※この記事は2018年5月23日に公開されたものです
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アロハ! メグミです。
私がいるこのお店、どこかと言いますと…。
こちら!
5月14日(月)にソフトオープンした新レストラン「ZIGU(ジグ)」です!
「アロハテーブル・ワイキキ」「グーフィー・カフェ&ダイン」「ヘブンリー・アイランド・ライブスタイル」といった人気レストランを運営しているZETTON, INC.による、待ちに待った新しいレストラン。
今回は、なんとZETTONのハワイでは初となる和食!
じつは、2016年1月に公開したこちらのインタビューでも、すでにこのZIGUの構想は、出ていたんですよね。
↑画像をクリックすると、インタビュー記事に飛びます。
この時は「2016年、ワイキキにあと2店舗オープンする」ということで、このZIGUのことが語られていたのです。が…。
場所がなんと「1935年に建てられた歴史指定建造物」。
しかも、ワイキキはハワイの中でも特別区にあたり、改装工事や飲食店営業に関するもろもろの法的ルールが非常に厳しく、準備が難航している…というお話は、この2年間、折りに触れ、お聞きしていました。そんな念願の新レストランZIGUが、ついにオープン!
ついに…!
あの時、菊地さんが語っていた構想が、夢が、思いが、現実になったのですね〜。興奮を抑えきれず、鼻息荒く、お店に出かけてきましたので、レポートさせていただきたいと思います。
今回は、写真多めでご紹介します!かなり長い記事になってしまったので、時間のない方は、下記のもくじから、気になるところをクリックしてご覧くださいませ。
ZIGUもくじ
店内の様子…古い建物をこうアレンジしたとは!
エントランスをくぐると、コミュニティテーブル的な大きめダイニングテーブルのあるホールエリアが。
外から見るのとは印象が異なり、日本の古民家を思わせるウッディな雰囲気です。
天井の梁は、79年前に建設された当時の素材を、そのまま活かしたもの。
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天然木の質感を活かしたカウンター。椅子など、所々にメタルが使われているのも、素敵です。
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カウンターの上の吊り棚には、ずらりと日本酒&焼酎が並びます。獺祭もありますね〜。
建物は、うなぎの寝床のような感じで、奥へと長い造りになっています。
ずずずいと進むと、2人がけテーブル席と、カウンターのエリアがあります。
カウンターはオープンキッチンになっています。
シェフ…いや、板前さんたちの仕事ぶりが、丸見えです。ドキドキ…!
こういう仕事風景にグッとくるのは、私だけでしょうか?
いや、みんな好きなはずだ!(笑)。さて。
カウンターの奥には、手打ちうどんルームと、その隣にはさらに客席フロアがあります。このフロアには仕切り戸があり、個室のように使うことも可能なのだとか。そして…。
テラス席もあります!
このテラスが、かなり広々として開放的で、素敵なんですよ〜。
ぐるりと緑に囲まれているので、ワイキキの中心にいるのに街の喧騒を感じない、特別な空気が流れています。
今回は、このテラス席の一角で、ディナーを味わうことに。
ワクワク…!シャンパンを注いでくださったのは、スタッフのSUNNYさん。
こちらのお店、ユニフォームも素敵なんです。カンパーイ!
ご報告が遅くなりましたが、今回はメグミこと私(右)のほか、リツコ編集長(中央)とヨリエ(左)も一緒に来ています。
ではでは、気になるお料理のご紹介へと移りましょう!
ZIGUのおすすめメニューを、片っぱしから味わってきましたよ〜!料理…これがZIGUの真髄だ!
お料理はどれも、地元ハワイ産の新鮮な食材をふんだんに使ったものばかり。
ハワイの食材が、和の形にちゃんと馴染んでいて、「お〜、こうきたか!」と、ひとつひとつに感動してしまいます。これからZIGUに行く方、下記メニューの中からオーダーすれば間違いありませんので、ぜひご参考にしていただければと思います。
●ハワイ産野菜の自家製ピクルス($6.50)
コリッコリのヤシの新芽、色鮮やかなパプリカ、とうもろこしなど。酸味にトゲトゲしさがなく、やさしく漬かっています。お酒のおつまみにも良いですよ。
●ヤシの新芽の天ぷら($11)
細長く切ったヤシの新芽と、この日はわらびの天ぷらも一緒に出てきましたが、わらびは季節によっては変わるかもしれません。
カラマンシーをさっと絞ってどうぞ。●マカデミアナッツときんぴらゴボウ マンゴークリームチーズ($6.50)
厚めにカットされたごぼうの、やわらかいこと!
マンゴークリームチーズのトロピカルさと、意外にも相性バツグンなんです。●燻製ローカルエッグのポテトサラダ($7)
これはもう、卵アレルギーとかでない方はマストでオーダーしてください。
●近海マグロとコナ産カンパチのポキ寿司(4個で$12)
こちらも、生魚が食べられないといった場合を除き、マストでオーダーしてください。
●カウアイ島産ワサビシュリンプ($13.50)
こちらも甲殻類が食べられない方以外はマストでオーダーを…って、すべてのコメントが「マスト押し」になってしまう(笑)。
カウアイ島産のエビは、殻ごと食べられるソフトシェルが特徴ですが、こちらの一品はその持ち味が最大限に引き出されています。頭はパリッと、殻はふわっと、身はプリップリ。わさび風味のアイオリソースも最高です。
ああ、見た目も美しい…。
器も凝っていて、素敵なんです。さすが、ZETTONクオリティ!
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お寿司にはレンコンチップが添えられています。ご飯のまわりには、湯葉? 昆布? なにかが巻かれています。
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「ふむ、これは………うまい!」
とろけるポケと、パリッとしたレンコンとの、食感のハーモニーも最高です。 -
燻製した卵が、ごろごろ。ポテトサラダと豪快に混ぜて、いただきます。黄身がとろっと、絶妙な半熟加減です。
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「んん〜〜!こ、これはうまい!!」
燻製卵の香ばしさといったら!これだけでも食べに来たいほどです。
料理紹介、まだまだいきますよー!
続いては、「お鍋」。
そう、ZIGUでは、お鍋が味わえるのです。
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ローカルケールとポノポークのビッグアイランドジンジャー鍋($19)
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生姜がきいたおつゆで、しゃぶしゃぶします。ケールの青々しさがまぶしいほどだ。
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ローカルロメインレタスと鶏の水炊き($19)
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鶏白湯スープの中に、大きな鶏肉がごろっと。
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この鍋がですね…どちらも出汁が最高に、うまい!
お肉も野菜もローカル産の新鮮・上質なものを使用していて、だのに日本の味なのです。私も最初は「ケールとしゃぶしゃぶって…」と思ったのですが、豚しゃぶとケール、抜群のコンビネーションでした。「水炊きには白菜でしょう」とも思いましたが、これまたマノア産のロメインレタス、最高でした。
このクオリティで、$19は、かなりの価格破壊だと思います。
では続いて、メインディッシュのご紹介です!
●オアフ産地豚 ポノポークの生姜焼き($19)
熱々の鉄板で、じゅうじゅう、ぐつぐつ音を立てた状態でテーブルに運ばれてきます。
生姜焼きの、あの甘〜い香りが、唾液腺を刺激してきます。ポノポークって初めて食べましたが、甘味があって本当に美味しかったです。生姜も、香り高いのに、辛味がなくやわらかい味。
●サーモンの西京味噌焼き マカダミアナッツ・クラスト($19)
とろ〜っと甘辛い西京味噌が、脂の乗ったサーモンにたっぷりと。
これはもう、「ご飯くださーい!」とオーダーせずにはいられない一品。こんがり焼き目がついたマカダミアナッツも、いい味出してます。
そしてそして!
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なんと、マグロのカマ焼きですよ!数量限定なので、予約がおすすめ。
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見よ、この大きさ!何人かでシェアしても十分なボリュームです。
日本ではお馴染みのマグロのカマ焼きですが、じつはハワイでは、マグロのカマ焼きってあまりないんです。というか、ほとんど見たことがないかも?
とろ〜っとやわらかい身に、甘辛いタレをからめつつ、ジンジャーの千切りでさっぱりと。これ、お酒のあてにも最高です!
では、そろそろ、締めのメニューにまいりましょう…。
●ローカルケールざるうどん($11)
ハワイ産のケールを練り込んで、手打ちした自家製のうどん。上には、ケールの素揚げが乗っています。
ケールのうどんって、どんな味か想像がつかないですよね?
これが本当に不思議で、しっかりとケールの風味がするのに、青臭くない。コシが強めな細いうどんで、つるっといただけます。爽やかで、締めにぴったり!
メインシェフの中山さん(中央)、ジェネラル・マネージャーのマークさん(左から2人め)、そしてヘブンリー・アイランド・ライフスタイルにいらしゃった頃からお馴染みのスタッフのマイルドさん(右から2人め)。
本当に、念願のZIGUオープン、おめでとうございます!
そして、美味しいお料理と、素敵なサービス、最高の空間を、どうもありがとうございます〜!またすぐ来ます!ZIGUは現在ソフトオープン中につき、ディナーのみの営業ですが、ゆくゆくはランチもスタートするそうですよ。楽しみですね。(※編集部追記:2018年11月よりランチもスタートしました。メニューはこちら)
すでにクチコミで話題になっているので、ピークタイムはかなり混み合っています。事前予約がおすすめですよ〜!
次のページは、おまけの雑感です。
実際にお店に行って感じたことなどを書いています。
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