ハワイ島のコナ近くにあるウェスティン ハプナ ビーチ リゾートを大公開

ハワイ島のコナ近くにあるウェスティン ハプナ ビーチ リゾートを大公開

溶岩大地に囲まれたコナ空港から、約40分のドライブ到着する白砂の美しいマウナ ケア ビーチ リゾート。リゾート内にあるふたつのホテルの宿泊体験をお届けします。

公開日:2019.10.11

更新日:2020.01.08

編集部体験レポート

※この記事は2019年10月9日に公開されたものです。

アロハ! ヒロヨです。
ハワイ島へ2泊3日で行ってきました〜。
実はハワイ島に滞在するのは初めて! 3年前くらいに一度取材で行ったのですが、日帰り&貸し切りバスで各地を巡る旅だったので自分がどこへ行ったのかまったく覚えておらず…。

ですが、とにかくその日帰り旅の時の経験も含めて私が思い描いていたハワイ島はこんな感じ。

★キラウエア火山がある
★マウナケアは標高が高く積雪することもあるらしい
★コナコーヒーの産地
★牧場などの緑豊かな地域がある
★ヒロ側は雨が多い
★フラの祭典メリー・モナークが毎年ヒロで開催される
★コナ側は溶岩大地が多い
★めっちゃ広い!(オアフ島と比べて)

かなりざっくりとしててすみません…。

最初の旅は、ヒロ inコナoutで、ヒロの昔ながらの低層な建物が並ぶ町中を抜け、牧場を回った後に溶岩でゴツゴツとしたコナ周辺にたどり着いた時はちょっと衝撃的でした。

ハワイ島の溶岩大地

その時に刷り込まれた「カイルア・コナは黒い大地」というイメージがこの旅で大きく変わろうとは…。

今回私が向かったのはコハナコーストにあるマウナ ケア ビーチ リゾート。
コナ国際空港からは車で約3〜40分ほど北上した場所にあり、リゾート内にはウェスティン ハプナ ビーチ リゾートマウナ ケア ビーチ ホテルのふたつのホテルがあるリゾートです。まったく別々のホテルなのですが、

実はこの両方のホテルを運営するのは日本のプリンスホテルズ&リゾーツなんです。

マウナ ケア ビーチ リゾートの日本人スタッフ

ということで両ホテルにはいつも日本人スタッフが常駐しているなど、日本人旅行者にとって便利なサービスも。
リゾート内には

2つのホテル
2つのビーチ
2つのゴルフ場
8つのレストラン

があり、リゾートならではのスケールの大きさが伝わってきます。

マウナ ケア ビーチ リゾートの無料シャトルバス

両ホテル間は夕方から無料シャトルバスが運行しているので、お互いのホテルのレストランに気軽に行き来できるうえ、料金の支払いは部屋付けにすることも可能です。手ぶらでお出かけできて、シャトルバスでドアtoドアの移動って楽ちんですよね。

それでは、まず最初にウェスティン ハプナ ビーチ リゾートのレポートからスタート!

空港からの行き方

コナ国際空港からクイーン・カフヌマヌ・ハイウェイへ出て北上すること約40分。ハイウェイに出てからはひたすら一本道なので、運転は簡単! 海外で初ドライブデビューという方も安心してチャレンジできると思います。

ウェスティン ハプナ リゾート

道の右側に上の写真のようなサインがある、カウナオア・ドライブで右折します。右折するとゲートがあるので、一時停車しスタッフにホテルにチェックインする旨伝え、チェックアウトの日にちを伝えると、通行許可証的な紙がもらえるので車内のミラーに引っ掛けましょう。そのまま道なりに進んでいくと左手側にウェスティン ハプナ ビーチ リゾートのエントランスへのサインがあるので左折します。そしてホテル前のバレーパーキングまたはその奥のセルフパーキングに車を止めてロビーへ。

ロビー周辺

2018年6月に建物自体は変えずに内装をリノベーションし、ウェスティンブランドで再オープンしたウェスティン ハプナ ビーチ リゾート。ロビーに入るとまずはこのオブジェがお出迎え。

ウェスティン ハプナ リゾートのオブジェ

これはホテルが建っている場所でもあり名前にもなっている「ハプナ」を象徴するオブジェ。ハプナとはハワイ語で「水の湧き出る命の泉」という意味。自然のパワーが宿る地に建つホテルが、ウェルネスや健康的なスタイルを大切にするウェスティンとして生まれ変わったのは、なんだか理にかなっているというか、納得できます。

このオブジェ、水滴のようなクリアなボールが光を集めて近くで見るとキラキラしていてとてもきれい! 何だかこのオブジェからもパワーがもらえそうが気がするのは私だけでしょうか?

そしてこのオブジェの向こうにはちらりと見えていますが

ウェスティン ハプナ リゾート

このダイナミックな景色! こんな贅沢な造りは離島ならでは。吹き抜ける風が心地よく、長旅の疲れを一瞬で取り去ってくれるかのようなリゾート的風景。

ここに立った瞬間

リゾートとしてあまり期待していなかったハワイ島よ、ごめん

と心の中で謝ってしまいました。この時点で私の脳内にあったハワイ島のイメージは新しく、激しくアップデート。「ハワイ島にこんなところがあるとは!」と今まで知らなかった自分の無知さが悔しい。

到着してすぐにガシッと心を鷲掴みされたウェスティン ハプナ ビーチ リゾートですが、まだほんのロビー。どんどん紹介していきますよ〜。

モダンで心地良い空間が広がる客室

ウェスティン ハプナ リゾート

まずは客室から。こちらはふたつタワーがあるうちのノースタワーのデラックスオーシャンビューのお部屋。

広くて落ち着いた雰囲気の室内は、天井も高くてゆっくりくつろげそう。部屋の中央にはウェスティンが独自開発した寝心地最高のヘブンリーベッドが置かれています。奥のラナイからは…

ウェスティン ハプナ リゾート

ザ・オーシャンビュー

ラナイにはハイチェアとテーブルが置かれていてここに座るとちょうど目線に海がくるんです。朝はコーヒー飲みながら、夕方はビールを飲みながらここでぼ〜っとしたい!

客室に用意されているアメニティはギャラリーをご覧ください。

  • バスルームは全室ダブルシンクで、シャワールーム内にはハンドシャワーも完備。使い勝手が良いですね。

  • そして全室温水洗浄便座付き。

  • ちなみに宿泊者はオリジナルエコバッグがもらえるので、ビーチやプール、ジムに行く時に活用しましょう。

ウェスティン ハプナ ビーチ リゾートは建物の構造がちょっとユニーク。建物は9階建てでロビー階が8階、レストランやプール、ビーチアクセスはロビーより下にあるんです。お部屋の次はロビー階下にある施設を解説します。

絶対利用すべき! プール&ジム

プールがあるのは4階。上から順に池、インフィニティプール、ファミリープールが階段状に配置されています。

このウォーターエリアはどこもリラックスできるおすすめスポットなのですが、

ここで私は声を大にして言いたいことがあります。

18歳以上の方はぜひインフィニティプールで、これに座って浮かんでください!

これとは…

コレッ!

昔、「人をダメにする〜」みたいなキャッチコピーが流行ったことありますよね。これはですね

人をダメにするフローティングチェアだ!

もちろんいい意味でですよ。

実はホテルの方からこのチェアの存在を聞いていて「ぜひお試しください」と言われていたので、早速使ってみたところ

「…もうプールから出たくない」

一旦座ると、もう…。しかもプールからはこの景色が見えるんですよ。永遠に浮かんでいたくなるほどの気持ち良さを理解してもらえるでしょうか?

ちゃんと頭の部分をクッションがホールドしてくれるので、リラックスした状態で浮かんでいられるんです。体を弛緩させてチェアに身を委ね、水の流れにのってユラユラ〜。

最高〜!

しかも水温は温かめでこれまた気持ち良い! 夕方でも肌寒さを感じることなく極上の時間が堪能できるので、ぜひ体験してみてくださいね。

プールがある4階にはウェルネスにこだわっているウェスティンならではの、広いフィットネスジムやスパが集まる別館があり、奥にはロッカールームが設けられています。

ロッカールームにはシャワーやトイレも完備されていて、チェックインまでの時間やチェックアウトしてから出発までの時間をここで過ごすことが可能なのだそう。荷物をロッカーに入れてビーチで遊び、時間になったらシャワーを浴びて荷物を取り出せば、ホテルの滞在を120%活用できますよね。

秘密にしたい!美しきハプナ ビーチ

ホテル内の施設も素晴らしいのですが、やっぱりなんと言っても一番のお目当てはビーチ!  プール横を抜けて行くとそこには…

白砂にブルーのパラソル。美しすぎる!

何度も繰り返してしまいますが、ハワイ島にこんなビーチがあるなんてまだ信じられない…。何度も瞬きしましたが、何度瞬きしてもこの光景が目の前に広がっていて、やっぱりこれが現実に存在するんだなぁとしみじみ思ってしまいました(笑)。

ちなみに宿泊者はこのパラソルとチェアを無料で利用できます。

中に入ってみましたが、首まで浸れっても水の中の自分の足が見えるくらい透明度が高い! 波は穏やかなので、子どもも安心して遊ばせることができます。

パラソル下のチェアで休んでは、海にダイブ。そんな海辺でのアクションループが無限に楽しめそうです。これぞビーチリゾートの醍醐味!

ウェスティンならではのグルメがそろうレストラン

最後はホテル内の気になるグルメ事情ですよ〜!

ナウパカ ビーチ グリル

ウェスティン ハプナ ビーチホテルには4つのレストランがあります。まずはプールサイドにあるナウパカ ビーチ グリル。
アウトドアな空間で軽食やドリンクが楽しめ、プールで遊んだあとの絶好の休憩場所です。

ピコ

ロビー下にあるのがコーヒーやテイクアウトフードを販売する「ピコ」。カウンターの前にはコンビニ的なショップがあり、テイクアウト用のフードも用意しているので、時間がない時の食事にぴったり。

  • ピコのショップエリア。ドリンクやスナックなどを販売。

  • グラブ&ゴー(テイクアウト)用のフードはショップ側に。

また、朝はカウンターで自家製ペストリーも販売しています。マラサダなどの焼き立てペストリーと淹れたてのコーヒーで朝食もいいですよね。ドリンクは、生ビールなどのアルコールも取り扱っているので、夕方はオープンエアな店内で地ビールをクイっといくのも気持ちよさそう〜。

イケナランディング

しっかり朝食を食べたい!という方はピコの下にある、イケナランディングへ。

朝食ビュッフェを毎朝10:30(日曜は〜11:00)まで実施しています。フルーツやペストリー、ホテル内の敷地で養蜂している新鮮なハチミチは濃厚で、パンとの相性抜群。

  • オムレツステーションがあり、好きな具材をチョイスして作ってもらえます。

  • 納豆や味噌汁などの和食もあります。

メリディア
ホテルのメインダイニング「メリディア」は、海を一望できるテラス席がある地中海料理のレストラン。

できるだけ地元産の食材を取り入れていますが、なんとホテル内でも野菜を育て、料理に使用しているそう。

そしてシグネチャーの人気料理はこちら。

一番上から時計周りに「ガンバス・アル・アヒージョ」、「メリディア・カタプラナ」、「本日のお魚」。アヒージョとカタプラナはコナ産のエビを使用し、身がぷっりぷり。ちゃんと殻が剥いてあるけれど有頭なので、ミソまでちゃんと食べられます。

カタプラナはエビのほか、アサリも入っていてソースにシーフードの旨味がたっぷり染み出していました。料理の説明に来てくれた料理長のクリスさんに「ぜひこのソースでパスタを!」と直談判(笑)。「よく言われるんだよね」とクリスさんが言っていたので、いつかメニューに登場したりして。今回は余ったソースをパンにつけて最後まで美味しくいただきました〜。

そして魚料理で出てきたのはブランジーノ。鱸(スズキ)の一種で、白身のあっさりとした魚だからこそ焼き加減が重要。絶妙にグリルされたブラジーノは身がふっくら。やさし〜い味わいでもう至福の時間でした。

アウトドア席で料理をいただいたのですが、こんなサンセットが目の前に。

美しいビーチと壮大な造りのホテルに迎えられ、一日の終わりはとろけそうな夕焼けに包まれる。
完璧なリゾート体験過ぎて「バチがあたるかも」なんて思ってしまうほどの1日でした。

部屋に戻ってシャワーを浴び、アメニティの爽やかなホワイトティーの香りに癒やされながら、ヘブンリーベッドに横たわった瞬間、すんっと深い眠りに落ち、朝が弱いこの私が翌朝スッキリ目覚めることができました。

これってヘルシー志向なウェスティンのプログラムに体が順応してきたのでは…?なんて思ってしまいましたが、あながち外れていないのかも。せっかく早起きしたのでチェックアウトまでジムに行ったりしてウェスティンらしい時間の過ごし方を堪能しました。

ウェスティンらしいと言えば…

こんな「ならでは」のサービスを見つけました。エクササイズ用のウエアやシューズをなんと$5でレンタルできるんです。せっかくだから普段は運動をしないという方もウェスティンの理念に一度乗っかってチャレンジしてみては?運動の気持ち良さに目覚めてライフスタイルに改革が起こるかもしれませんよ。

というわけで、ウェスティン ハプナ ビーチ リゾートのレポートはここまで! 次はマウナ ケア ビーチ リゾート内のもうひとつのホテル「マウナ ケア ビーチ ホテル」のレポートをお届けします。

いや、もうそちらのホテルも素晴らしいのでぜひぜひ、チェックしてみてください!

 

おまけ--リゾート内に点在する憩いのスポット

ホテル内には休憩スポットが用意されています。テイクアウトしたフードを食べたり、読書をしたり過ごし方はいろいろ。

私のお気に入りは写真のブランコ型チェアのあるスポット。ハンモックに揺られているかのような気持ち良さで、海を見ながらユラユラ揺られる時間は極上のリラックスタイムです。このブランコタイプはロビー階にあるので、探してみてくださいね。

▼マウナ ケア ビーチ ホテルの体験レポートはこちら

ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート

住所
62-100 Kauna'oa Dr., Kohala Coast, Waimea, HI 96743

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電話番号
1(808) 880-1111
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