ポリネシア・カルチャー・センター / 見どころ満載!「ポリネシアの村」に行ってきた

ポリネシア・カルチャー・センター / 見どころ満載!「ポリネシアの村」に行ってきた

オアフ島ノースショア方面にある「ポリネシア・カルチャー・センター」へ。広大な敷地にあるアトラクション施設で楽しめるショーやアクティビティをたっぷりご紹介!

公開日:2019.02.12

更新日:2019.05.02

編集部体験レポート

※この記事は2019年2月12日に公開されたものです。

 

アロハ!エイ子です。

さっそくですが、まずこちらの画像をご覧ください~。

ポリネシアンな雰囲気たっぷりの運河

目にも鮮やかな緑の木々と運河、そして青空…。まるでどこかのリゾート地のような風景が広がるこの場所。どこかお分かりになりますか?

じつはこちら、オアフ島のノースショア地区ライエにあるポリネシアのテーマ―パーク「ポリネシア・カルチャーセンター」なんです。東京ドーム約3個分もの広さがあるというパークでは、各種アトラクションのほか、昨年スタートしたばかりの豪華カヌーショー、総勢100名以上キャストが出演する迫力満点のイブニングショーなど、ほかでは味わうことができないスケールのアトラクションを提供しています。

そんな見どころ満載の場所に、インターンのマサヨとお出かけしてきました。正午前から夜まで滞在したため、長編レポートになってしまいましたが、ぜひご覧ください! 時間のない方は、下記のもくじから、気になるところをクリックしてご覧になってくださいね~。


クーポン利用でお得!パウンダーズレストラン

アラモアナにあるオフィスから約1時間のドライブで到着したので、お腹ペコペコ(笑)。広~いポリネシア・カルチャー・センター(以下センター)を元気に巡るために、少し早めのランチをいただきます。

パウンダーズレストラン

アロハストリートのクーポン利用でアントレ2品めが半額となるパウンダ―ズレストランは、センターの入場口外、ライエ地区の特産品をはじめ、さまざまなグッズを販売する店舗が並ぶフキウラ・マーケットにあるレストラン。

地元で採れた野菜やハワイ産ビーフ、採れたての魚を使用したパシフィック・リム・フュージョン料理が味わえます。

今回オーダーしたメニューはこちら

    • ・アヒタタキサラダ:$17
    • ・カフクシュリンプピザ:$16
    • ・タロイモチップス&カジキマグロのディップ:$13
    • ・サーフ&ターフ:$25
    • ・ライエロコバーガー:$16
  • 「アヒタタキサラダ」には、こーんな肉厚のアヒが大量にのっています。 表面は香ばしく、中はしっとりなめらかなアヒのたたきはレストランオリジナルのドレッシングとの相性も抜群!このボリュームで$17ってすっごくお得ですよね。

  • センター近くのカフク地区で採れる新鮮なエビがトッピングされた「カフクシュリンプピザ」は、プリプリのエビの食感もたっぷり楽しめる贅沢ピザ。このクオリティ&ボリュームで$16という値段設定にも感激です。

色々とオーダーしましたが、マサヨのイチオシは「タロイモチップス&ディップ」。

タロイモとカジキマグロのディップ

マサヨ手作りのカジキマグロのディップと甘いタロイモチップスの相性が絶妙~。おつまみ感覚で食べると手が止まらなくなってしまいました(笑)。たっぷりとディップして食べるのがおすすめです。

ちなみにすべてのお料理のクオリティーが高いのに、お値段はかなりリーズナブルなレストランは、センターに入場しなくても利用可能です。ノースショアへのお出かけの途中にあるので、ドライブの際に気軽に立ち寄ることもできますよ。

なお、センターは月曜から土曜日の11:45に開園していますが、送迎付きのツアーの場合、センターへの到着時間は14:00前後となります。送迎付きツアーで参加する場合は、ワイキキなどでランチを食べてからお出かけするのがおすすめです。


いよいよ入場!日本語ガイドの「アコさん」登場

たっぷりと美味しいランチを楽しんだら、いよいよセンターの見学に出発!センターでは、ディナーやショーなどがセットになったさまざまなパッケージを販売しています。この日は、センター初体験のマサヨが参加しているので、センターの1番人気パッケージである「アンバサダー・デラックス・パッケージ」に決定。入場口でこの日のガイドさん「アコさん」と合流です。

アンバサダー・デラックス・パッケージに含まれるもの
・レイでのお出迎え
・日本語ガイド
・プライムリブのビュッフェディナー
・「HĀ:ブレス・オブ・ライフ」中央前方席
・プレゼント

ポリネシア・カルチャー・センター入り口

昨年4月にハワイに引っ越してきたばかりというアコさん。現在、センターに隣接するブリガムヤング大学ハワイ校で会計学を勉強中の留学生です。

じつはこちらのセンター、ポリネシア文化を保存、再現することを目的としたアトラクション施設であると同時に、隣接するブリガムヤング大学ハワイ校の学生に対する奨学金、そして仕事の機会を与える場ともなっています。学生たちは、センターで働くことにより、授業料と生活費のサポートを受けていて、働いているスタッフの多くが学生なんです。このセンターを訪れることが、一生懸命勉学に励む学生たちのサポートにもなっているんですね。

まずはセンターの地図をチェック。東京ドーム3個分ってかなり広い!

センターには、サモア、アオテアロア(ニュージーランド)、フィジー、ハワイ、タヒチ、トンガと、6つの島々が再現されているのですが、どこで何をみていいのか迷う~。

ということで、今回はアコさんにおすすめコースでの案内をお願いしました。アコさん、よろしくです!

ニュージーランドの村「アオテアロア」

ニュージーランドの集落

アコさんの案内を聞きながら園内をテクテクと歩き、まずはニュージーランドの村「アオテアロア」を訪問。村に到着後、すぐにアオテアロアの原住民の方々によるデモンストレーションが始まりました。

アオテアロアの集落でのデモンストレーション

アコさんが園内スケジュールをしっかり把握してくれているので、デモンストレーション開始までの待ち時間はほぼゼロ。滞在時間内により効率よく見学できるのは高ポイント!です。

迫力満点のハカ

アオテアロア原住民の方々の集会所では、ニュージーランドの先住民であるマカオ族の民族舞踊「ハカ」を鑑賞。手を叩き、足を踏む鳴らす迫力満点のハカは、見ているだけで胸熱~。マオリ族の人々の力強さや伝統をしっかりと感じました。

さらに、みんなでワイワイと楽しめるアトラクションにも挑戦してみました。

  • 紐のついたボールをコントロールしながら踊る伝統芸能「ポイボールダンス」にトライ!

  • 水で洗い流すことができるポリネシアンタトゥーのスタンプ

  • リズムにあわせて空中でお互いの棒を交換するスティックゲーム

こんな風に思いっきり遊んだのは久しぶり~(笑)。どのアクティビティもとても簡単で、大人から子どもまで気軽に楽しめる内容ばかりでしたよ。

日本語でゲームの遊び方を説明

各村でのアトラクションなどは基本的に英語での案内となりますが、アコさんが通訳してくれるので言葉の心配はゼロ。「何言ってるかよくわからないから…」というストレスを感じないで楽しめるのも高ポイントですよね。

家事は男子がやるもの!男前なサモア村

サモアの村での火おこし

続いて「サモア村」を訪問します。

サモア村でまず目を引いたのは、かまど周辺で火加減をチェックしている男性の姿。

サモアでは、火おこしやココナッツの皮むきといった作業に体力が必要なので、男性が主に家事をやっています」とアコさん。男性が率先して家事をやってくれるなんて、うらやましすぎる(笑)。

サモアの村ではこのほか、ヤシの木のクライミングデモンストレーションやサモア流の火おこし体験なども楽しめます。木に登ったり、火をおこしたり…。サモアの男性は働き者です~。

  • スルスル~っとヤシの木の上を登る姿がたくましい!

  • 樹の頂上付近でポージング(笑)

  • 体力勝負の火おこしにも挑戦!


豪華な衣装にも注目!カヌーショー

アオテアロア、サモアと2つの村を訪問したら、センターの見どころの一つであるカヌーショー「Huki」の時間が近づいてきたので、運河周辺に移動~。

ポリネシア・カルチャー・センター内の運河

会場周辺はすっごい人混み~。昨年スタートしたばかりというカヌーショーに対する皆さんの期待の高さが伺えます。

カヌーショー「Huki」は、ポリネシアの島々が統一されていったことのほか、センターがあるライエの歴史やセンターの成り立ちなどを、ドラムや歌、そして豪華な衣装で表現しているという壮大な屋外エンターテイメント。

ポリネシアの成り立ちを伝えるカヌーショー

ハワイ語で「引っ張る」という意味を持つ「Huki」と名付けられたショーは、ポリネシアの神話に出てくるマウイが、島々を引っ張るところから始まります。

ポリネシア・カルチャー・センターの最新カヌーショー

最大で7艘の大きなカヌーが登場するショーでは、1艘あたり最大で6~7名のダンサーが踊りを披露。島ごとに争いを起こしたり、結婚したりしながら、ポリネシアの島々がひとつとなっていく様子が迫力満点に再現されていました。

しかもショーの出演者の中には、さきほどアオテアロア村やサモア村で活躍していた若者たちの姿もちらほら…。こちらのショーの出演者もその多くが学生さんたちなんです。「みんながんばれー」と、親戚の若者を見守るような気持ちで見ると、ショーがさらに楽しく感じました(笑)。

ハワイの村やフィジーの村、タヒチ村もアクティビティいろいろ

  • 私たちがいるハワイの村もあります。ハワイ島では、フラやウクレレ、航海術、ハワイアンチェス、ボーリング、けんだまなどのハワイの昔の遊びに挑戦できます。

  • ハワイ村では「フラダンス」に挑戦!ひとつひとつの動きをゆっくり丁寧に教えてくれるので、フラ初心者でも楽しく踊ることができますよ。

  • 陽気なお兄さんお出迎えしてくれる「フィジー村」では、フィジーの戦士のタトゥーのほか、ココナッツオイルの作り方、使い方の体験学習や、伝統的な竹筒の楽器「デルア」の演奏体験など行われています。

  • フィジーの伝統的な竹筒の楽器「デルア」の演奏をお勉強。大地に竹筒を打ち付けて音を出すデルアを参加者全員で奏でるとなかなかの迫力でした。

  • タヒチ村では、タヒチアンダンス、タトゥー、槍投げ、魚釣り、イベントにココナッツブレッド試食などが楽しめます。

  • 魚釣りを楽しむ子どもたちがたっくさん!ほのぼのとした光景は見ているだけでも癒されます。

参加者も大興奮!陽気なトンガ村

トンガ村のマスタードラマー

トンガの太鼓「ナファ」の達人と記念撮影!民族衣装をまとった村の代表者は貫禄たっぷり~。

トンガ村のデモンストレーション

私たちが見学したショーでは、米本土、フランス、日本出身の男性陣3名が客席から飛び入り参加!みなさん、ノリノリでトンガの太鼓「ナファ」の演奏に挑戦してくれ、会場が爆笑の渦に包まれました。お互いに言葉が通じていなくても、みんなで場を盛り上げようとしてくれるノリの良さに感激~。皆さん、グッドジョブ!!

6つの村を巡り、大きなカヌーに乗ってディナー会場がある入場口近くまで移動します。

カヌーツアーでは、アコさんが運河周辺に点在する島々について詳しく説明してくれました。ゆっくりと進むカヌーでの時間がなんとも心地よい…。カヌーは水上をゆっくりと進むので、周りの景色もたっぷりっと楽しめましたよ~。

カヌーツアー終了後、ずっと案内をしてくれたアコさんとお別れ(涙)。広いセンター内を効率よく見学できたのは、センターを知り尽くしたアコさんの案内のおかげです。数時間にわたる素晴らしいガイド、本当にありがとうございました!


プライムリブ食べ放題の豪華ディナー

ランチをたっぷり食べていましたが、たくさん歩いたし、色々とアクティビティにも参加したので、お腹ペコペコ~。アンバサダーデラックスでは、こーんな豪華な会場でのプライムリブビュッフェが味わえます。

ビュッフェでは、メインのプライムリブが食べ放題!このほかカニ(ひとり1回のみ)、カルアポーク、ガーリックシュリンプ、サラダ、スープ、デザートまで、多彩なメニューがそろっていました。

ビュッフェのチケット

カニは事前にいただいているチケットをカニブースいるスタッフに提示するともらえます。

食べ放題のカニ

ジャジャーン!

こんなに大きなカニが食べられるなんて感激~。ちなみにこちらは3名分のカニとなります。

タロイモパン

マサヨ:ハワイアンの料理やデザートがそろっていて、ビュフェなので自分の好きなものを好きなだけ食べられるのでよかったです。タロロールやモチ、パイナップルのケーキなど、ハワイらしいフードメニューがあり、初めて食べるものも多くて、楽しかった~」。


世界最大のダンスショーは必見!

豪華なディナーでしっかりお腹を満たしたら、総勢約100名のキャストが参加する世界最大のダンスショー「HĀ:ブレス・オブ・ライフ」の会場へ移動。この日は少し早めにディナーを食べ終わったので、ショースタート前に日本語ガイドさんによる「舞台ウラ見学ツアー」に参加しました。

この「舞台ウラ見学ツアー」は誰でも興味があれば参加できるオプショナルツアーなのですが、とーっても面白かった!

衣装保管室やファイヤーナイフダンサーの方々の練習場所などを案内してもらうのですが、表舞台を見ているだけでは知り得ない、さまざまなストーリーを感じることができるんです。関係者しか立ち入ることができない舞台裏に潜入するツアーは、ショーに関する知識グッと深めることができるので、ぜひとも参加してもらいたいです。

マサヨショーが始まる前にバックステージをツアーで見せてもらえたので、本番前に練習している様子なども見れて、この人たちが今から出演するダンサーたちなんだと思うとすごくワクワクしました

総勢100名のキャストが繰り広げる超豪華なステージの裏側をちょっと覗いておくだけでも、その後のステージをより楽しむことができますよね。

精悍なファイヤーナイフダンスのダンサー

希望すれば、精悍なファイヤーナイフダンサーとの記念撮影も可能です(笑)。

舞台ウラツアー終了後、2,650名が着席できるというパシフィック・シアターへ入っていきましょう。

パシフィックシアター

こちらのシアター、500以上のライトニング、50以上の音響設備のほか、ステージの周辺を彩る植物はすべて本物と、ものすっごいスケールなんです。

パシフィックシアターのVIP席

しかも私たちの席は前から2列めのVIP席。ステージ、近っ!

さあ、いよいよ世界最大のダンスショーが始まりです。たっぷりショーの様子をご紹介します!っと言いたいのですが、こちらのショーは撮影禁止。センターのほうから支給された画像をスライドショーでご覧くださいませ。

ステージがすぐ目の前だから、キャストの皆さんと目は合うし、ファイヤーナイフダンスの炎の熱気を感じるしで、気迫がすごくて、思わず何度も息を呑んでしまいました。

約1時間のステージ。ショーを見た感想はまず一言…。「めっちゃすごかった!!!

そのスケールの大きさに心から感動しました。

マサヨ最後のショーは想像以上に迫力がありました!100人以上のキャストで繰り広げられる歌や踊りもエンターテイメント性があり感動~。とくにファイヤーダンスはパワフルで驚きの連続でした。また、施設内のツアーでそれぞれの村の歴史や文化のことを説明してもらっていたので、ショーのストーリーがより頭の中に入ってきて、さらに楽しむことができました~

センターでは、夜のショーをメインに楽しむことができるパッケージなども取り扱っていますが、できればセンターに早い時間に到着し、村々をめぐってからショーを鑑賞するのがおすすめです。

 


ランチ前から21:00ごろまで滞在しましたが、とっても、とっても楽しかった!久しぶりに屋外でいろいろなアクティビティにも参加できたし、頑張る学生さんたちの姿に感動もしたし、ポリネシアの島々についての知識も深められたし。1日でしっかりエネルギー補充できたかも!(笑)。とくに、パフォーマーも笑顔ならば、園内にいるお客さんも笑顔で、みんながピカピカの笑顔で過ごしていたのが印象的でした。

オアフ島の中心地からは少々離れた場所にありますが、長年にわたって多くの人々を魅了し続けているポリネシア・カルチャー・センター。今回、じっくりと訪問してみて、時間をかけても訪れる価値は大!だと確信しました。

大人から子どもまで、たっぷり1日中楽しめるアトラクション施設は、まもなくやってくるゴールデンウィークや夏休みにもぴったり。遊びながらポリネシアについて色々と学ぶこともできるので、夏休みの自由研究などにもおすすめですよ~。ぜひ次回のハワイバケーションでは、思い切って遠出する計画を立ててみてくださいね。きっと、今まで知らなかったハワイ、そしてポリネシアの魅力を発見できるはずです。

ポリネシア・カルチャー・センター

<ポリネシア・カルチャー・センター>

住所
55-370 Kamehameha Hwy, Honolulu, HI 96762

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電話番号
808-924-1861 日本語対応可の場合あり

<フキラウ・マーケットプレイス>

住所
55-370 Kamehameha Highway, ポリネシア・カルチャー・センター内, Laie, HI 96762

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電話番号
808-293-3142
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