夢のような隠れ家的ペントハウスを後にして…
はい、1階のプールサイドに戻ってまいりました。
先ほど説明したように、このプールを取り囲むようにしてラウンジなどの設備が配置されています。
その主要施設であり、サーフジャック自体に勝るとも劣らないほど話題になっている2つのお店が、ここにあるんです。
●レストラン・バー「マヒナ&サンズ」
このホテル唯一のレストランであり、プールサイド・バーの要素も兼ね合わせているお店。
カジュアルでありながら、インテリアにもメニューにも隅々まで趣向が凝らされていて、このレストランを目当てに訪れる人が後を絶たないほどの人気店となっています。
メニューは全てオリジナル。
新鮮な魚介を使ったポケやキムチ、ナムル、ベビーリーフやアボカドを一皿に盛った「マヒナ・ボウル」はランチで人気の一品。じつは、カイムキ地区にあるハワイ・オーガニック・レストランの草分け的存在「TOWN(タウン)」をはじめ、「Kaimuki Superette(カイムキ・スーパーレット)」、「Mud Hen Water(マッド・ヘン・ウォーター)」と話題のレストランを次々と成功させてきたシェフ、エド・ケニーさんが手がけるお店なんです。
ただ美味しいだけではない、今までハワイになかった「新しいなにか」を常に提示し続けてきたシェフならではの、粋なエッセンスがメニューにもインテリアにもあふれています。
それはたとえば、店内奥のテーブル席。
壁にはシャカサインのウォールペーパーが使われています。
無造作に置かれたアート、クッション、すべて個性が強い柄物なのに、ケンカせず、不思議な調和を見せています。なんだこのコーディネート術は…。
店内はわりと奥行きがあり、席数も豊富。ですがピークタイムには満席になってしまうので、ご注意を。
夜はライブミュージックも楽しめますよ。私が好きなマリアンヌ・イトウをはじめ、豪華なアーティストが次々と登場するので、これまた要注目です。
マヒナ&サンズ
<マヒナ&サンズ>
- 住所
- 412 Lewers St, Honolulu, HI 96815 ザ・サーフジャック・ホテル&スイムクラブ1階
- 電話番号
- 808-924-5810
●コーヒースタンド&セレクトショップ「オリーブ&オリバー」
このお店も、サーフジャックの人気の一旦、いや半分ぐらいを担っているんじゃないかというほど大人気のリマーカブルな存在。
ビーチタウン・カイルアをオシャレタウン・カイルアに昇格させたセレクトショップ「オリーブ・ブティック」と「オリバー・メンズ・ショップ」のオーナーカップルが、2つのお店のいいところをガッチャンコして開けたお店なのです。
このショップを目当てに訪れる人が後を絶たない…というフレーズがここでも起こっております。
セレクトショップでありながら、コーヒースタンドでもあるのですが…どうですか、この「どこを切り取ってもオシャレ」感。
この日は、ワイキキのブルーノ・マーズが美味しいコーヒーを淹れてくれました。
このコーヒーがまた、いいんですよ〜。アメリカ・シアトルのクラフトコーヒーブランド「カッフェ・ヴィータ(Caffe Vita)」の豆を使ったエスプレッソドリンクや水出しアイスコーヒーを出していて、コーヒー好きにぜひ試してほしい一杯です。
カップやスリーブもかわいいんですよ〜。
この日は不在でしたが、オーナーのパーカーさんがなかなかの色男なので、出会えるまでぜひこまめに通ってみてください。(なにその色男気になる!と思った方はこちら>>)
奥はセレクトショップになっていて、メンズ、レディースが半々ぐらいの分量で置かれています。
言わずもがなですが、どれもオシャレでかわいくて気が利いたものばかり。嘘なしに全部欲しい。欲しいものしか置いていない店です。アイテムを紹介し出すとキリがないので、ここではあえて写真は載せませんが、ぜひ足を運んで吟味してみてくださいませ!
オリーブ&オリバー
- 住所
- 412 Lewers St., 「ザ・サーフジャック・ホテル&スイムクラブ」1階, Honolulu, HI 96815
- 電話番号
- 閉店しました
ということで、ホテルのスペックです↓
この規模で、全室ラナイ付きというのも面白いですよね。
カルチャープログラムがかなり個性的で、さまざまなアーティストを招いてセミナーやワークショップをしたり、けっこう刺激的な内容なんですよ。ここでもサーフジャックの真髄を感じることができます。スペックにもある自転車貸し出しですが…。
こんなキュートな自転車なんです!
サーフジャックのロゴ入り。ホテルゲストは滞在中、自由に乗り回すことができます。話題のサーフジャック、いかがでしたか?
端的に言えば「むちゃくちゃオシャレなホテル」なのですが、ただ「見映えがいいものをバランス良く並べました」というコーディネート術ではなく、一本筋の通ったソウルがあると言うか、オシャレの中に深いメッセージ性を感じさせるんですよね。
だからこそ、ここにいるとバシバシと刺激を受け、触発され、インスパイアされまくります。アンテナの感度がビーンと上がる感じがするんです。
この規模だからこそ叶う、完璧なまでのこだわり。ハワイにもこういう世界の扉が開いたんだな〜と感嘆せずにはいられない、ずば抜けた感。今後、ブティックホテルの流れが加速していくと思いますが、サーフジャック的なものはあれど、ここまで徹底した世界観を貫けるものが登場するかどうか…。
あらゆる意味で、今後も注目です!
この記事を書いた人
マローン恵(メグミ)
アロハストリート副編集長。ワイキキ、マノア、モンサラット、マキキを経て現在はカイムキ在住。好きなものは地ビールと地コーヒーと地チョコレート(全部発酵食品!)。ハワイ島取材班としても意欲的に活動中。
Twitterアカウント:@Megumiinhawaii
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