ハワイのウクレレマスター、ジェイク・シマブクロ - メリークリスマス!12月のジェイクもアロハたっぷり
今年も世界中を飛び回ったウクレレマスターのジェイク・シマブクロさん。地元ハワイでの12月の活動の様子です。ブルーノート・ハワイでのライブのレポートもどうぞ!
公開日:2017.12.23
更新日:2018.02.09
アロハ!みなさん。
2017年も残すところあと少し…。常夏と言われるハワイも冬はけっこう涼しくなり、また雨季ということで雨や曇りの日も多くなって季節の移り変わりを感じています。そんな中、ウクレレマスターのジェイク・シマブクロさんは相変わらず精力的に活動中。先日は、「ファンタジー・フライト」というチャリティイベントに参加しました。
「ファンタジー・フライト」とはユナイテッド航空が毎年ホリデーシーズンに行っているイベント。身体が弱かったり障がいを持っていたり経済的な問題だったり、様々な理由で飛行機に乗ったことがない子どもさんとその家族に、“飛行機に乗って、サンタクロースのいるノースポールへ旅してもらおう”という企画。
世界各地で行われていて、今年は久しぶりにハワイ・ホノルルでも開催されたのだそうです。
ホノルル空港から飛行機に乗り、約1時間半の遊覧飛行を楽しんだ子どもたちと家族は、再びホノルル空港へ。到着した先は空港内の大きな格納庫で、そこは特別な「ノースポール」。サンタクロースやボランティアスタッフ、そしてジェイクも飛行機から下りてくる子どもたちを出迎えます。
クリスマスソングを弾いたり、子どもたちにウクレレのワークショップをしたり、ジェイクサンタも楽しそう〜!
ハワイのミュージシャン、ブライアン・トレンティーノ(写真右端)、ハーブ・オオタ・ジュニア(写真中央)、クリス・カマカ(写真右から2人め)らは、遊覧飛行にも同乗し、子どもたちとの時間を過ごしたのだそう。
写真左端のレオは、Music for Life FoundationというNPO団体の主宰。昨年、ジェイクがカマカウクレレ100本を修繕してハワイの学校に戻した…というプロジェクトを進めた団体です。
(その時の詳細はこちら ↓)
今回も、ハワイの子どもたちのためにとMusic for Life Foundationがウクレレを寄付、ウクレレを手にした子どもたちはとても喜んでいたそうです。ステキな活動ですよね。
「様々なサポートがあって、飛行機にほとんど乗ったことがない子どもたちがスペシャルな体験をする…本当に素晴らしいイベントだと思います。そして、その場にハワイのミュージシャンが集まって、子どもたちのために何かできるというのは、とても意義深いこと。僕たちも楽しませてもらいました!」とジェイク。
ハワイの人たちって、やっぱり温かくてアロハいっぱいですね。参加したお子さんたちも、きっと最高のホリデーを迎えられたことでしょう。
(上記写真提供: JS Entertainment)
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そして!2017年を締めくくるライブとして、12月21日〜23日にワイキキのブルーノート・ハワイでのライブも開催。最高に盛り上がった、12月21日(木)の様子をご紹介しますね。
クリスマスムードたっぷりのアウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾート内。クリスマスツリーの奥に、開場待ちの人たちが並び始めているところでした。
はい、こちらブルーノート・ハワイのエントランスです。これからのライブを想像すると、ここに立つだけでワクワクしちゃいます。
今回ジェイクのライブは、ハワイ出身ベースのディーン・タバ、ドラムのノール・オキモトとのトリオ構成。
さらにメインランドで活躍するチェロ奏者のミーナ・チョウをゲストに迎えての豪華なステージとなりました。
ビートルズの「Eleanor Rigby」やクイーンの「Bohemian Rhapsody」、レナード・コーエンの「Hallelujah(ハレルヤ)」などをウクレレ&チェロで演奏。ジェイクのライブでは何度となく演奏されているナンバーですが、重厚感と躍動感を兼ね備えたミーナのチェロとの演奏はこれまでのどれとも違う新鮮な響きに感じます。
ディーン&ノールとのトリオステージは、ちょっと久しぶりな感じ。ジェイク自身が「彼らは僕のメンターたち。一緒に演奏できるのは本当に光栄」と言うだけあって、とにかく息がぴったり。二人と演奏するジェイクがあまりに楽しそうで、客席もハッピーでご機嫌な気分に包まれました。
「Me & Shirley T」や「Orange World」など、ハワイではちょっと久しぶりのオリジナルナンバーも、このトリオが演奏するとやっぱりしっくりくるというか…。それぞれのソロやアドリブも盛りだくさん、とにかく最高の雰囲気でしたっ!
ハナホウは、全員がステージへ上がっての「All I Want For Christmas Is You」!!!!!このシーズンならではの締めくくりに会場の盛り上がりも最高潮。あー、楽しかった〜。メリー・クリスマス!!
最後に、アーティスト全員のグループショットを撮影させて頂きました。
左からロコアーティストのロン・アーティス(ギター&ボーカル)、ノール・オキモト(ドラム)、ジェイク・シマブクロ(ウクレレ)、ミーナ・チョウ(チェロ)、ディーン・タバ(べース)、そしてサウンド担当のマイク・ブラウン。
みなさん、すてきな夜をありがとうございました〜。そしてジェイク、今年もたくさんのアロハをありがとうございました!2018年もいろいろな企画を考えているというジェイク、その活躍がますます楽しみですね。
■■必見!2018年今後のジェイク in ハワイ情報!■■
★2018年1月12日(金)
Hawaii Performing Arts Festival - Fairmount Orchid Ballroom
(ハワイ島・ワイメア)★2018年1月13日(土)
The Palace Theatre(ハワイ島・ヒロ)
開場:18:00 開演:19:00★2018年3月17日(金)
Castle Theater(マウイ島)
- ジェイク・シマブクロ
(Jake Shimabukuro)- 1976年11月3日生まれ/ハワイ州ホノルル出身。
4歳からウクレレを始め、1998年ピュア・ハートのメンバーとしてデビュー後、2002年ソロデビュー。ウクレレの特性を活かしながらロックやジャズ、ブルースなどのあらゆる音楽を取り込んだそのスタイルは、ハワイのみならず世界中のミュージック・シーンに大きな衝撃を与え続けている。- 【公式サイト】
www.jakeshimabukuro.jp(日本語)
www.jakeshimabukuro.com
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