日本-ハワイ/ハワイへ行く前からリラックス!成田空港のJALのサクララウンジとファーストクラスラウンジをレポート
成田空港第2旅客ターミナル本館にあるJALのラウンジを大公開。2019年10月1日にリニューアルオープンしたばかりのファースクラスラウンジ「JAL's SALON」もご紹介。
公開日:2019.10.31
更新日:2019.11.07
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アロハ! ヒロヨです。
10月に日本へ里帰りした時、JALの施設を取材するというお仕事もしてきました。その施設とは成田空港国際線サクララウンジの取材
しかもこれだけではありません。
2019年10月1日にオープンした
成田空港本館3階「JAL’s SALON」を含むファーストクラスラウンジも大公開
という、何だかとっても豪華な取材をさせてもらったのです。
JALならではのこだわりたっぷりのサクララウンジとファーストクラスラウンジのレポートを成田空港国際線からお届けします。
サクララウンジ
まずはサクララウンジからスタート!
JALのサクララウンジとファーストクラスラウンジがあるのは成田国際空港の第二ターミナル本館2階と3階。
3階のサクララウンジのエントランスには広いカウンターが設置され、中に入った瞬間いい香りにふわっと包まれリラックスモードに。朝と夕方とではアロマを変えているそうで、私が訪れた午前中はヒノキや松の葉、白檀をブレンドした爽やかなアロマを使用。まるで高級スパに来ているかのような高貴な香りがしました。夕方は柚子、ラベンダー、紫壇などをブレンドしたアロマが楽しめるんですって。
ラウンジを利用するには、カウンターで搭乗券を提示するかまたは各サービスステイタスカードを提示して入室。
ちなみにサクララウンジが利用できるのは以下の搭乗券またはステイタスを持っている方となります。
■ JMBダイヤモンド・JGCプレミア・JMBサファイア・JALグローバル会員の方
■ ファーストクラス・ビジネスクラス・プレミアムエコノミークラス・エコノミークラス(Flex Y運賃)搭乗券をお持ちの方
※他社運航コードシェア便は、ご利用いただけるサービス・ 便に制限がありますのでご注意ください 3階に入ってすぐの場所にあるのが、温かい料理やドリンクがそろうビュッフェエリアのザ・ダイニング。テーブルには電源やUSBコンセントも設置されていて、スマートフォンやコンピューターの使用に便利。
朝食、昼食、夕食でメニューが異なり、料理のラインナップは月替り。「これが無料!?」と思うほどのクオリティの高いフード&ドリンクがそろっているのでびっくり。ファンの多いJAL特製ビーフカレーもありますよ! 下のギャラリーでメニューの一部をご覧ください。
取材時はランチ用のメニューが並び、ソフトドリンクのほか生ビールが飲めるサーバーも設置されていました。そのうえ赤・白ワイン、スパークリングワインも終日用意。ああ、ここに住みたい!
ザ・ダイニングから下にある2階のラウンジへ降りる場合は、エスカレーターやエレベーターのほか、階段も利用できます。上の写真は2階側から見たザ・ダイニングへと続く螺旋階段。ホテルのロビーのような空間ですよね。ライトアップされた階段は、夜になるとさらにドラマティックな雰囲気が漂う絶好の記念写真スポットに。
2階のラウンジからは航空機が目の前に見えて迫力満点。2階にもドリンクや軽食が用意され、雑誌もあるので好きな席で外の景色を見ながらのんびり過ごせます。
私は飛行機が動いているところを見るのが大好きなので、ここでなら何時間でも居られる…。夜は光がキラキラしてきれいだろうなぁ。
このほか、ぜひ利用してほしいサクララウンジ内の設備はこちら!
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朝早いフライトやトランジットの時間が空いた時に利用したいのが仮眠室。ドアが閉まる個室タイプがあるので、プライベートな空間で思う存分疲れを癒やすことができます。
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荷物用のロッカーは鍵タイプとコードを入力するタイプの2種類。荷物を預けて手ぶらでラウンジを利用できるから快適!
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シャワールームはゆったりとした広さ。ドライヤーやシャンプー、タオルを完備し、歯ブラシが必要な場合はリクエストするともらえます。
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キッズルームではDVDやブロックなどのおもちゃが用意され、子どもたちを安心して遊ばせることができます。授乳室が隣りにあり、ミルクが作りやすい70℃のお湯が出るはうれしい心遣いだなと思いました。
このほか、マッサージチェアやビジネスセンター、携帯電話での通話に便利なモバイルルームもあります。
サクララウンジの席数は全部で642席あるので、混雑時でも席に余裕があり、ゆったり時間が過ごせるのが魅力です。
空港内のホテル
とうのが私の印象。充実した施設でフライト前の時間が楽しめるなんて素敵〜。
もちろんホスピタリティの高さも超一流。ハワイのゆるーいというかアロハな接客に慣れつつあった私にとって、ラウンジで受けたていねいなサービスに改めて感動。最上級のくつろぎを演出し、最高のおもてなしを提供したいというコンセプトが実現化され、「さすが日本の航空会社だなぁ」と感心しっぱなしの初ラウンジ体験でした。
そして、次は豪華なファーストクラスラウンジの世界をご案内しますよ〜!
ファーストクラスラウンジ
やってきましたファーストクラスラウンジ。成田-ホノルル間にはファーストクラスはありませんが(期間限定で設けられることもあります)、ビジネスクラスで搭乗の方もJMBダイヤモンド・JGCプレミア会員の方であれば、ファーストクラスラウンジが利用できます。
ファーストクラスラウンジが利用できるのは以下の搭乗券またはステイタスをお持ちの方。
■ JMBダイヤモンド・JGCプレミア会員の方
■ ファーストクラスの搭乗券をお持ちの方
※他社運航コードシェア便は、ご利用いただけるサービス・ 便に制限がありますのでご注意ください
3階と4階に分かれていて、4階のメインエントランスから入ると…。
重厚な雰囲気のインテリアのカウンターの後ろでニッコリと微笑むスタッフの方が温かくお出迎え。この4階部分は2019年4月にリニューアルしたばかりなのでピッカピカ。エグゼクティブ感高し!
奥に進んだところにあるのがダイニングエリア。スープやウィスキー、ビール、ソフトドリンクはセルフ形式。また、「JAL's Table」という注文してからサーブしてくれるメニューも登場しました。月ごとに替わる、パスタや定食メニューなどのほか、神奈川県発の人気ラーメン店「AFURI」の柚子塩ラーメンとJAL特製豚骨ラーメンも2019年4月からスタートした新メニューです。
AFURIのラーメンも気になりますが、やっぱりここはJAL特製の豚骨ラーメンでしょう! ということで注文してみると、何だかお上品そうな豚骨ラーメンが出てきました。
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麺は透明感のある感じ。細麺でもっちりしています。
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のどごしが良いからズズズズズーっといけちゃいます。高菜の少しスパイシーな感じが豚骨に合うし、さっぱりめのスープなのでお腹にもたれないのが良い!
そしてデザートの抹茶ケーキ「利休」も一緒に。
このビジュアル…
絶対美味しいに間違いない!
割ってみると中は2層のムースになっていて、土台部分がスポンジケーキという構造。頬張った瞬間、普段スイーツでそんなにテンションが上がらない私がまさかの悶絶。食感、抹茶の風味、甘さの加減がパーフェクトなバランスの奇跡のケーキです。もし空港で売っていたら、間違いなくハワイへ持ち帰っていましたね。ハワイでも食べたい…。
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ファーストクラスのラウンジにもJAL特製ビーフカレーがあったので試食させてもらいました。肉が大きい!
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スパイス系のカレーなのかなと思っていましたが、甘みとコクがちょうど良い、落ち着く味わい。お肉がゴロっと入っていますが、ホロッと口の中でほどけていくような柔らかさにもびっくり! 長年多くのファンに支持されるのも納得です。
試食させてもらった料理はどれも行列ができるレストラン級の美味しさだったのですが、このラウンジの裏側にはなんと…
「鮨 鶴亭」
そう、お・寿・司
板前さんが握るお寿司も食べられるのです!
ネタは毎週替わり、上の写真のように異なるネタの寿司を3貫1セットで注文できます。一番人気のネタは中トロだそう。この日の寿司メニューはマグロ天身、赤海老、玉子。
もうノーコメントでも伝わると思うんですが、
すーーーーっごく美味しかったです〜。
完全にラウンジだと言うことを忘れ、寿司屋だと思って頂いちゃいました。いえ、ここは寿司屋でいいんじゃないでしょうか?
マグロも甘エビのトロンと口の中で踊り、玉子のほんのりとした甘みが落ち着く味わい。「ああ、日本に帰ってきて良かった〜」と心底思った瞬間です。このまま永遠に食べていたかった。
カウンターの周りは席数が多く、ゆったり寿司が堪能できます。出発前に寿司をひとつまみ、なんて粋な過ごし方でしょう! 板前さんもものすごくやさしくて、寿司店でたまに感じる緊張感がないので安心です。
このほか4階には、寝落ちしちゃいそうな全身マッサージチェアやコードを入力するタイプのロッカーも完備しています。このフロアだけでも十分楽しめるのですが、次はいよいよ2019年10月1日にオープンしたばかりの3階にある「JAL's Salon」へ。
「モダンジャパニーズ」をコンセプトにソファ席を中心にしっとりとした大人の空間が広がる「JAL's Salon」。映画に出てきそうな洗練されたインテリアですよね。
ここでは通常のドリンクやおつまみにぴったりなピンチョスに加え、バーカウンターサービスでプレミアムウィスキーやクラフトジン、クラフトウォッカ、日本茶、和菓子などの「日本の匠の味」が堪能できるのが特徴。
日本茶や和菓子は月ごとにメニューが替わります。温かいお茶は「EN TEA」の玉緑で和菓子は「宗家 源 吉兆庵」の織部錦でした。お茶は驚くほど口当たりがマイルドで、和菓子は中に栗が入っていて上品な甘さ。
バーカウンターで冷たい日本茶の水出しゆず緑茶を注文すると、バーテンダーの方がシェイカーを降ってグラスに注いでくれました。美しいグリーン!
グリーンが濃いので渋みがあるのかと思いきや、渋みのない丸くてやさしい味わいにびっくり。日本のお茶文化って奥が深い…そんなことに気が付かせてくれる、ゆずの爽やかさがアクセントになったまさしく匠の味でした。
このほか、新しくなった3階には以下のような設備があります。
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ここは何の部屋だと思います?
なんと喫煙室なんです。お洒落〜。 -
シャワー室もリニューアル。バリアフリーのシャワー室もあります。
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シャワー室に用意されているタオルはなんと今治のタオル。ふっかふかでとっても気持ち良いですよ!
以前4階にあった英国の有名シューズブランドの「ジョンロブ」のシューシャインサービスは、3階へ移動しました。
革靴はもちろんスニーカーもお手入れしてくれるとのこと。「体験されてみませんか?」と、お誘いいただいたのでお言葉に甘えに甘えて、私のスエードのスニーカーをお手入れしてもらいました。
専用のスリッパに履き替えて汚れを拭いて、ブラッシングで整えてもらいます。日本滞在中はとにかく歩き回るので、常にスニーカーで移動していた私。歩き過ぎてくったりしていたスニーカーが見事に蘇りました。やっぱりプロにお手入れしてもらうと違いますよね。出発前に靴を磨いてもらったら、すっきりした気持ちで旅ができそう! こちらの利用時間は7:30〜12:15、15:00〜19:45まで。革靴の場合は約15分でお手入れしてくれるそうです。
サクララウンジとファーストクラスラウンジを今回取材させていただきましたが、
JALの空港ラウンジって想像以上に素晴らしい!
この一言に尽きます。だって明らかですよね?クオリティの高いサービス、気持ち良く出発できるようなおもてなし、そのすべてがこのラウンジに集結しています。
今度は取材ではなく、プライベートで利用したい…。毎回空港には早く到着するものの、出発までの時間を持て余していましたが、ラウンジが利用できれば、空港での待ち時間が有意義な楽しいひと時に変わりますよね。このメリットを考えればチケットの価格のみで利用するエアラインを決めるのではなく、全体的なコスパで考えればもっと旅上手になれそう。
みなさんも機会があればぜひラウンジを活用して、さらに充実したハワイ旅行をお楽しみください!
style yourself JAL HAWAII
JALは、新しいハワイのコンセプトワード「Style yourself ~JAL HAWAII~」のもと、様々なサービスを開始します。1954年のハワイ線就航以来、時代とともに変化するお客さまのニーズに合わせ、ハワイ線のサービスを充実させてきました。さらに多様化するハワイでの過ごし方に合わせて、お客さまそれぞれのスタイルで、もっとあなたらしく、もっと想いのままに、お客さま一人一人の空港、機内、ハワイご滞在中の時間をより豊かに、自由で快適にするサービスをお届けします。
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