オアフ島から飛行機で約40〜50分の場所にあり、ハワイ諸島で最も大きいハワイ島では、地域ごとに気候が異なります。そんなハワイ島旅行の準備に役立つ気候や気温といった基本情報、服装の目安などを各エリアごとにまとめました。

ヒロ

ハワイ島の東側にあり、ホノルルに次ぐハワイ諸島第2の都市であるヒロは雨が多く、降水量は1年間で約3,000mm以上になることも。1年を通してあまり気温差がないのも特徴です。

（参考資料：Climate-Data.org）

平均気温は約24.6℃と1年中温暖な気候なので、半袖に半ズボン、ワンピースなど夏の服装で過ごせます。高温多湿なので風通しの良い洋服がオススメです。

観光に出かける際は急な雨に備えて傘やレインコートを持参しましょう。また、蒸し暑く汗をかきやすいので汗拭きタオルといった小物があると役立ちます。

コナ

ハワイ島の西海岸のコナは、1カ月のうち雨が降る日は1〜2日と、降水量が低いのが特徴です。カラッと晴れる過ごしやすい気候なので、観光やリゾートでのバカンスを満喫できます。

（参考資料：Climate-Data.org）

日中は気温が高く夏の服装で過ごせますが、朝晩は肌寒く感じることもあるので羽織れるものを持っておくと良いでしょう。

日差しが強いので、サングラスや帽子、日焼け止めなどを使用し、しっかりと紫外線対策をしましょう。

ワイメア

大きな牧場や壮大な自然が魅力のハワイ島北部の町、ワイメア。ヒロと同様に、雨や霧が多いのに加え、風が強いのが特徴です。夏は涼しく過ごしやすいですが、冬は肌寒く感じる気候です。

（参考資料：Climate-Data.org）

夏でもカーディガンや薄手の長袖シャツの着用がオススメ。冬はパーカーやジャケットなど厚手の羽織ものがあると安心です。また、傘やレインコートなど雨具の用意もしておきましょう。

マウナケア

標高4,205mと、ハワイ最高峰のマウナケアは年間平均気温が13.9℃とハワイ諸島の中では寒冷な気候です。氷点下まで気温が下がることもあるので、山頂に行く際は防寒対策が必要です。

（参考資料：Weatherbase.com）

冬物のセーターや長ズボンにダウンジャケットなどを着用し、しっかりと防寒してください。ニット帽や手袋も役立ちます。また、山頂は眩しいのでサングラスも持参しましょう。

キラウエア（ハワイ火山国立公園）

ハワイ島南東部にあるキラウエア火山とその周辺一帯は、ハワイ火山国立公園として保護され、旅行者が見学しやすいよう整備されています。日中と朝晩、晴れている日と曇りの日で気温差があるので、調整できる服装がおすすめです。

（参考資料：U.S. climate data）

足場が不安定な溶岩の上を歩くので、履き慣れたスニーカーや長ズボンを着用しましょう。転倒した時のことを考慮し、手袋を着用すると安心です。また、雨が多いヒロに近く、雨が降ることもあるのでレインコートも持参を。夕方〜夜にかけて出かける場合は、懐中電灯をお忘れなく。