11月は日本へ!ジェイク・シマブクロさんインタビュー
ウクレレ・マスターのジェイク・シマブクロさんに、11月の日本ツアーへの意気込みや新アルバムについてお聞きしました。
公開日:2019.09.24
更新日:2019.12.19
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常に世界中を飛び回って活躍するウクレレマスター、ジェイク・シマブクロさん。今年も11月に迫った日本ツアー「JAKE SHIMABUKURO TRIO TOUR IN JAPAN 2019」への意気込みや、待望の新アルバム「TRIO」についてお聞きしました。
ジェイク・シマブクロ/Jake Shimabukuro
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- 1976年11月3日生まれ/ハワイ州ホノルル出身。4歳からウクレレを始め、1998年ピュア・
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- ハートのメンバーとしてデビュー後、2002年ソロデビュー。ウクレレの特性を活かしつつロッ
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- クやジャズ、ブルースなどあらゆる音楽を取り込むそのスタイルで、ハワイのみならず世界中
- のミュージック・シーンに大きな衝撃を与え続けるウクレレ・マスター。
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新コンセプトのアルバムも完成 今年も大好きな日本ツアーへ
ーーーアロハ! 世界中で活躍されるジェイクさん、今年も日本ツアーが迫ってきましたね。
ジェイク:はい!早く日本に行きたくてワクワクしています。僕にとって日本ツアーは年に一度のビッグイベントですからね。いつも応援し続けてくれる日本のファンの皆さんには、本当に感謝しています。今年は横浜から福岡まで全8公演を予定。現在行っているアメリカツアーと同じく、ベースのノーラン・ヴァーナー、ギターのデイブ・プレストンと3人で演奏します。
ーーー1年ぶりの日本ツアーで楽しみにしている事といったら、どんなことですか?
ジェイク:日本は、どこへ行ってもとても美しいし、出会う人たちもみんなやさしくてていねいだし、とにかく最高ですよね。本当に大好きな場所です。それぞれの街ごとに魅力たっぷりの食事もありますしね(笑)。たとえば、名古屋の手羽先やひつまぶし、博多の屋台で食べる“バリカタ”ラーメン、あ、大阪のたこ焼きやお好み焼きも大好物なんです。デイブやノーランも日本が大好きなので、みんなで11月を心待ちにしています。
ーーーぜひ、楽しんでくださいね!それでは、今年のツアーの見どころを教えてもらえます
か?ジェイク:はい。今年も僕たち3人で創り出す「トリオ」のバンドとしてのステージを堪能してほしいですね。また、今回の日本ツアーには初めて「バリトンウクレレ」を持っていこうと思っています。奥深くてやさしいバリトンの音色と、僕が普段演奏しているテナーウクレレのコントラストを感じてもらえたら嬉しいです。そのほか、僕と弟のブルースでプロデュースしているウクレレブランド「シマ・ウクレレ」での演奏も考えています。
今回は、映画「フラガール」の舞台でもあり、震災の後も何度か訪れたいわき市へも行きます。実は、映画のテーマ曲である「フラガール」が、JR いわき駅の発車メロディーとして導入されているんですよ。深いご縁がある場所で、コンサートができるのはありがたいこと。ステージでは「フラガール」のスペシャルバージョンを演奏する予定です。また、コンサートツアーとしては初めて群馬県に行くのですが、ウクレレブランドが多くある場所ということで僕自身もとても楽しみにしています。
ーーー10月には新しいアルバムもリリースされるんですよね。ジェイク:はい、『Trio(トリオ)』というアルバムです。アメリカでのリリースに先駆けて、日本では10月23日(水)に先行リリースされます。その名の通り、ノーラン、デイブと僕の3人で一緒に作り上げた1枚。通常は、僕が作った曲をほかのミュージシャンと演奏するというスタイルが多いんですが、このアルバムは曲作りから全体的に3人で関わっていて。ナッシュビルのスタジオにアイデアを持ち寄り、ジャムセッションのようにほぼ即興で曲を形にしていったんです。お互いに刺激しあいながら、その場で音を重ねて。ものすごく楽しい新感覚のレコーディングでした。今まで以上にバンド感があふれる、特別なサウンドを体感してもらえると思います。
たとえば1曲めの『When The Masks Come Down』は、こわだりのロックチューンなんですが、僕ら3人だけで演奏しているのでドラムを使っていないんです。これは、自分たちとしても大きな挑戦でした。アルバムの1曲めとして全体を象徴するような曲でもあるので、ぜひ聴いてほしいですね。2曲めの『Twelve』は、1オクターブにある12音の音を規則的に刻んだこだわりのナンバーなんです。ちょっと数学的な要素も含んでいて、これまで一度もやったことがなかった感じの......。僕にとっては、これも新たな挑戦のひとつです。そのほか、いろんなバリエーションのオリジナル曲を3人で創り上げました。さらに、ピンク・フロイドやフリートウッド・マックのカバー曲も収録しています。今回の日本ツアーではこの新アルバムの曲も多数演奏する予定なので、楽しみにしていてください!
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ーーージェイクの新境地が詰まったアルバム...、楽しみにしています。では最後に、地元ハワイでの活動についても教えてもらえますか?
ジェイク:はい。日本へ行く前、11月4日(月)、5日(火)の2日間、ワイキキのブルーノート・ハワイで演奏します。ハワイでの2日間・4公演は、トリオではなく久しぶりにソロでのステージを予定しています。サウンドシステムもいいし、客席とステージの距離感も最高だし、ブルーノートは大好きな会場なんです。僕自身も、観客として何度も足を運んでいるんですよ。ローカルの皆さんにはもちろん、旅行でハワイを訪れる方にも便利なロケーションなので、ぜひ、多くの人に来てもらいたいですね。ハワイで、そして日本で、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!
■JAKE SHIMABUKURO TRIO TOUR IN JAPAN 2019
・11月16日(土) 横浜 関内ホール
・11月17日(日) いわき club SONIC
・11月18日(月) 東京 豊洲PIT
・11月20日(水) 高崎 club FLEEZ
・11月21日(木) 名古屋 ダイアモンドホール
・11月22日(金) 大阪 サンケイホールブリーゼ
・11月23日(土) 広島 BLUE LIVE広島
・11月24日(日) 福岡 SKALA ESPACIOチケットは現在好評発売中。
■『Trio(トリオ)』
・日本盤/2019年10月23日リリース。
・日本盤のみボーナストラック『143 '19』収録。
※現在先行予約受付中!
■中国での「TRIO TOUR」のスケジュールも発表になっています。
・11月9日(土) Shanghai VAS
・11月10日(日) Hangzhou MAO
・11月12日(火) Chengdu 楽空間
・11月13日(水) Shenzhen B10
・11月14日(木) Canton MAO※詳細は追って発表となる予定です。
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