古屋呂敏(FURUYA ROBIN) - 特別な想い出とともに…ハワイ島の厳選ビーチへ
ハワイ島に深いルーツを持つ呂敏さんが写真と動画で綴るコラム。第四弾は呂敏さんの想い出が詰まった「ハワイ島のビーチ3選」です。
公開日:2018.07.26
更新日:2018.08.02
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アロハ!
モデルや俳優として活躍し、仕事で世界中を旅することも多い呂敏さんが、ご自身のルーツであるハワイ島の魅力やその熱い思いを、自ら撮影した写真や動画を含めて紹介してくれる連載コラム「写真と動画で魅せるROBIN's Big Island」。
趣味で始めたカメラやドローンにハマり、2017年から本名の古屋呂敏さん名義でカメラマンや映像クリエイターとしても本格的に活動を開始した呂敏さん。そんな彼が思いを込めて撮影したハワイ島の大自然を感じてください。
今回は、大好きだというハワイ島の3つのビーチを紹介してくれました。呂敏さんの学生時代の想い出とともに、その美しさを堪能あれ。
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■ハワイ州観光局による「【ハワイ島】キラウエア火山噴火に関する最新情報」はこちら>>
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Aloha everyone
ROBIN FURUYAです。
ハワイ島コラム第四弾は「ビーチ」についてお話ししたいと思います。
ハワイのビーチといえば一番最初に頭に浮かぶのは有名なワイキキビーチ。
カラフルなパラソル、波際の子供達、一年を通して世界中からくる観光客で賑わっているハワイで一番知名度の高いビーチ青い海に白い砂浜、その側には高級なリゾートホテルや、歴史あるホテルまで
まさにこれぞみなさんがイメージする ザ、ハワイなんじゃないでしょうか?そして次はノースショア
こちらは世界中のサーファーの憧れの場所
少し沖には大きな波を掴むロコサーファー達
ワイキキビーチに比べると人も少なく、ダイナミックなサーファー達を眺めるだけで面白い。
僕の義兄もサーフィンが大好きで毎日朝早くからノースショアに繰り出しています。ほかには、カイルアビーチなんかも、最近はハワイ通じゃない人でも名前は知っているんじゃないでしょうか?
カイルアビーチは砂のキメの細やかさがとても美しく、地元の人からbaby ass sand beach(赤ちゃんのおしりビーチ)とも呼ばれてもいます。
パラセーリングを楽しんだり、砂浜で横になるだけで幸せになる。ハワイ好きの人たちであれば読みながらこの3つのビーチは行ったことがあると、行った時の記憶を思い出してると思います。
しかし、ここで気づいている人はすでにいるかもしれない。
今あげた3つのビーチ、全部オアフ島じゃないかと。そうなんです。基本的に認知度の高いビーチはオアフ島のビーチなんです。
じゃハワイ島にはビーチがないの?
と思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。ハワイ島にも美しいビーチがたくさんあります。今回はその中から、「僕が好きなビーチ」を紹介したいと思います。
1.まず一番最初に紹介したいのは、ベタではありますがハワイ島で一番人気のある
「ハプナビーチ」
こちらのビーチはハワイ島では珍しく白い砂浜が広がる大きなビーチです。
ハプナビーチは島の北西部にありハワイ島の中では一番認知されているビーチだと思います。
一番有名になった理由は、アメリカの有名雑誌にて全米No.1のビーチとして選ばれたことです。幼い頃から父が連れてきてくれたのがこのビーチでした。
おすすめスポットはビーチに降りて、右側に進むと少し岩がゴツゴツした部分があるんですが
そのあたりは木々が生い茂っていて自然のパラソルになります。海、砂浜の美しさもさることながら、このビーチの美しい魅力の一つはサンセットです。
ビーチから遮るものが何ひとつもなく海に沈む太陽その光を反射して海にできる黄金色に輝くいく道
少しづつ沈む太陽と共に空一面がオレンジ色に染まり
波の音と共に広がるその景色に思わず吸い込まれてしまいそうです。トイレ、更衣室も充実しているのでそのポイントも高いです。
2.次に紹介するビーチは
「クアベイ」です。
このビーチはハプナビーチに比べると小さいビーチなんですが、そのコンパクトさがちょうどいいんですよね。
このビーチから見える海の青々しさ、コントラストは群を抜いてきれいだと思います。
波も日によって高い時があるのでボディーボードなんかもおすすめ。このビーチはローカルの人たちが比較的多いビーチなのかなとも思います。
3.最後は島の東側
これはもう個人的な思い出選考のビーチなのですが、とてもきれいなビーチです。「リチャードソンビーチ」
別名 ブラックサンドビーチヒロ国際空港からも近くヒロの町から少し南に行った場所にあります。
このビーチの一番の特徴はハワイ島の溶岩によって生まれた砂浜が黒いビーチ
砂浜のすぐそばには溶岩がゴロゴロしているので、そういう意味ではなかなか面白いビーチだと思います。
サイズはクアベイよりさらに小さく、しっぽりとしているのですが、普段からあまり人が多くないのでのんびりと過ごすことができます。実は僕は大学時代ここのビーチでよく宿題の本を読みながら勉強していました。
大学の授業を終えて、車で15分、その日に勉強した教科書を持ちながらサックとビーチ。今思うとなんて贅沢なんだろう。。。
と思いますが、当時はそれが当たり前でした。また、ビーチのそばには岩によってできた池がありそこにはほとんどの確率でウミガメがいます。
ハワイ州ではウミガメに触ることは禁止されているのですが、すぐ近くでみられるウミガメはすごい可愛いです。ビーチの奥を越えていくとゴツゴツした溶岩エリアになるんですが、そこを慎重に越えるととてもきれいな地平線と、ヒロの町を見ることができます。
そんなおすすめスポットもぜひ行った際は行ってみてください。
第4回めを迎えた呂敏さんのハワイ島コラムですが、今回をもって少しお休みさせていただくことになりました。呂敏さんから、アロハストリート読者の皆さんにメッセージが届いているのであらためてご紹介します。
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ビーチだけでなく、ハワイ島の魅力はまだまだあります。
そして、そのハワイ島。5月初旬の噴火、溶岩のニュースで注目を浴びました。
その被害に遭われた皆さんの生活が少しでも早く復興する事を願っています。 また、その被害は一部の地域で島全体は安全です。
風評被害に困っている方々も沢山いるのも事実です。現地の方々は多くの方が遊びに来る事を心待ちにされています。
このコラムを読んでくださった皆さん、ぜひハワイ島の大自然を感じてみてください。 これからも素敵なハワイ島を撮影していくつもりです。
皆さん、またお会いしましょう!
Mahalo,呂敏
古屋呂敏/FURUYA ROBIN プロフィール
- 1990年京都府生まれ。ネイティブな英語力で俳優やモデルとして日本国内外で活動中。
旅番組で世界中を訪れる中、自身が撮影・編集した動画が話題になりファッションブランドや広告から依頼が殺到し、カメラマン・動画クリエイターとしても活躍。現役の俳優・モデルだからこそ表現出来るクリエイションに注目が集まる。
- この記事をあとでまた
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