ハワイ語(ʻŌlelo Hawaiʻi)は、ハワイ諸島で育まれたポリネシア系の言語で、「Aloha(アロハ)」や「Mahalo(マハロ)」といった言葉が有名。現在ハワイでは英語とともに公用語に指定されています。今回はハワイのさまざまな場所で見かけたり、耳にすることの多い定番のハワイ語をまとめてご紹介!
ハワイ語のもくじ
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1.挨拶のハワイ語:最初に覚えたい言葉
ハワイ語(ʻŌlelo Hawaiʻi)を学ぶなら、まず挨拶から!ハワイの温かい文化を感じる基本フレーズを紹介します。
- Aloha(アロハ) - 「こんにちは」、「さようなら」、「愛」を意味する万能な挨拶。「aloha」は「Akahai(思いやり)」、「Lokahi(調和)」、「Olu'olu(喜び)」、「Ha'a ha'a(謙虚)」、「Ahonui(忍耐)」という5つのハワイ語の頭文字から成り立っており、ハワイの人々が持つ「アロハスピリット」を表す言葉として大切に扱われています。
- Mahalo(マハロ) - 「ありがとう」の意味で使われることが多い言葉です。さらにていねいに感謝を伝える言葉として、「たくさん」や「大きい」の意味を持つ言葉を組み合わせた「Mahalo nui loa(マハロ・ヌイ・ロア)」もあります。
- E Komo Mai(エ・コモ・マイ) - 「ようこそ!」。おもてなしの心を表します。
- Pehea ʻOe(ペヘア・オエ) - 「元気?」と気軽に聞けるフレンドリーな言葉。
- A hui hou(ア・フイ・ホウ) - 「また会いましょう」。別れ際にぴったりです。
- Hana hou(ハナホウ) - 「もう一度、アンコール」など。コンサートなどでミュージシャンの演奏が終わった際、「アンコール!」のかけ声として「ハナホウ!」が使われます。
- Mele Kalikimaka(メレカリキマカ) - 「メリー・クリスマス」。
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2.ルールのハワイ語:秩序を表す言葉
- Kokua(コクア) - 「助け合う」、「協力する」など。ザ・バスなどの交通機関の車内アナウンスで「Please kokua〜〜(〜〜にご協力をお願いします)」などと使われます。
- Kanawai(カナワイ) - 「法律」、「ルール」。
- Kuleana(クレアナ) - 「責任」、「義務」。
- Kapu(カプ) - 「禁止」、「タブー」。ハワイの人々が神聖に扱う場所「ヘイアウ」(古代の神殿跡)への立ち入りを禁止するサインなどに書かれていることがあります。
- Pau(パウ) - 「終わり」、「おしまい」。英語の「フィニッシュ」と同様の意味を持ちます。「終わりましたか?」の意味で「Are you pau?」といった使い方をします。
3.食べ物のハワイ語:食文化を楽しむ
- Poi(ポイ) - タロイモの伝統的な主食。「Kalo(カロ)」もタロイモを意味します
- Lau Lau(ラウラウ) - 豚肉などを葉っぱで包んで蒸した料理。ラウは「葉」、ラウラウは「包む」という意味。
- Lomi Lomi(ロミロミ) - サーモンとトマトのサラダ。
- Poke(ポケ) - 「魚の切り身」。アヒ(マグロ)やサーモンなど、生の魚介類を細かくぶつ切りにしたものを指します。料理としての「ポケ」もあり、魚介の切り身をしょうゆやごま油などで合えたもので、ハワイのローカルフードとして人気です。
- Haupia(ハウピア) - ココナッツミルクでできたハワイの伝統的なデザート。
- Mahi Mahi(マヒマヒ) - 「シイラ(魚」。
- Ono(オノ) - 「サワラ(魚」)。主に魚のサワラを指しますが、頭に「'」(オキナ)がついた「'ono」は「おいしい」の意味になります。ハワイでは英語の「Delicious(おいしい)」と「'ono」を組み合わせた「Onolicious(オノリシャス)」という言葉もよく使われます。
- Pupu(ププ) - 「前菜」、「おつまみ」、など。レストランのメニューなどにある「ププ」は、食事のメインディッシュの前にいただく前菜の意味を持ちます。またバーなどで言う「ププ」はおつまみを指し、小さな一品料理などが多いです。
- Luau(ルアウ) - 「宴」、「屋外ショー」。元々はタロの葉という意味で使われていましたが、タロを使った料理がパーティで出さることが多かったり、いろいろな理由から祝宴という意味で使われるように。現在ではハワイの伝統料理を食べながらショーを楽しむエンターテインメントとして、アクティビティにもなっています。
- Pau Hana(パウ・ハナ) - 「仕事終わり」、「アフター5」。「終わる」の意味を持つ「パウ(pau)」と、「仕事」の意味を持つ「ハナ(hana)」が組み合わさった言葉。レストランやバーなどでは「パウハナ・タイム」、「パウハナ・メニュー」として、お酒や料理を割安で提供するハッピーアワーを実施しているところも多いです。
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自然・動物のハワイ語:ハワイの大地を感じる
- Kai(カイ) - 「海」。ハワイ内の地名でもよく使われています。
- Nalu(ナル) - 「波」。
- Mauna(マウナ) - 「山」。例:Mauna Kea(マウナ・ケア)。
- Mauka(マウカ) - 「山側」。
- Makai(マカイ) - 「海側」。
- Aina(アイナ) - 「大地」。
- Anuenue(アヌエヌエ) - 「虹」。
- Honu(ホヌ) - 「ウミガメ」。ハワイの周辺に生息している「アオウミガメ」のことで、古くからハワイの人びとに「幸運の象徴」として親しまれています。州の法律で近寄ったり触れたりすることは禁じられているのでご注意を。
- Naia(ナイア) - 「イルカ」。
- Nēnē(ネネ) - 「ハワイガン(雁)」。ハワイ固有の州鳥。ハワイ島の火山国立公園やマウイ島のハレアカラなどに生息しています。
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花のハワイ語:ハワイの南国ならではの植物を学ぶ
- Aloalo(アロアロ) - 「ハイビスカス」。ハワイの州花です。
- Pua(プア) - 「花」全般を指す言葉。
- Ohia Lehua(オヒア・レフア) - ハワイの固有種であるオヒアは、幹の部分が「オヒア」、赤い花の部分が「レフア」、総称で「オヒア・レフア」と呼ばれています。ハワイ島の島花として有名。
- Plumeria(プルメリア) - 香り高いレイの定番。
- Pikake(ピカケ) - 「ジャスミン」。
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人にまつわるハワイ語:心をつなぐ言葉
- Ohana(オハナ) - 「家族」、「仲間」、「家」など。血の繋がった家族や親戚はもちろん、ハワイではお互いに助け合い、絆を持つ人にたいしても「オハナ」を使います。
- Kane(カネ) - 「男性」。
- Wahine(ワヒネ) - 「女性」。主にお手洗いの入り口で見かけることができるハワイ語。ときどき女性・男性の目印がなく、アルファベットで「kane」や「wahine」のみの表示しかされていないお手洗いもあるので、覚えておくと間違えずに済みます。
- Kamaʻaina(カマアイナ) - 「土地の人」、「ローカル」、「ハワイ在住者」など。現在ではハワイ在住者を指す言葉として使われています。観光地での入場料やレストランでの食事など、カマアイナ向けの料金が設定されているところも多数!
- Keiki(ケイキ) - 「子供」。水族館や動物園などの子ども料金の表示に使われていたり、レストランの子ども用メニューに「keiki menu」と表示がされていたりします。
- Makua(マクア) - 「親」。
- Kupuna(クプナ) - 「祖父母、祖先、シニア」など。
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ハワイ語を少しでも知っていると、看板やメニューが理解できたり、現地の人との会話が弾むことも! 旅行前に基本フレーズを覚えて、ハワイの文化を肌で感じましょう。
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