今だからこそ行きたい!ポリネシア村の魅力をレポート【ポリネシア・カルチャー・センター】

今だからこそ行きたい!ポリネシア村の魅力をレポート【ポリネシア・カルチャー・センター】

オアフ島北部、ライエ地区にあるテーマパーク「ポリネシア・カルチャー・センター」に行って来ました!リニューアルしたルアウをはじめ、魅力いっぱいの園内をレポート。

公開日:2021.12.17

更新日:2023.09.22

編集部体験レポート

アロハ!ノゾミです。

皆さんは、ハワイではどんな楽しみ方をされますか?ビーチで日光浴、ハワイでしかできないお買い物や、自然の中をハイキングするのも良いですよね。ひと通り楽しんだなという方は、ポリネシアの歴史と文化を学びながら思い切り楽しめるテーマパーク「ポリネシア・カルチャー・センター」に行ってみてはいかがでしょうか?

 

ポリネシア・カルチャー・センターは、ポリネシア5,000年の歴史を再現したテーマパークで、5万坪もの広大な敷地内にポリネシアを代表する島々を再現しています。レストランや劇場もあり、1日かけて楽しい時間を過ごせます。

車なら、ワイキキ方面からはノースショア経由またはカネオヘ経由で1時間ほど。送迎付きのパッケージを使用すれば、ホテルから送迎バスで向かうことも可能ですよ。

現在のようなご時世でも、施設の大部分は屋外なので、思い切り楽しむことができます。施設内の感染症対策をしっかりと行なっているので、安心して来園できるのもポイントです。

今回のレポートでは、2020年にリニューアルしたルアウを中心に、ポリネシア・カルチャー・センターの魅力をたっぷりお伝えしたいと思います。次のハワイ旅行で訪れる場所として、超超おすすめのポリネシア・カルチャー・センターぜひこの記事を読んで、その魅力に触れてみてください。

時間のない方は、以下の目次から読みたいところをクリックして読み進めてくださいね。

園内を案内してくれるガイドのフミさん登場!

こちら、本日園内を案内してくれるガイドのフミさんです!フミさんは、ポリネシア・カルチャー・センターに隣接するブリガムヤング大学に通う学生さん。現在日本人ガイドが少ない為、ボランティアで元ツアーガイドのフミさんが一緒に案内してくれることになりました。フミさん、今日はよろしくお願いします!!

 

さっそく入場ゲートの前にあるハマナ・カリリ像のシャカサインについて説明を始めてくれたフミさん。シャカサインの由来とされるお話をしてくれました。こうしてトリビアを挟んでくれるのもガイドさんと一緒に回る楽しみのひとつ。園内を回る際のパッケージは、今回のように日本語でガイドさんが案内してくれるものを含め、いくつかあります。来園する際にはぜひチェックしてみてください。

※12月17日時点では、ガイドが案内してくれるパッケージはスーパーアンバサダーのみですが、今後変更の可能性もあります。

入園方法は非接触&安心の対応!

エントランスでは、予約した際に発行されるQRコードをスマートフォンで表示すれば、非接触でスムーズに入園できます。

 

さらに進んでいくと、ワクチン接種証明と身分証明書のチェックがあります。ワクチン未接種の場合は、新型コロナウィルスの陰性証明書を見せることで、園内に入場できます。陰性証明書がない場合も、ゲートウェイ・レストラン前で簡易テストを受けられますよ。

 

島を再現した村々でポリネシア文化を体験

ポリネシア・カルチャー・センターでは、ポリネシアを代表する6つの島々、サモア、アオテアロア、フィジー、ハワイ、タヒチ、トンガを「村」としてパーク内に再現しています。それでは、さっそくポリネシアの島々へ行ってみましょう〜!

フミさんがまず案内してくれたのが、サモア村です。お恥ずかしいのですが、私のサモアに関する知識は皆無に近く、どんな村が広がっているのが検討もつきませんでしたが、これがとても楽しかったんです!

さて、皆さんのご家庭では家事はどなたが担当していますか?サモアでは、男性が家事を担当してくれる文化があるそうです。なんとも素敵な文化ですね〜!火おこしも家事のひとつ。ここでは火おこし体験が可能で、フミさんが挑戦してくれました。慣れた手つきで火おこしにとりかかるフミさんに、自然と人だかりが(笑)。

  • ファイヤーナイフダンスの体験もできます。火はついていないのでご安心を!

  • ヤシの木登りの実演も!

  • この日1番笑ったこちらのショー。こちらの男性の村人のジョークが最高でした!

  • 男性も火おこしに成功!(笑)。

現在のニュージーランド、アオテアロア村

続いて、現在のニュージーランドであるアオテアロア村へやって来ました。ニュージーランドといえば、マオリ族を思い浮かべる方も多いかと思います。マオリ語で挨拶をするときは、「キア・オラア」というそうで、覚え方は「清原!キヨハラァ!キアオラア〜!」と覚えると良いのだとか。

 

ラグビーの試合前などに「ハカ」を見たことがある人もいるかと思います。私もテレビでは何度か見たことがあったのですが、今回こちらの村のショーで初めてハカを鑑賞できました。戦士たちの踊りということですごい迫力で、ポリネシア・カルチャー・センターに来た際には間違いなく必見のショーです。

  • 体験型の遊びも楽しかった!こちらはポイボールという道具をで、マオリのダンスで使われます。

  • 慣れた手つきでポイボールを振り回すフミさん。

  • 木の棒を使ったティティトレアというゲームにも参加してみました。スタッフさんが歌ってくれるので、リズムに合わせてスティックを投げたりキャッチしたり。

こちらのような屋内施設に入る際には、このように消毒液が設置してあるので安心です。きちんと感染症対策が行われていることで、思い切り楽しめますね。

 

見どころいっぱいの園内

ほかにも、洗い流せるタトゥーや、やり投げ体験、それぞれの村のショーに参加するなど、存分にポリネシアの村々を楽しみました。

一つひとつの村がそれぞれ個性的で、ショーの内容もユニーク。笑ったり踊ったり、体験したりしているうちに、あっという間に時間が過ぎていきました。友達やご家族はもちろん、お子さんと一緒に来てもきっと楽しいですよ。

2020年リニューアル!新しくなった「ルアウ」

ポリネシアの村々を回って思い切り楽しんだら、お腹が空いてきました……!ここで、今回の記事の一番の見せどころ、新しくなったルアウを体験すべく「アリイ・ルアウ・レストラン」へ。

  • レストランの入り口でも、QRコードを読み取ってもらえばスムーズに入場できます。

  • レストランに入る前にスタッフの方からレイを受け取ります。自分で自分の首にかけようとしたら「これは相手にかけてあげる分で、あなたの分は彼からかけてもらうのよ」と教えてもらいました。なんだか素敵な計らいですよね。

レストランは多くのお客さんで賑わっていました。こちらのレストランでは、結婚記念日や誕生日など、特別な日を過ごす方も多いそう。

 

席に着くと、さっそくパイナップルのスムージーが登場。映え度満点なこちらのドリンク、冷たくて体に染み渡る〜!施設の名前が入ったストローは、リユーザブルということで、本日の思い出として持ち帰りました。

そうこうしている間に、舞台上には美しいパフォーマーたちが登場し、ショーがスタート。

ポイント1:リニューアル後のルアウショーはリリウオカラニ女王を称える「オニパ・ア」へ

リニューアル後のショーの内容は「オニパ・ア」に変更されました。こちらのショーは、ハワイ最後の女王であるリリウオカラニ女王を称える内容になっています。「オニパ・ア」とは「揺るぎない信念」という意味で、彼女の格言でもあったそうです。ハワイ最後の女王として、ハワイ人の権利を守ろうとした彼女に相応しい言葉ですね。

以前はハワイ文化だけでなく、さまざまなポリネシアの踊りを取り入れていたルアウですが、今回のリニューアルにより、純粋なハワイ文化に回帰したルアウが楽しめる内容になりました。リリウオカラニ女王が作詞作曲した曲を使用することで、彼女を称えるショーとなっています。

ここで、少しだけショーの雰囲気を動画でご覧ください。きっと現地で実際に鑑賞したくなりますよ。

ポイント2:安心して食事を楽しめる配慮が充実

  • お食事はビュッフェ形式で、座席のエリアごとに順番に取りに行くシステムです。

  • 各席にはビニール手袋が置いてあるので、ビュッフェ形式の食事も安心です。

また、ご覧の通り、パフォーマーの方もマスクをされていて、感染対策バッチリです。ルアウの時間も以前は18:00スタートだったものが17:00からになり、ゆったりと食事とショーを楽しめるようになりました。

ポイント3:メニュー数が増え、ローカルフードが充実

ルアウの料理は、リニューアルしてメニュー数が増えました。メインディッシュ、サイドディッシュ、ポケ、サラダバー、ビーガンフード、フルーツ、デザート、ドリンクと、種類豊富で豪華なメニューが並びます。

 

さらに、以前は本土から取り寄せていた食材が多かったところを、リニューアル後はハワイならではの食材を多く使うようになったのだとか。たとえばアヒや紫イモなど、ローカルフードを使用した料理が増えたそうです。ハワイの新鮮な食材を味わえるのは嬉しいですね!

どの料理も本当に美味しくて、ディナーの間はまさに至福のひと時。その中でも、特に印象に残ったのがこちら!

 

メインディッシュの一つ、豚の丸焼きです。こちらの豚の丸焼きは、古代ハワイから親しまれてきた料理で、ショーの中にも出てくるまさにメイン中のメイン。豚さんに感謝しながらいただきました。

 

いただく時は、このように食べやすく切り分けて取り皿に分けて渡してくれます。とっても柔らかくでとろけるようなお肉でした。

 

もう一つは、ポイです。紫色の見ためが目を引くこちらは、ハワイのソウルフードとしてもおなじみの、タロイモでできたパンです。好きな色は紫で、なにかと紫色のものに惹かれる私。紫色のパンがあるなら食べてみるしかないっ!

 

パンにしてはトリッキーな見ためですが、お味はシンプル!バターをつけて食べるとさらに美味しくいただけました。

 

ポイント4:ショーの内容はフラに特化

ポイント1でも触れましたが、今回のリニューアルでショーの内容はリリウオカラニ女王を称える「オニパ・ア」へ変更されました。同時に、音楽もハワイの文化であるフラに特化され、さまざまなフラが楽しめるようになりました。

たとえば、フランダンスというと、私は女性のダンサーが踊っているものしか見たことがなかったのですが、今回のショーでは男性もたくさん登場してフラを踊っていました。力強く、ときに軽快に踊る姿はとても新鮮で素敵!

また、フラダンスはダンサーの笑顔も魅力の一つかと思いますが、笑顔を見せずに踊る古典フラなどもあり、今まで自分が思っていた以上に奥深いフラの魅力に触れることができました。

 

楽しい時間はあっという間に過ぎていき、ルアウが終了。ここで今回ガイドをしてくれたフミさんとお別れです。今回こんなに充実した時間が過ごせたのもガイドをしてくれたフミさんのおかげ。ポリネシア・カルチャー・センターを訪れる際には、個人的にはガイドさん付きのパッケージがおすすめです!

これを観ないと終われない!ナイトショー「HĀ:ブレス・オブ・ライフ」

レストランを出るともう真っ暗。でも、これを観ずに帰ることはできません!フミさんをはじめ、ポリネシア・カルチャー・センターに行ったことのある人みんなが口をそろえておすすめするナイトショー「HĀ:ブレス・オブ・ライフ」

 

2,650名収容可能な劇場は、階段状になっているため、どの席からも舞台が見やすくなっています。ちなみに、座席はパッケージの内容によって決まります。

  • 私たちの席はちょうど中央の列でした。映画館でもだいたい真ん中らへんの席を選ぶ私は大満足。

  • 劇場内はソーシャルディスタンスを保ち、マスク着用が必須。パフォーマンスは撮影禁止です。

※こちらの写真は、事前に施設より支給いただいたものです。

「HĀ:ブレス・オブ・ライフ」は、ストーリー仕立てのダンス・ショーで、主人公マナがハワイ、トンガ、ニュージーランド、サモア、タヒチ、フィジーのポリネシア文化を通して、人生の喜びや試練を経験していく様子が描かれています。ショーは英語がわからなくても理解できる内容で、舞台の両脇に大きなスクリーンが設置され、わかりやすい動画とともに進行するので、日本人の方も楽しめますよ。

そして、パフォーマンスは圧巻の一言……!エネルギーに満ちたダンスから目が離せませんでした。今回初めてファイヤーナイフダンスを見たのですが、迫力満点!お客さんからも歓声が上がり、とても盛り上がっていました。

何より楽しかったのは、昼間にポリネシアの村々で学んだことがショーのところどころで出てきたこと。これ、こういうことだったんだ〜!と、思い出しながら観劇できました。知っていることが出てくると、なんだかうれしくなりますよね。

 


 

★1日を終えて★

1日を通して、ポリネシア・カルチャー・センターを存分に楽しめました!テーマパーク内は、ご紹介したように非接触の入園や、パフォーマーもきちんと感染対策をして踊るなど、感染対策を徹底していたのが印象的です。また、以前来たことがある方も、昨年リニューアルしたルアウをぜひ体験していただきたいです!ハワイに特化したショーを観ながら、ローカルフードをたくさん取り入れた食事をいただけるので、きっと改めてハワイにいる喜びを感じられるはず。

1日過ごして特に感じたのは、楽しみながらポリネシアの文化や歴史などの知識を身につけられたこと。こんなに為になる場所ってなかなかないと思います。ここに来るまでは無知だった私も、せっかくハワイにいるなら、ポリネシアの文化もこれから知っていきたいと思うようになりました。大人も子どもも楽しく学べるのが良いですよね。

特別な日を過ごす場所としてもぴったりで、ルアウでは記念日に訪れている人の名前を呼んで歓迎してくれる一幕もありました。新婚旅行や、誕生日、結婚記念日などで訪れるのもおすすめです。ぜひ次回のハワイ旅行の計画を立てている方は、ポリネシア・カルチャー・センターを候補の一つに入れてみてくださいね。

ポリネシア・カルチャー・センター

<ポリネシア・カルチャー・センター>

住所
55-370 Kamehameha Hwy, Honolulu, HI 96762

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電話番号
808-924-1861 日本語対応可の場合あり

<フキラウ・マーケットプレイス>

住所
55-370 Kamehameha Highway, ポリネシア・カルチャー・センター内, Laie, HI 96762

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電話番号
808-293-3142
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