古代ハワイアンの人々の間で使われてきた「ハワイ語」は、いまでは英語とともにハワイ州の公用語に指定されています。今回はハワイのさまざまな場所で見かけたり、耳にすることの多い定番のハワイ語をまとめてご紹介!
ハワイ語のもくじ
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あいさつのハワイ語
●アロハ/aloha
こんにちは、さようなら、ありがとう、愛しています、など
ハワイを代表する言葉で、日常のあいさつに使われるだけでなく、幅広い意味を持っています。「aloha」は「Akahai(思いやり)」、「Lokahi(調和)」、「Olu'olu(喜び)」、「Ha'a ha'a(謙虚)」、「Ahonui(忍耐)」という5つのハワイ語の頭文字から成り立っており、ハワイの人々が持つ「アロハスピリット」を表す言葉として大切に扱われています。
●マハロ/mahalo
ありがとう、感謝、敬意を評する、など
主に「ありがとう」の意味で使われることが多い言葉です。さらにていねいに感謝を伝える言葉として、「たくさん」や「大きい」の意味を持つ言葉を組み合わせた「Mahalo nui loa(マハロ・ヌイ・ロア)」もあります。
●エコモマイ/e komo mai
ようこそ、いらっしゃい
英語での「Welcome」と同様に、歓迎の意味を持つ言葉です。ハワイの空港の到着ロビーや観光地などにサインが掲げられていたりします。
●アフイホウ/a hui hou
また会いましょう、ごきげんよう、など
●ハナホウ/hana hou
もう一度、アンコール、など
コンサートなどでミュージシャンの演奏が終わった際、「アンコール!」のかけ声として「ハナホウ!」が使われます。
●メレカリキマカ/Mele Kalikimaka
メリー・クリスマス
ルールのハワイ語
●コクア/kokua
助け合う、協力する、など
ザ・バスなどの交通機関の車内アナウンスで耳にすることが多い言葉。「〜〜にご協力をお願いします。」という意味で「Please kokua〜〜」などと使われます。
●カプ/kapu
禁忌、禁止、など
英語の「タブー」と同様の意味を持つ、強く禁じる言葉です。ハワイの人々が神聖に扱う場所「ヘイアウ」(古代の神殿跡)への立ち入りを禁止するサインなどに書かれていることがあります。
●パウ/pau
終わり、 おしまい
英語の「フィニッシュ」と同様の意味を持ちます。「終わりましたか?」の意味で「Are you pau?」といった使い方をします。
食べもののハワイ語
●アヒ/ahi
マグロ
ハワイ近海で獲れるのはメバチマグロが多く、ハワイの人々は生のまま「ポケ」にしたり、軽く炙り「シアード・アヒ」といった料理にして食べることが多いです。
●オノ/ono
サワラ(魚)
主に魚のサワラを指しますが、頭に「'」(オキナ)がついた「'ono」は「おいしい」の意味になります。ハワイでは英語の「Delicious(おいしい)」と「'ono」を組み合わせた「Onolicious(オノリシャス)」という言葉もよく使われます。
●マヒマヒ/mahi mahi
シイラ(魚)
●ポケ/poke
シーフードの切り身
アヒ(マグロ)やサーモンなど、生の魚介類を細かくぶつ切りにしたものを指します。料理としての「ポケ」もあり、魚介の切り身をしょうゆやごま油などで合えたもので、ハワイのローカルフードとして人気です。
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●ラウラウ/lau lau
豚肉などを葉っぱで包んで蒸した料理、包む、などラウラウと言えば豚肉や鶏肉などを葉っぱで包んで蒸したハワイの伝統料理。ラウは「葉」、ラウラウは「包む」という意味もあり、タロイモの葉っぱとティリーフを使って食材を包むラウラウの調理法がそのまま名前になっています。
●ハウピア/haupia
ココナッツミルクでできたハワイの伝統的なデザート●ププ/pupu
前菜、おつまみ、などレストランのメニューなどにある「ププ」は、食事のメインディッシュの前にいただく前菜の意味を持ちます。またバーなどで言う「ププ」はおつまみを指し、小さな一品料理などが多いです。
●ルアウ/luau
宴、屋外ショー元々はタロの葉という意味で使われていましたが、タロを使った料理がパーティで出さることが多かったり、いろいろな理由から祝宴という意味で使われるように。現在ではハワイの伝統料理を食べながらショーを楽しむエンターテインメントとして、アクティビティにもなっています。
●パウ・ハナ/pau hana
仕事終わり、アフター5「終わる」の意味を持つ「パウ(pau)」と、「仕事」の意味を持つ「ハナ(hana)」が組み合わさった言葉。レストランやバーなどでは「パウハナ・タイム」、「パウハナ・メニュー」として、お酒や料理を割安で提供するハッピーアワーを実施しているところも多いです。
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●カロ/kalo
タロイモ古代にポリネシア人が持ち込んだお芋で、ハワイの人々の主食として大切にされてきました。「talo(タロ)」とも呼ばれています。蒸して潰して、練ったものは「ポイ(poi)」と呼ばれ、いまでもロコの食卓で食べられているほか、ハワイアン料理を提供するレストランなどでも食べることができます。
自然・動物のハワイ語
●ホヌ/honu
海ガメハワイの周辺に生息している「アオウミガメ」のことで、古くからハワイの人びとに「幸運の象徴」として親しまれています。ビーチで甲羅干しをしている姿をよく見ることができますが、州の法律で近寄ったり触れたりすることは禁じられているのでご注意を。
ホヌ見学の禁止事項など詳しくはこちら↓↓↓
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●ネネ/nene
ハワイガン(雁)ハワイ州鳥に指定されている雁。大昔に欧米からやってきた渡り鳥ですが、当時のハワイ諸島に天敵となる動物がいなかったため、飛ばない鳥として進化をしました。しかし近代、ネズミ退治のために輸入されたマングースによってネネの生態系が脅かされ、現在は保護の対象として大切に守られています。ハワイ島の火山国立公園やマウイ島のハレアカラなどに生息しています。
●ナル/nalu
波●カイ/kai
海ハワイ内の地名でもよく使われています。
●ナイア/naia
イルカハワイ近海に暮らすイルカ。「マグロが近くにいる場所を教えてくれる」と言い伝えられ、ハワイの漁師にとって神聖な存在として大切にされています。
●マウカ/mauka
山側●マカイ/makai
海側火山でできた島であるハワイでは、場所の説明として「山側」や「海側」を使います。たとえばホノルルの大きなショッピングモール「アラモアナセンター」でトロリー乗り場の場所を聞くと「マカイ(海側)だよ!」といった説明がされたりします。
●アイナ/'aina
大地ハワイ語でアイナは「大地」の意味。カマアイナは「この大地に属する人」という意味で、ハワイ州民のことを指します。
●アヌエヌエ/'anuenue
虹ハワイは雨季になると毎日のように虹が見られることから「レインボーステイト(虹の州)」と呼ばれています。また「No rain, no rainbow(雨が降らなければ虹も出ない)」ということわざもあるように、ハワイの人びとは虹を大切に思っています。
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花のハワイ語
●オヒア・レフア/ohi’a lehua
オヒア・レフアハワイの固有種であるオヒアは、幹の部分が「オヒア」、赤い花の部分が「レフア」、総称で「オヒア・レフア」と呼ばれています。ハワイ島の島花として有名。
●ピカケ/pikake
ジャスミンハワイに咲くトロピカルな花や植物など詳しくはこちら↓↓↓
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人にまつわるハワイ語
●カネ/kane
男性●ワヒネ/wahine
女性主にお手洗いの入り口で見かけることができるハワイ語。ときどき女性・男性の目印がなく、アルファベットで「kane」や「wahine」のみの表示しかされていないお手洗いもあるので、覚えておくと間違えずに済みます。
●ケイキ/keiki
子ども水族館や動物園などの子ども料金の表示に使われていたり、レストランの子ども用メニューに「keiki menu」と表示がされていたりします。
●オハナ/'ohana
家族、仲間、家、など血の繋がった家族や親戚はもちろん、ハワイではお互いに助け合い、絆を持つ人にたいしても「オハナ」を使います。
●クプナ/kupuna
祖父母、祖先、シニア、など●カマアイナ/Kamaʻaina
土地の人、ローカル、ハワイ在住者現在ではハワイ在住者を指す言葉として使われています。観光地での入場料やレストランでの食事など、カマアイナ向けの料金が設定されているところも多数!
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