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アロハ! メグミです。
あの「いいちこ」が、またまた、やってくれましたよ〜!
2015年にハワイ限定でリリースされた「iichiko BLU(いいちこブルー)」が業界に衝撃を与えてから、はや3年。今回は、なんと、
ハワイ限定の、イモ!
芋焼酎なんですよ〜!その名も「黄金の芋(こがねのいも)」。
いいちこといえば、下町のナポレオンであり、麦焼酎。
これまでずっと麦だけでやってきたいいちこが、芋をリリースしたこと自体がすごいニュースなのですが、さらにハワイ限定とあれば、まさにレアの極み。2017年から、ハワイの和食レストランでのみ味わうことができましたが、ついに満を持して、小売販売をスタート。これはもう、ハワイに来たら絶対に買って帰るべき! 超レアなおみやげすぎて、人にあげるのがもったいないかも?(笑)。
じつは先日、ハワイの飲食業界向けの見本市イベント「チェリーカンパニー・フードショー」が開催されたのですが、そこで「黄金の芋」を試飲させていただいたんです。
いいちこを製造・販売している「三和酒類」さんのブース。海外営業部・営業課チームリーダーの岡田さんがいらっしゃいました。
「黄金の芋」、ありました! 隣りには「iichiko BLU」や「いいちこ民陶黒瓶」、「iichiko FRASCO」が並んでいます。どのボトルもデザインが素敵です。
岡田さんが、「黄金の芋」の水割りを作ってくださいました。
では、遠慮なく、いただきまーす!
うん、まろやかで、飲みやすい!
さらりとした麦焼酎に比べ、一般的に芋焼酎は独特のクセがあるんですよね。それが芋焼酎の良さでもありますが、クセが強くて苦手という人も多いと思います。
ところが、この「黄金の芋」は、クセがなく、やわらかい味わい。それでいて芋らしさはちゃんと感じられます。焼き芋の蜜のような甘さがふわっと漂って…。これは、芋派はもちろん、麦派の方にもぜひお試しいただきたい! すっごく飲みやすいです。
なぜ芋なのか? なぜハワイ限定なのか? 「黄金の芋」について、もっと知りたい…。
三和酒類の岡田さんに、詳しくお話をお伺いしました。黄金の芋 Koganeno Imo
- 原料:九州産黄金千貫
- 味:焼き芋の蜜のような甘い香り。まろやかで、後味がスムーズ。
- 容量:750ml
- アルコール度数:25%
麦のいいちこが、芋をハワイ展開する理由。
───いいちこといえば、麦焼酎ですよね。なぜ芋をスタートされたのでしょうか?
岡田さん:焼酎は、原料の多さ、そのバラエティが魅力のひとつだと思います。同じ焼酎でもこんなに違うのかというほど味の違いがあります。そんな焼酎の魅力を、より幅広いお客様に伝えていき、さまざまな楽しみ方を提案していきたいと考えたのが、芋焼酎に着手したきっかけです。
私たちも、麦を中心に据えながらも、新しい原料の可能性を探っていきたいということで、2010年頃から本格的に芋の研究をスタート。ちょうど芋焼酎がブームになった時期でもありました。そして5年ほど経ってから、当社蒸留所限定で芋焼酎を販売。試行錯誤を重ねつつ、2017年にハワイ限定芋焼酎「黄金の芋」が誕生しました。
───なぜハワイ限定でのリリースなのでしょうか?
岡田さん:ハワイでは「iichiko」がローカルのみなさんの間で親しまれていると感じています。そのハワイのお客様に、また違ったいいちこの魅力と、新たな一面を楽しんでいただきたいと思っています。ハワイの中でも、麦の「iichiko」に比べると、「黄金の芋」は取扱い店も少なく、レアなアイテムだと思います。
ようこそ日本へ!新しい和のイメージで勝負
───ハワイ限定リリースといえば、「iichiko BLU」がとても鮮烈でした。
岡田さん:そうですね。そのまま飲むだけでなく、カクテルに使っても美味しいスピリッツとしての焼酎を確立するという目標をかかげ、バーテンダーに愛される焼酎になるようにという思いを込めて造られました。
バーの空間に馴染むことを意識した、スタイリッシュなボトル。現在では、ハワイのバーではよく見かける定番の銘柄のひとつになった。
───iichiko BLUは「スピリッツとしての焼酎を世界に広めたい」ということでしたが、今回の黄金の芋も、その一環なのでしょうか?
岡田さん:いえ、むしろその逆です。iichiko BLUが「グローバル化したSHOCHU」だとしたら、黄金の芋は「スタイリッシュな日本のSHOCHUを」というイメージ。日本的な良さをしっかりアピールできるものをと、ボトルデザインにもこだわりました。
───なるほど。英語ではなく、日本語の名前のほうがメインにデザインされていますね。
岡田さん:そうなんです。かといって、筆文字の重たい和の雰囲気ではなく、幅広い層に手にとっていただきやすい、スッキリしたデザインになっています。じつはラベルの背景には、「IMO」と描かれているんですよ。気づきましたか?
───あ、本当だ! 気づきませんでした(笑)。芋だからIMOなんですね。なんだかハワイ語みたいです。
岡田さん:ハワイ限定なので、ぜひ日本からの旅行者のみなさまにも、飲んでいただけたらうれしいです。
醤油や味噌がいい!食事を引き立てる、芋。
───2017年からハワイのレストランへの卸しをスタートされているということですが、反応はいかがですか?
岡田さん:やはり最初は「なんでいいちこなのに芋があるんですか?」という方もらっしゃったのですが、飲んでいただくと、「まろやかで、いいちこらしい芋焼酎ですね」と、良い反応が多いですね。芋焼酎はさまざまな銘柄があり、ハワイでもたくさん流通していますが、黄金の芋はまろやかで、芋焼酎が初めての方でも飲みやすいと思います。
芋焼酎は独特の香りがあり、食中酒としてはかなりのインパクトがあるんです。そこで、黄金の芋はお料理をより一層引き立てるように、香りは上品に、まろやかな味わいになっています。この「食中酒」というテーマは、麦のいいちこも同じです。
───どんなお料理と相性が良いのでしょうか?
岡田さん:どんなお料理でもよく合うのですが、やはり和食がしっくり来ると思います。個人的には、お醤油やお味噌などと相性が良いと思っています。ちなみに麦のいいちこは、塩系の味付けと良く合うんですよ。
───おすすめの飲み方は?
岡田さん:まずはオンザロックで飲んでいただきたいですね。オンザロックがいちばん香りと甘みを感じられるので。その後、お食事が進むにつれて、ソーダ割りにしていただくのもおすすめです。ソーダの泡の立ち上がりと一緒に、黄金の芋ならではの香りを感じていただけますよ。
───お話を伺っていると、飲みたくなってきますね…(笑)。さっそく買いに行きたいと思います。どうもありがとうございました!
岡田さんいわく、「ハワイでしか販売していないので、日本の三和酒類の方々も飲むことができないレアアイテム。だからハワイに行くとなると、みんなからうらやましがられるんです」とのこと。社員でも飲めないって、すごいレアですよね。
「黄金の芋」は、現在、ハワイのドン・キホーテやマルカイなどのお店で購入が可能です。
ちなみに、アルコール類の日本への持ち込みは1人あたり「760mlが3本まで」となっています。
黄金の芋は1本750mlなので、1人3本まで日本へ持って帰ることができますよ。飛行機では機内持ち込みではなく、預け入れ手荷物にしてくださいね!ハワイでしか手に入らない、いいちこのレアな芋焼酎は、日本で自慢の種になること間違いなし。ハワイに来たら、ぜひチェックしてみてくださいね!
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