カハラホテル/ホクズ - 圧倒的リゾート感!海前レストランがリニューアル

カハラホテル/ホクズ - 圧倒的リゾート感!海前レストランがリニューアル

ザ・カハラ・ホテル・リゾートのメインダイニングが改装を終え、リニューアルオープン。気になる新メニューと店内を公開!

公開日:2018.05.09

更新日:2018.12.04

編集部体験レポート

※こちらの記事は2018年5月9日に公開されたものです。

アロハ!ヒロヨです。
去年、ザ・カハラ・ホテル&リゾート内のメインダイニング「ホクズ」の改装が終了! というわけで、お披露目&テイスティングを兼ねたメディア・イベントに参加してきました。改装後変わったポイントは以下の2点。

インテリアが新しくなってグレードアップ
メニューが一新!

一体どんなふうにアップグレードされたのか興味津々です。まずは店内のビフォーアフターをチェック。

 

エントランス:Before

まずはエントランス。以前はこんな感じでした。

After

そして今はこう!

 

モダンで重厚な感じがしますよね。ウッド調のドアのデコレーションは、ココナッツシェルを使用。ドア周りにもココナッツシェルがレイアウトされています。

キッチンカウンター:Before

After

新カウンターにはエントランスと同じくココナッツシェルがレイアウトされ、大きな星のマークがあしらわれています。星はハワイ語で「ホク」。そう、店名にもなっているホクがデザインの一部に取り入れられているのです!

 

インテリア:Before

After

改装後がこちら。

中央にある星をモチーフにした大きなランプのほか、ボックス席や椅子など、変わりましたね~。床もダークブラン系に張り替えられ、上品な空間が広がります。

店内は大改装されましたが、このパノラミックなビューは変わりません。取材日は小雨がぱらつく曇り空だったため、写真がちょっと暗めですが、それでもため息がでるような「ザ・リゾート」な景色は海前レストランならでは。

ホクズの料理長を務めるエリックシェフ。繊細で洗練された味わいの中に、彼の人柄やルーツを表現したかのような温もりを感じる料理が評判です。

 

レストランの改装とともに新しくなったメニューは、地元の農家と提携した食材を使い、世界の料理のエッセンスを取り入れたグローバル・ハワイアン・キュイジーヌ。以下の4つのテーマに分かれてメニューが並びます。

LAWAI’A---ザ・フィッシャーマン「The Fisherman」
HOLO KAHIKI---ザ・ヴォイジャー「The Voyager」
KILO HOKU---ザ・ステアーズマン「The Steersman」
MAHI’AI---ザ・ファーマー「The Farmer」

今回は、上記のカテゴリーから各1品ずつご紹介します!

とその前にアミューズ&パンから。

お吸い物のようなやさし~い魚のダシに手作りかまぼこが入ったスープ。ほんわか胃が温まります。

手前からサワードウ、ライスクラッカー、クロワッサン。サワー・ドーは100%ホールウィートを使用し、ライスクラッカーはグルテンフリーで卵も乳製品も使用していないのでアレルギーの方も安心です。

丸いクロワッサンって珍しいですよね。ローズマリーの香りがしてサックサク。ついつい食べ過ぎてしまいがちですが、メインのお料理のため胃袋のスペースを確保すべく、ここは我慢。

では新メニューいってみましょう!

 

LAWAI’A---ザ・フィッシャーマン:コナ産カンパチのクルード

ザ・フィッシャーマンは、プライベートでよく釣りに出かけるというエリックシェフが情熱を注ぐシーフードセクション。コナ産カンパチのあっさりした味わいにスパイシーパイナップルとハラペーニョのフルーティ&ピリ辛のコンビネーションが斬新。アヒ・アマリージョという南米産のチリを使ったソースはペルー料理の影響です。

ペルーに住んでいた時、生のアヒ・アマリージョやペースト状になったもの、サルサなどよく食べていたので、なんだか懐かしい~。あの庶民派の食材がこんなに美しく料理に使われるなんて…。

見た目は激辛っぽいですが、マイルドな辛さで旨味もちゃんと感じられるソースがカンパチの旨味を引き出しています。

 

HOLO KAHIKI---ザ・ヴォイジャー:タコの香味焦がし焼き

2品めはタコの香味焦がし焼き。ザ・ヴォイジャーは世界中の様々な食文化を取り入れたメニューがコンセプトです。

このひと皿は、ペルー料理の「ロモ・サルタード」からアイデアを得たそう。一般的なロモ・サルタードは、牛肉、野菜、フライドポテトをスパイスとビネガーで炒めたものですが、エリックシェフは牛肉の代わりにタコを使用。

初めてタコ版を食べましたが、この組み合わせ「アリ」です。ローカル産のターメリックを使用したスービーズ・ソースをつけて食べると甘味が加わってまた違う美味しさが楽しめます。

 

KILO HOKU---ザ・ステアーズマン:モイの唐揚げ

エリックシェフの今までの経験を基にした創作料理が並ぶザ・ステアーズマンのカテゴリーからはモイの唐揚げが登場。

かつてハワイの王族しか食べられなかったというモイ。ハワイでも珍しい魚なのかなと思いきや、エリックシェフにとってモイは小さい時から親しんできた魚なのだそう。白身なのですが脂も乗っているので、私はお店のメニューでモイを見かけるとついつい頼んでしまう好物の魚です。

皮がカリッカリ、身はふっくらという理想的に揚がったモイの下には、干し貝柱となめこ入りの旨味たっぷりご飯。海の香りが口の中いっぱいに広がり、幸せな気持ちに。

私、カリッカリなものにナイフを入れる瞬間が大好きでして…。テンションが跳ね上がりました。食感って重要ですよね!

 

MAHI' AI---ザ・ファーマー:コロラド産ラムラックの香草ハワイアンソルト焼き

ここでお肉が来た! しかも大好きラム!

柔らかそうでしょ?
柔らかいんです。

食べながらほくそ笑む…。

ザ・ファーマーにはその名の通り地産地消にこだわり、地元産の野菜をふんだんに使用した料理が勢ぞろい。コロラド産ラムラックにはミントとザクロのガストリックソースが添えられ、肉の旨味が存分に味わえます。

オレンジ色のフムスには、ロコが大好きなウルと呼ばれるブレッドフルーツが入っているせいか、不思議な深みのあるテイスト。私はお肉にもつけて食べてみたのですが、それが上の写真の表情になった理由です。もう美味しいしか言えません

 

そして最後はデザート。さっぱりしたタンジェリンソルベと濃厚なチョコレート&キャラメルが相性抜群! エレガントなデコレーションも「さすがだな~」と思わざるを得ません。

ずっと眺めていたいと思いながら、気がついたら完食していました(笑)。美しさに刺激され、食欲が暴走した模様…。

 

 

ご紹介した料理はテイスティングサイズですが、実際に提供される料理は以下のギャラリーからどうぞ。

ラグジュアリーホテルのレストランと聞くと、ちょっとだけ身構えてしまいがちですが、私にとってホクズは「落ち着く、和む」という印象。新しくなった店内の雰囲気、心のこもったサービス、そしてエリックシェフの人柄を感じるていねいな料理、これらのすべてがとても心地よく「またここで食事を楽しみたいな」と思わせる魅力がホクズにはあります。

お腹も心も満たされてとても優雅な時間を過ごし、お店を出た途端「あ、オフィス戻らなきゃ」というものすごい現実感に(笑)。次回の訪問をご褒美に、お仕事頑張るぞとひっそり心の中で誓いました。

ホクズ

住所
5000 Kahala Ave, ザ・カハラ ・ホテル&リゾート内 Honolulu HI 96816

GoogleMAPで見る

電話番号
808-739-8760

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