アロハ!ヒロヨです。今回はハワイでのリアルな就活事情を調べるべく人材派遣会社の「アライアンスパーソネル」へ。日本とアメリカの違いや人材派遣会社を利用することで広がる仕事の可能性など、聞けば聞くほどお役立ち情報がザックザクのインタビューとなりました。
現在ハワイに在住している、またはアメリカで暮らすビザを持っていて、「ハワイで初めての仕事探しに挑戦!」という方や「子育てがひと段落したし、そろそろ仕事を始めてみようかな?でもブランクが心配」、「キャリアアップを目指したい」という方、ぜひ参考にどうぞ!
インタビューに答えてくれたのはこちらの3人。左からアライアンスパーソネル代表のジュンさん、マネージャーのアヤさん、スタッフのマキさんです。
ヒロヨ:「こんにちは。ハワイでの仕事探しというと、新聞のクラシファイドやインターネットを利用している人が大半だと思うのですが、アライアンスパーソネルを通して仕事探しをする場合、何か違いがあるのでしょうか?」
ジュンさん(以下ジュン):「ひとつはまだインターネットにも載っていない人材募集の情報を持っているということですね」
ヒロヨ:「え!そんな隠れた求人があるんですか?」
アヤさん(以下アヤ):「そうですね。企業によっては公に募集をしけないけれど、もしこんな人がいたら紹介してくれませんか、というお話がたくさんあり、どのエージェントにも出ていない求人情報をご提供できることもあります」
ヒロヨ:「それは個人では到底掴むことのできない情報ですね」
ジュン:「そうですね。それから自分が何の仕事をしたいか分からないという方も多いので、ご相談にのりながら、適した仕事を一緒に考えることもできます」
アヤ:「アライアンスパーソネルでは登録の際に面接を実施しているのですが、カウンセリングも兼ねているので、そこでその方の経験や希望を聞きつつ、マッチする職種や企業をご紹介しています。ご希望の場合はオフィス系ソフトウエアのスキルやタイピングのスピードなどオフィススキルを判断するテストも実施しています。そしてこれらのサービスがすべて無料です」
ヒロヨ:「無料なんですか?」
アヤ:「無料です。履歴書はもちろん英語で用意しないといけませんが、写真や年齢は記入の必要がないなどルールや書式も異なりますので、良い履歴書が作成できるようお手伝いもします」
マキさん(以下マキ):「まったく英語が無理という方は職歴のメモさえあれば、私たちが代わりに作成することもあります」
ヒロヨ:「そしてそれも無料…なんですよね。スゴイ」
マキ:「そうなんです。企業側からの報酬で成り立っているので利用者は無料でOKなんです。私はアライアンスパーソネルに登録しに来たのがきっかけでここで働くようになったのですが、面接や就職の相談にのってもらった後に、“…で、料金はおいくらでしょうか?”と心配になって聞いてしまったほどです(笑)」
ヒロヨ:「ですよね。疑いたくなるほど至れりつくせり…」
アヤ:「ほかのエージェントだと有料のサービスもあるようですが、ここではすべて無料です。私たちの会社を通すからといってお給料が安くなることもなく、一般の条件と同じ給料待遇となります。あと派遣のお仕事しかご紹介していないと思われがちなんですが、ご紹介するお仕事の大半は直接雇用です。もちろん派遣の仕事や派遣から直接雇用といった形態のお仕事もあります。また、面接に行かれたらその後のフォローアップもきっちり行いますので、合否が分からずそのままやり過ごす…ということはありません」
ヒロヨ:「まだ話始めて数分ですが、もう登録したくなってきました(笑)。ではハワイで初めての仕事探し、または子育てなどの理由でしばらく離職していた人たちが再就職先を探すにあたって、何かアドバイスはあるでしょうか」
アヤ:「まずは面接に来てもらって、カウンセリングを通してどんな仕事をしたいか、どんな仕事ができるか、向いているのかなどの情報を一緒に整理することからですね」
ジュン:「とくにハワイで初めての就職の場合、英語に自信がないなどの言葉の壁で諦めてしまう方もいらっしゃいますが、英語が話せなくてもお仕事はあります。ただ求人広告では日本語のみでOKという表記は法律で禁止されているんです。ですから、求人条件が日・英両語となっていても、実は日本語だけでも大丈夫ということもあるので、英語が話せなくてもお仕事をご紹介することは可能です。しかもウエブでは企業名や給与、待遇がはっきり記述されていない情報もありますが、ここに来ていただければ給与や残業の有無などの細かな条件もちゃんと提示することができるので、初めての方も安心して利用していただけます」
ヒロヨ:「給与欄が応相談ってよくありますよね。そこがクリアになるのはとてもうれしいです。ちなみに日本で取得した資格は、ハワイでの就職活動の際に有利になることもあるのでしょうか?」
ジュン:「日本の資格はハワイではなかなか参考にしてもらえません。アメリカで取得した資格であれば、仕事によっては優遇されることもありますが、資格よりも経験重視ですね」
ヒロヨ:「なるほど~。では離職期間が長い場合、再就職するにはやはり不利になるのでしょうか?」
アヤ:「子育てなどで長年休職していてブランクのある方でも、1週間後には就職先が見つかったというようなケースもあります。仕事をしていない時期を差し引いても人柄や協調性などのポイントが高ければ、うまくマッチングする仕事もあります。また最初にお話したオフィススキルなどのテスト結果が良ければブランクがあっても企業に推薦できる重要なポイントとなるので、不利な部分を有利な部分に代えられるようなサポートもしています」
ヒロヨ:「ハワイで企業との面接自体が初めてという方も多いと思いますが、服装などのアドバイスをされたりもするのでしょうか」
ジュン:「はい。日本のようにリクルートスーツで行く必要はありませんが、女性ならブラウスとスカートまたはロングパンツなどきちんとした格好であれば大丈夫です。まずは弊社での面接の際に、テストのつもりでご自分が思われるきちんとした格好で来られてみてはいかがでしょうか。ここでの印象が良ければ推薦できる就職先の可能性がさらに広がりますよ」
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