘味が加わってソースの旨味がさらにアップ。添えられているエビの頭のミソを加えて一緒に食べるのが私のお気に入りの食べ方です。
6.ブレイズド・アドボ・ポーク・チーク
アドボといえばフィリピンの伝統的な煮込み料理。ナイフを入れた瞬間
え?
想像と違う手応え!
ナイフが埋まって行く感じで切る必要なし!ホロリと肉が離れていきます。私が期待していたアドボの柔らかさをはるかに超えていたのでかなりびっくりしました。家庭の味がこんなに上品なひと皿に変身してしまうんだなぁと感心せずにはいられません。
7.すだちチーズケーキ
デザートを出された瞬間、「水墨画のようだ!」とプレートをまじまじと見てしまったのがエグゼクティブペイストリーシェフのマイケル氏によるすだちチーズケーキ。桜を彷彿とさせるようなストロベリー入りチーズケーキが可憐!横にはストロベリー・ハイビスカス・ソルベが添えられ、口の中で爽やかな清涼感が残るような食後にぴったりのデザートでした。
食材の使い方やフレイバーの組み合わせが独特なエリックシェフの新メニュー。彼のクリエイティビティ溢れる料理は、一流ホテルのメインダイニングにふさわしい驚きと感動に満ちた食体験を提供してくれます。
ホクズは毎日17:30~22:00までディナーを、日曜日は9:00~15:00までサンデーブランチを開催しています。上品でエレガントな味わいと作り手の温かな人柄も伝わってくるような、ほっこりとしたグルメなひと時をホクズで過ごしてみませんか?
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