フラ・ホオラウナ・アロハ2018「今年もフラの祭典が開催!華やかなホイケをレポート」
日本から30組、ハワイから3組のハラウが参加!盛り上がったフラ・ホオラウナ・アロハ2018のエキシビションの様子をお伝えします。
公開日:2018.11.02
更新日:2018.11.09
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フラを通して、ハワイの伝統文化とマナ(魂・精神)を伝え広めること、そして日本とハワイをつなぐ友情の絆を目的としたフラの一大イベント「フラ・ホオラウナ・アロハ」が今年も開催されました。
17回めの開催となった「フラ・ホオラウナ・アロハ2018」は、10月12日(金)~15日(月)の4日間にわたり行われました。今年も多くのフラシスターが日本から参加した、華やかな大会の様子を、3回にわたってレポートします。
10月12日(金)「ミニ・ホイケ」
■緑に囲まれたステージで、18組がフラを披露
開催初日の10月12日(金)は、ワイキキにあるロイヤル・ハワイアン・センターの中庭「ロイヤル・グローブ」にて、ミニ・ホイケが開催されました。
ここは、かつて「ヘルモア」と呼ばれていたハワイ王族ゆかりの土地。そんな由緒ある場所で気持ちよさそうに踊るフラシスターたちの姿はとても優雅で素敵でした。
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10月13日(土)「ホイケ(エキシビション)」
2日めの10月13日(土)には、エキシビション・ステージ「ホイケ」が行われました。アラモアナセンターの1階中央ステージを舞台に繰り広げられたホイケには、今年は日本から30組のフラハラウが参加。ローカルハラウも3組が出演しました。
気持ち良い木漏れ日が降り注いだ朝10:00、大会アドバイザーのクムフラ、レフア・カヴァイカプオカラニ・ヒューエットさんによるオリ(ハワイ語の詠唱)で、ホイケがスタートしました。
日本での日頃の練習成果を、本場ハワイで発表する場であり、フラ・ホオラウナ・アロハのメインイベントのひとつとして注目を浴びるホイケ。 年に一度のこのイベントを楽しみにしているロコも多く、またアラモアナでのショッピングの途中に思わず足を止めて見入る人たちの姿も多く見られました。
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じつは、第一回めのホイケから昨年まで長年このホイケの司会を務めていたクム・ティアレ・ノエラニ・カアイナさんが、今年3月に急性白血病でお亡くなりになりました…。毎年このステージでの司会を楽しみにされ、またイベント自体のオーガナイズにも尽力されていたノエラニさんへの追悼の意も込めた今回のイベント。MC席には彼女の象徴として、ティアレの花がプリントされた紫色のクロスがかけられ、「ここでノエラニさんも大会を見守っていてくれます」というアナウンスに、場内の雰囲気が温かく感動的なものとなりました。
ノエラニさんがクムを務める「ハーラウ・フラ・オ・リハウ」も出演。最後のワークショップでノエラニさんから習った曲や、ノエラニさんが日本のイベントで踊った曲などを熱演。涙ぐみながらステージに立った皆さんのフラに、会場も大きな拍手を贈っていました。
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ホイケ前半(1〜19組)
尊敬するクムやハワイのフラシスターが見守る中、緊張しつつも誇らしく踊る皆さんの姿は、見ていても眩しいほどです。
今年、北海道胆振東部地震があり、参加をあきらめかけたこともあったという北海道の「フラ・ハーラウ・オ・ナニレフア」の皆さんも、その大変さを乗り越えて登場。参加者最高齢となる90歳のメンバーを含め、素晴らしいステージを見せてくれました。
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次のページでは…
ホイケ後半の出演者、ローカルハラウ&アーティストをご紹介します。
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