お洒落ビストロ系の流れを作ったのは…ラーメン店!
ダウンタウンの達人CHIYOさんがご案内!今月は、ここ数年のホノルル・グルメの流れの先駆けとも言えるラーメンビストロ「ラッキーベリー」をご紹介します。
公開日:2017.11.14
アロハ! CHIYOです。
11月ですね…いつのまにか。この時期、常夏のハワイもわりとお天気が不安定で、最近雨も多い気がします。
そんな中、傘を持ってダウンタウンの人気レストランに行ってきました! 次から次へとお洒落なお店がオープンし続けているホテル・ストリートですが、そんな流れの発端になったのではと思えるのがこちら、「ラッキー・ベリー」です。
ハワイの煉瓦系ビストロの流れを作った
ラッキーベリーのおしゃれラーメン普通のテーブルやカウンターもありますが、この日私たちが座ったのは、コミュニティ・テーブルという大きなテーブルの端っこでした。相席になった人とたやすく交流できることからのネーミングなのでしょうけれど、私とメグミさんはとくに反対端に座った人たちと交流することもなく、飲食に専念しました。
私がオーダーしたリリコイ・ミント・ソーダは、このお洒落なお店にふさわしく、ちょっと手がかかっている感じで美味しかったのですが、メグミさんのジンジャー・ビアは、味はともかく絵的にあまりに殺風景な感じで、レモンの輪切りもしくはミントの葉一枚でいいから浮かせてほしかったです。
でも、そんなじゃっかんの不満(?)も、このシュリンプ・エダマメ・ダンプリングで吹き飛びました。平たくいえば海老ギョーザの下に枝豆のペーストが敷いてある、お洒落な前菜です♡
ビーフのサラダは、最初運ばれてきた時、もう少しで「これ私たちオーダーしてません」と言いそうになったのですが、焼肉のような味つけのビーフの細切りが、葉っぱの中にけっこう隠されていました。サラダの上にビーフがよく見えるように並べる…という感覚は、まったくないのですね…。
そして人気のラーメン。4種類くらいあるうち、これはフンギ・ラーメン、つまりキノコのラーメンでとてもヘルシーな感じです。ちなみにこちらでは、ラーメンを残しても「お持ち帰りしますか?」と訊かれ、もしイエスと言えば、スープも入れられるそれ用の容器を持ってきてくれるんですよ~。のびた麺を持ち帰りたい人は、日本人にはいないと思いますが。
メグミさんの背景から垣間見られるかと思いますが、お客さんはやはりビジネスマンが多く、ミーティングのような風景も見られましたが、そうかと思えばモヒカンにサングラス、派手なシャツというハリウッドのギョーカイの人(意味不明)のような2人組がいたりするところが、ダウンタウンのおもしろさです。
一部はレンガ、一部は木、植物が置いてあったり、壺のようなものが置いてあったり…。
壁にはこんなハラジュク・ガール的なアートが飾られていたり、インテリアも都会的でいい感じ。ちなみにここのオーナーは、向かいに「ライブストック・タバーン」、その並びの2階に「チンチン」と、素敵なレストランやラウンジをオープンしています。
エスプレッソマシンで入れるお茶が人気の
ティープレッソで午後のひとときお食事の後は、雨で人もまばらなホテル・ストリートを歩き…。
エグゼクティブ・センターの中にある、「ティープレッソ・バー」へ。この辺りは、ロングス、ロス、ウォルグリーンなどいろいろなお店がぎっしり並び、とてもにぎやかです。
カウンターにはガラス壜に入ったいろいろな種類のお茶の葉があり、香りを確かめて選ぶことができます。
今日のスペシャル・ティーのサンプルは、ライチで甘味をつけたフルーツ・ティー。
まるで毒薬のような(?)デス・ウィッシュという名前のコーヒーは、とても強いコーヒーでカフェインが普通のコーヒーの2倍。オーガニック100%と言われても、どちらかといえば身体に悪いような気がするのですが…(汗)。
ちなみに、「ティープレッソというお店だしやっぱりお茶を飲むべきだよね~」と言いながら、メグミさんも私もなぜかカフェラテをオーダー。ラテアートもない普通の紙のカップに入ったラテだったので写真すらありませんが、でも普通に美味しかったです(^-^)
私事ですが…。じつはこの日は、年に一度の私のスタジオのリサイタルの2日後で、まだなんとなく疲れを引きずっていたため、写真にもしゃきっと感がなくなんかだらけたような雰囲気がかもし出されていますが…あっ、でもそれはいつものことでしょうか…(汗)。
今年も残りわずか…少し気を引き締めて、ホリデーシーズンを乗り切りたいと思います☆ みなさまも寒さに負けず、2017年の最後の仕上げの日々、がんばってくださいね!
それではまた来月 ☆彡
チヨ・フリン/Chiyo Flynn プロフィール
- 北海道室蘭市出身。3歳よりヤマハ音楽教室に通い始める。室蘭栄高校卒業。北海道教育大学特設音楽科卒業。在学中は熊谷玲子氏に師事。卒業後、ヤマハの講師として4年間故郷室蘭の子供たちを教える。1990年よりハワイ在住。ハワイ大学大学院ピアノ・パフォーマンス科卒業。在学中はピーター・コラジオ氏、その後ポール・リドン氏に師事。”CHIYO FLYNN PIANO STUDIO” をホノルルに設立。国際色豊かなローカルの子供たちを教える日々。 ライフワークとしてクアキ二病院で毎月ボランティア・コンサートを続けている。
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