ハワイの海をきれいに!日本から清掃作業をサポート
日本からハワイへ流れ着くゴミを回収するため海洋保全活動に取り組んでいる「アロハ・オーシャン・プラス」では、クラウドファンディングを実施中です。
公開日:2020.10.26
ハワイに流れ着く日本のゴミを水中から岸辺の清掃活動をするハワイ州NPO法「アロハ・オーシャン・プラス(Aloha Ocean Plus)」では、コロナ禍で予定されていた支援が受けれないなどの状況となったことをうけ、クラウドファンディングを立ち上げました。
アロハ・オーシャン・プラスは、水中から陸上まで海洋環境保全をし、なおかつ日本から流れ着く浮遊ゴミの清掃活動が行える団体が必要だと思いで今年7月に設立されたNPO団体。同団体では、ハワイ州が制定した「Aloha+Challenge」(2030年までに、ハワイの持続可能な目標SDGsを達成する為の試み)に計り、水中と陸上が一体となった環境保全活動を実施するとともに、ハワイにおける海洋環境保護情報を事前に旅行者に伝えていくことを目的に活動。ハワイの海の環境をマイナスからプラスに変えるために、アロハの精神に共鳴した海中のプロフェッショナルが集まっています。
ハワイ諸島は太平洋ゴミベルトのすぐ横に位置していて、ハワイ島だけではなく、オアフ島カフク地区からワイマナロビーチやカイルアビーチでもゴミ問題は深刻な状況にあります。とくにカフクポイントでは、日本方面から流れ着く浮遊ゴミやマイクロプラスチックゴミが非常に多く、海洋生物もプラスチックゴミによる誤飲などで命を絶っている状況です。
また、ハワイ島南部のカミロポイントなど、ゴミが漂着するポイントまでは道が険しく、専用のオフロードトラックなどで行く必要があるほか、収集したゴミもそのトラックが何台も必要になる量が出るため、かなりに費用を必要としています。さらに、ハワイ島のメンバーだけでは人数も少なくオアフ島からの応援が必要で、その渡航費も必要となっているほか、水中にもゴミがあり、タンクや水中器材などの費用も必要なっています。
アロハ・オーシャン・プラスでは今回、ハワイに流れ着く日本のゴミを処分するための活動費を獲得すべく、クラウドファンディングを実施。クラウドファンディングでは、アロハ工房プロデュースのユニセックスTシャツやパーカー、ハワイに流れ着いたマイクロプラスチックでハワイ在住アーティストが生み出したアクセサリーなどのアイテム販売のほか、ワイマナロビーチにて30分ビーチクリーンとハワイ在住人気フォトグラファーによるカップルフォト撮影など、多彩なリターンを提供しています。
ハワイの海を綺麗にする団体の応援につながらクラウドファンディングをぜひチェックしてみてくださいね。
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