やっぱり面白い!夜イベント・ファーストフライデー
毎月第一金曜夜だけのお楽しみ!ダウンタウンの達人CHIYOさんがファースト・フライデーをご案内します。
公開日:2017.09.20
更新日:2018.11.02
アロハ! CHIYOです。
今月は久しぶりに夜のダウンタウン、毎月第一金曜日のファースト・フライデーに繰り出したのですが。
実はこのコラムの第一回目に取り上げたのもファースト・フライデーで、今その5年以上前(!)のコラムにさかのぼってみたところ、ご紹介したお店の半分以上が、すでになくなっているのです。
ぼーっと生きているうちにこんなにも、時が移り変わっているのですね…。この日だけ特別にオープン!
夜の美術館でアートな時間をさて、ファースト・フライデーの醍醐味といえば、普段は夜閉まっているお店やギャラリーをめぐり歩くことなのですが、今月のメインはハワイ州立美術館で行われていたレセプションでした。
イオラニ宮殿にも近い素敵な白亜の建物には、平日のランチに訪れるのが主なのですが…。
この日は今月フィーチャーされる6人のアーティストたちのレセプションということで、ちょっとしたパーティーになっていて、たくさんの人たちがにぎやかに集まっていました。
いつもいろいろなイベントで見かける、ハワイの大手新聞社の女性フォトグラファーと記念撮影(^-^)
そしてこちらは、ただそこに佇んでいるだけでアーティスト・オーラがにじみ出ている、日系のアリーさん。
ローカル・アーティストをサポートする「アート&フリー」というイベントの仕掛人でもあります。
歴史を感じるこの建物は、昔ホテルだったのですが、ガラスの水がたたえられたプールがある彫刻ガーデンも、日が沈んだ後は日中とは違う幻想的な雰囲気。
小さな双子の男の子が遊んでいて、まるで絵本の中のような光景でした。
2階では、ライブ・コンサートも開かれていました。
後ろでホットドックを売っていて、それを食べながらもう少し聴いていたい気もしたのですが、私たちはそこからこの日の第2の目的、まだ行ったことのないレストランへ移動(^-^)
ファーストフライデーは
レストラン&ショップめぐりが楽しい!そのレストランとは、昔私がダウンタウンでいちばん好きだったデュバンというフレンチ・レストランが閉店した後に新しくオープンした、べセル・ユニオンでした♪
奥のフランスの田舎のカフェの中庭のような雰囲気だったスペースが、わりと「普通」になってしまっていたのは少し残念ですが…。
ファースト・フライデーはどこのレストランも混んでいるので、カウンターとはいえ予約なしで入れたのはラッキーでした(^-^)
まずはビールと「ハナバタ・デイズ」というカクテルで乾杯♡
私は目が悪いので、ハナバタはタナバタではないのかと何度もメニューを読み直したのですが、やはりハナバタでした。
ハナバタ・デイズとは、どんな日々なのでしょう…。ガーリック・トーストの上に、グリルしたアーティチョークと茄子とトマトがのっているという、自分では絶対に考えつかないアートな感じのお料理と
マリネしてあるメディトラ二アン・ステーキをメグミさんとシェア。ステーキにしても、昔は絶対こんな風な盛り付けで出てこなかったですよね~。どちらも美味しかったです♡
このレストランは、ハワイ・シアターの斜め向かいにあります。
ここ数年、昼間もよくハワイ・シアターの前で、ウエディング・フォトの撮影をしているのを見かけますが、ブロードウェイのような雰囲気を醸し出す夜のシアターはひときわ素敵ですよね☆
ここから私たちは、いつもの感じであちこちのお店やギャラリーを徘徊しました。 お洒落なチョコレート・ショップ、マドレチョコレート。
奥のスペースでは暗闇の中でライブもやっています。
ほとんど粉に近い状態になってしまっているものもありますが、サンプルをトライするのも楽しみ(^-^) 大人の香りのチョコレートです。
※Madre Chocolateは閉店しました(情報更新:2018年10月2日)
そして、アーティストたちが住む憧れのロフトへ。
憧れてはいますが、セキュリティーの問題とか、虫の問題とか、いろいろ現実的に考えると実行は難しいかもしれません。
でもなんか映画に出てくるような、刺激的な生活が送れそうですよね(^-^)今月はあまりたくさんのロフトがオープンしていませんでしたが、いろいろな楽器を持った人たちが演奏しているお部屋があったり…
オリジナリティーあふれるメッセージ性の高い作品が飾られた、素敵なアーティストのギャラリーがあったりしました。
22:00過ぎからどんどん盛り上がってくるホテル・ストリートですが、そろそろ電池切れが近づいた私たちは、混む前にさくさくと通り過ぎ…
ギャラリーをいくつか見た後、最後にこのアバウト・ザ・グッズというお店へ。
ここはどちらかといえばいえ確実に、ほかの場所より客層が若く、サーフ・カルチャー的な要素も混ざっている感じでしたが…
それほど若くもなく、サーフィンもしないメグミさんと私も(あっ、すみません、メグミさんは私より一回り若いのですが)、しっかりウォール・アートの前でこんな写真を撮らせていただきました!
イエイ!
ということで、気がつけば5年半近く続けさせていただいているこのコラム…5年前の記事をつい懐かしくチェックしてみたら、昨日着てたのと同じ服を着ていました…ってそんなことはどうでもいいのですが。
ずっと楽しみに読んでくださっている方、あらためてありがとうございます♡5年前に比べると確実に体力も記憶力も視力も何もかもが衰えてしまっている今日この頃ですが、これからもダウンタウンなう(←すでに死語?)をゆるゆるとお伝えしていけたらと思います。
よろしくお願いします(^-^) それではまた来月!
チヨ・フリン/Chiyo Flynn プロフィール
- 北海道室蘭市出身。3歳よりヤマハ音楽教室に通い始める。室蘭栄高校卒業。北海道教育大学特設音楽科卒業。在学中は熊谷玲子氏に師事。卒業後、ヤマハの講師として4年間故郷室蘭の子供たちを教える。1990年よりハワイ在住。ハワイ大学大学院ピアノ・パフォーマンス科卒業。在学中はピーター・コラジオ氏、その後ポール・リドン氏に師事。”CHIYO FLYNN PIANO STUDIO” をホノルルに設立。国際色豊かなローカルの子供たちを教える日々。 ライフワークとしてクアキ二病院で毎月ボランティア・コンサートを続けている。
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