アロハ! トモミです。
56年も続くサーフブランドの「サーフライン・ハワイ」が、日本人クリエイターの「山田 浩(やまだ ひろし)」さんとコラボレーションしたアイテムを期間限定で販売中です。
ここでしか買えない限定アイテムとのことなので、調査してきました。
サーフライン・ハワイとは
カラフルで洗練されたウエアがそろう1964年創業のサーフアパレルブランド。着心地がよくカラフルなデザインは、ハワイのサーフシーンはもちろん、タウンでの様々なシーンにマッチするライフスタイル・ブランドとして注目を集めて続けている。
コラボレーショングッズ
サーフライン・ハワイ(以下サーフライン)といえば、カラフルでユニークなデザインが特徴的で、ロコからも愛され続けているブランドです。
ハワイ滞在中は、太陽に負けない鮮やかでカラフルな服を着たくなりますよね。サーフラインには見ているだけで楽しくなるような色合いのアイテムがずらりとそろいます。
そんなサーフラインに新しく登場したコラボグッズはシューズ、シャツ、フーディ、パーカーの4種類。どんなこだわりが詰まっているのが、デザイナーの山田さんにお話を伺いました。
山田 浩さん
神戸に自身のブランドである「KABEL(カベル)」を立ち上げ、時代にとらわれずに着こなせる、タイムレスでありエレガントなスタイルを提案している。KABELのアイテムはBEAMSやbishopなどで販売中。
せっかくなので、コラボしたシャツを着てインタビューさせて頂きました。
- トモミ
サーフブランドとのコラボレーションですが、山田さんもサーフィンがお好きなんですか?
- 山田さん
まったくやらないんです(笑)。
- トモミ
ええ!意外です。
- 山田さん
昔、湘南でやったことがあるんですが、(湘南は)波が穏やかだから初めてでも乗れるんですよ。
- トモミ
私は、立つのも精一杯でしたよ……。
- 山田さん
(笑)。
そのあと調子に乗って九十九里まで行きました。九十九里は「サーフィンの聖地」と呼ばれていて、結構大きい波がくるんですよね。そしたらね、全然できないの(笑)。それでスパッとやめました。
- トモミ
決断が早い(笑)。ご自身でサーフィンをやらないのに、どうしてサーフブランドである「サーフライン」とのコラボレーションが決まったのですか?
- 山田さん
実は2年前に自身のブランド「Kabel(カベル)」を立ち上げたんですが、それまで勤めていたアパレルの会社では企画などの仕事をしていました。
前社で様々な取引先の方とお話しする機会がたくさんあって。ありがたいことに、独立した今でもお付き合いさせてもらっているんです。
- トモミ
いわゆる「会社だけの付き合い」じゃないのはうれしいことですよね。
- 山田さん
そうなんです。その中でサーフラインに生地を卸している方がいて、もともと僕はハワイが好きだったので「(サーフラインと)何かできないですかね?」と持ちかけたのがきっかけです。
- トモミ
そして見事にコラボが決まったと。
- 山田さん
はい。ハワイが好き、というのはベースにあるのですが、僕はサーフラインの歴史が本当に素晴らしいと思っています。例えば今日僕が着ているシャツもコラボアイテムの一部ですが、70年代にサーフラインが販売していたインドネシアのバティック柄を使ってシャツにアレンジしました。
- トモミ
50年前とは思えないデザインですね。
- 山田さん
そうでしょう?歴史のあるものを現代風にできるのは、56年もの間続いているサーフラインだからこそ。ブランドのイメージや歴史を長年守っていくことは本当に重要なんです。
(1970年代のサーフラインのコレクション。)
- 山田さん
作り手がアレンジを加えすぎるとオリジナルが分からなくなる。ルーツを崩さないようにしつつ、何かしら新しいひねりを加えないと商品が売れないんです。
- トモミ
なるほど……。難しいですね。そんな思い入れのあるサーフラインとのコラボが決まったときは思いもひとしおだったことと思います。今回のコラボアイテムにも、たくさんのこだわりが詰まっているのでしょうね。
- 山田さん
そうですね。今回コラボしたのは、シューズとフーディー、そしてシャツやパーカーです。
- 山田さん
シューズは、ハワイらしいプリントがお気に入りですね。実は80年代に日本でも大手メーカーから販売されていたんですよ。でも、それがストップしてしまった。
だから今回のコラボをきっかけに「もう一度やろうよ」と声をかけたんです。
無地のTシャツにデニム、という落ち着いたスタイルでも足元を派手なカラーでキメればオシャレ上級者に。
- 山田さん
トモミさんが着ているシャツにもこだわりがあるんですよ。
- 山田さん
これは、スパンレーヨンという特殊な生地を使っています。普通のレーヨンだとどうしても光沢が出てしまうのですが、スパンレーヨンは紡糸したものをあえて短繊維にしたものです。これをゆるく織ることで綿のような着心地になります。
- トモミ
確かに、軽くてとっても気持ちいいです。肌に張り付かず風通しも良いので気温の高いハワイにはぴったりですね。
-
半袖以外にも、寒い日に活躍してくれるフーディもコラボアイテムにラインナップ。
これはメンズのみなのですが、大きめサイズをゆるっと着るのが可愛いので女性が着ても問題ないとのことでした。(ちなみに私が持っているのはSサイズです。)
- トモミ
実は私は、こういった派手な服を自分だと選べないんです。似合わないだろうな、って思ってしまって。
- 山田さん
いやいや、そんなことないですよ。カラフルな服を選ぶときのコツは「ぴったりサイズを買わない」ということなんです。
- トモミ
と、いうと……?
- 山田さん
ぴったり自分のサイズに合ったものを選ぶと、「派手好きな人」という印象になりがち。敢えて大きいサイズを選ぶことで「いい着崩し感」がでるのでおすすめですよ。
女性ならメンズの2Lを選んで、ワンピースにしちゃうのもアリだと思います。
- トモミ
おお〜!勉強になる!
山田さんは、今後どのようなアイテムを作っていきたいですか?
- 山田さん
オリジナル(歴史)を守りつつ、ユニークなものを作りたいですね。メンズ服の場合は特にそうなんですが、このアイテムのルーツがどこから来たのか想像できないとダメなんです。
だから、それを崩さないようにしながら新しいものを取り入れたいですね。例えば、派手なダウンや、柄物のフリースとか。
- トモミ
わあ!期待が高まります。新しいアイテムができたら、またぜひ教えていただけますか?
- 山田さん
もちろんです!楽しみにしていてください。
サーフラインと、デザイナーの山田さんのコラボアイテムはアラモアナセンターのポップアップストアと、インターナショナル マーケットプレイスで販売中です。
期間限定なのでこの機会をお見逃しなく〜〜!
サーフライン・ハワイ
<ワイキキ店>
- 住所
- 2330 Kalakaua Ave, Honolulu, HI 96815 インターナショナル マーケットプレイス 1階
- 電話番号
- 808-427-5808
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