ハワイ-ザ・バス(TheBus)の乗り方&ルール【2024年最新版】-路線や時刻表の調べ方も
ハワイの公共交通機関ザ・バス(TheBus)の料金プラン、乗り方・降り方、ルートや時刻表検索に便利な日本語対応アプリまで、基本情報をまとめました。
公開日:2019.02.08
更新日:2024.03.08
ザ・バス(TheBus)とは?
ハワイのオアフ島でロコの足となる公共交通機関。黄色い車体がトレードマークです。片道乗車であればどこまで乗っても$3、1日乗り放題パスでも$7.50という、格安の移動手段です。乗り降りの仕方にルート・路線図の読み方など、海外に慣れていない旅行者が利用するには難しそうな印象がありますが、予備知識があれば初心者も安心して乗ることができます。ザ・バスの乗り方をマスターすると観光にもとても便利ですよ。
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ザ・バスの乗り方&ルールもくじ
ブルーの文字をクリックすると、その項目にジャンプします。
●料金について
1. 片道チケット
大人(18歳以上) | $3 |
子ども(6〜17歳) | $1.50 |
幼児(5歳以下) | 1人まで無料 (幼児2人は子ども1人分:$1.50) |
シニア(65歳以上) | $1.25 |
(参考資料:TheBus - Fares & Passes)
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2. ワンデー(1日)パス
乗車日の午前3:00から翌朝2:59までの計24時間が乗り放題となります。ホロカードで支払う場合は、同日に2回以上乗車した時点で自動的にワンデーパスの扱いになります。(※最初の乗車から2時間半以内の再乗車であれば、片道料金で何度でも乗車が可能)
大人(18歳以上) | $7.50 |
子ども(6〜17歳) | $3.75 |
幼児(5歳以下) | 1人まで無料 (幼児2人は子ども1人分:$3.75) |
シニア(65歳以上) | $3 |
(参考資料:TheBus - Fares & Passes)
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3. マンスリー(1カ月)パス
紙のマンスリーパスは廃止となり、ホロカードにマンスリーパスを入れて使用します。ホロカードでマンスリーパスを購入する方法はこちらをチェック。
マンスリーパスの有効期限は購入した日から1カ月ではなく、各月1日〜末日。月の途中で購入すると使用できる日数が減るのでご注意を。
大人(18歳以上) | $80 |
子ども(6〜17歳) | $40 |
幼児(5歳以下) | - |
シニア(65歳以上) | $20 |
(参考資料:TheBus - Fares & Passes)
4. セブンデー(1週間)パス
大人(18歳以上) $30 子ども(6〜17歳) $15 幼児(5歳以下) - シニア(65歳以上) - (参考資料:TheBus - Fares & Passes)
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●ザ・バスの乗り方
1. バス停を見つける
ザ・バスのバス停は主なストリート沿いの、各交差点の角にあることが多いです。ワイキキであればクヒオ通りがバスの通る主なストリート。
標識には、そこに停車するバスのルート番号が表示されています。番号のみで、行き先は表示されていません。
2. バスの番号&行き先を確認する
バス停の標識には行き先の地名や方面は表示されていないため、停まるバスの車体に表示されている行き先で確認する必要があります。
行き先はザ・バスの正面と、
横に表示されています。
やってきたバスの表示を確認して、乗りたいバスなら、手をあげて運転手にバス停で待っている自分の存在を知らせましょう。人通りの少ないバス停や、夜間だったりすると、稀に気がつかれずにスルーされてしまうことも…。また、バスに乗り込む際、行き先を運転手に確認をしたほうが安心です。目的地を伝えれば、YESかNOで答えてくれます。
3.前方のドアから乗車
車の前側にあるドアから乗車します。ただし、このドアから降りる人もいるので、バス到着後は降りる人を優先にし、その後に乗り込みます。
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4.料金を支払う
料金は前払いで、運転席の横にあるカードリーダーにホロカードをタッチして支払います。
ホロカードの残高不足など、現金で支払う場合は料金ボックスに現金を投入して支払います。おつりは出ないので注意!あらかじめお札とコインをぴったりそろえておきましょう。お札は右側のお札マークの部分に、コインは左のボックスに入れます。
●ザ・バスの降り方
1.アナウンスと電光掲示板を確認
前方にある電光掲示板に次に停まるバス停の名前が表示され、アナウンスが流れます。ハワイのバス停の名前は、「ストリート & ストリート」の交差点名でつけられているので、覚えておきましょう。
また、アナウンスは英語なので、不慣れな人は乗車時に行き先を運転手に伝えておくと、そのバス停に到着した際に分かるように教えてくれる場合もあります。
2.ロープをひく or ボタンを押す
降りたいバス停のアナウンスがあったら、窓に張られているロープを引くか、近くの手すりに設置されているボタンを押しましょう。すると「ストップ・リクエステッド」というガイドが流れます。前方の電光掲示板にも「STOP REQUESTED」と表示されます。
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ロープ
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ボタン
前方の電光掲示板に「STOP REQUESTED」が表示されたら、次のバス停で停まってくれます。
3.ドアに手をあて降車する
降車は、前後どちらのドアからでもOK。後ろのドアから降りる際は、ドアの上にあるランプが点灯した後、ドアに強めにタッチすると開きます(自動ドアではありません)。後部ドアは少し開きにくいので、もしも開かない場合は「Back door please.(バック・ドア・プリーズ)」と言うと運転手が手動で開けてくれます。慣れてない場合は、運転手のいる前部ドアから降りるほうが安心です。
↓ 後方ドアの開け方動画はこちら
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●ザ・バスの路線を簡単に確認する方法
方法1:アプリを使用
ザ・バス専用スマホアプリ「Da Bus2」を使用すれば、
・最寄りのバス停
・バスの到着予定時刻
・時刻表
・ルート、路線図などが確認できます。日本語にも対応しているので便利です。
アプリは通信環境によってスムーズにダウンロードできないこともあるため、日本で事前にダウンロードしておくのがおすすめです。
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方法2:「Google Map」を使用
目的地を入力し「経路」をクリックすると、現在地から目的地までのルートと乗るべきバスの番号、所要時間などがわかります。
目的地の下に表示されている「すぐに出発」という部分を押すと、出発・到着の日付と時刻も選べます。
●ザ・バスを利用する際のルール・注意点
・飲食禁止
バス内は原則、飲食禁止です。飲み物もNGなので、気をつけましょう。こぼれないようにカバンにしまってある分には大丈夫です。
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・優先座席は基本的に座らない
高齢者や車椅子の方、障がい者、体の不自由な方、妊婦、乳幼児連れの方のために優先座席がバス前方に設けられています。前方横向きの座席と、前向き座席一列めが優先座席なので、混雑時には座らないように。
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・車椅子の方を優先する
乗客に車椅子の方がいる場合、車体が低くなり前方のドアから折りたたみ式スロープが登場します。車椅子の方が乗降し終わるのを待ちましょう。
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・乗車スペース以外に入らない
車内は、安全面から乗車できるスペースが決められています。混雑時、空いているからといってドア付近の乗車スペース以外の場所に立たないように。
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バス前方の立ち禁止エリア
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バス後方の立ち禁止エリア
・大きい荷物は持ち込まない
持ち込めるのは、ひざの上に乗るか、または足の下にしまえる大きさの荷物のみ。スーツケースやサーフボードはNG。
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・冷房に注意
バス内はクーラーが強く、寒く感じる場合があるので、ショールやカーディガンなど羽織るものを忘れずに。
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・日没後の乗車は避ける
いつでも危険なわけではありませんが、低料金で誰でも利用できるため、まれに事件が起こることもあります。日が沈んだ後は危険度がアップ。20:00以降の乗車は避けたほうが良いでしょう。
●FAQ
●自転車は載せられますか?
バス1台に対し、自転車2台まで乗せられます。運転手にひと声かけて、車体前にあるラックにセルフで自転車を乗せます。ただし、レンタル自転車biki(ビキ)は乗せられないのでご注意を。
・車内に忘れ物をしてしまった
ザ・バスの遺失物係(808-848-4444/平日7:30〜16:00)に連絡してください。遺失物は拾得された日から30日間保管されます。
遺失物係営業時間外に、お財布、航空券、パスポート、処方薬などの貴重品を車内に忘れたことに気付いた場合は、ザ・バス案内係(808-848-5555/毎日5:30~22:00)に連絡しましょう。
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MAHALO!
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