戦艦ミズーリ記念館でハワイ初の特別展示がスタート
戦艦ミズーリ記念館では、11月30日まで、ハワイで初めてとなる広島平和記念資料館・広島市・長崎市共催ヒロシマ・ ナガサキ原爆展「シルエットと灰」の特別展示を開催中です。
公開日:2020.08.19
第二次世界大戦から湾岸戦争にかけて活躍し、日本の降伏文書調印式が行われたことで有名な「戦艦ミズーリ記念館」では、ハワイで初めてとなる広島平和記念資料館・広島市・長崎市共催ヒロシマ・ ナガサキ原爆展「シルエットと灰」の特別展示が行われています。
提供/戦艦ミズーリ記念館 11月30日(月)までの期間限定で行われている特別展示は、第二次世界大戦終結75周年を記念して開催されているもので、被爆者の遺品や写真パネルのほか、2016年に広島を訪れたオバマ前大統領が贈った折り鶴や、1945年 8 月に広島で原爆の被害にあった佐々木 禎子さんが折り、佐々木 禎子さんの甥御さんが寄贈した折り鶴など、貴重な資料が多数展示されています。マイレの葉で作ったレイを解き特別展示の成功を祈祷/提供:戦艦ミズーリ記念館。 「ヒロシマとナガサキからは、その年に20万人以上の尊い命が奪われた。この展示を通し、原爆の本当の被害を知っていただくことが、我々の希望。原子爆弾のない世界を我々と一緒に目指していただけたら嬉しい」と、広島平和記念資料館 館長の滝川卓男さんがコメント。
提供/戦艦ミズーリ記念館
また、館長のMike Carr氏は、「この特別展示は、第二次世界大戦終結75周年を記念する展示ですが、日本とアメリカに結ばれた強い絆を来館者の皆様にお伝えできる物となっています。戦時中、戦艦ミズーリは戦争の象徴のような存在でしたが、時を経るにつれ、平和と希望の象徴へと変化し続けています。」とコメントしています。
なお、戦艦ミズーリ記念館の開館時間は水曜~日曜日の8:00~16:00で、アメリカ疾病予防管理センターのガイドラインや推奨事項を念頭おいて清掃を徹底して行っています。見学時には、マスクの着用や他者との社交距離を保つことなど、新型コロナウィルス感染防止のガイドラインに従う必要があるのでご注意ください。ぜひ、広島・長崎の貴重な資料が見学できるチャンスをお見逃しなく!
戦艦ミズーリ記念館
- 住所
- 63 Cowpens Street, Honolulu, HI 96818
- 電話番号
- 808-455-1600 (日本語OK)
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