リッツに泊まってアラワイ運河の浄化にも貢献
ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチでは、アラワイ運河の浄化に取り組む非営利団体と協力を決定。特別宿泊プランの提供も開始しています。
公開日:2022.08.10
ワイキキの高層のホテル・コンドミニアム「ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ」では、オアフ島最大の水路で、ワイキキの山側を流れるアラワイ運河の浄化を目的として活動している非営利団体ゲンキ・アラワイ・プロジェクトとのパートナーシップを締結。新たに「マラマ・ハワイ:元気・アラワイ・プロジェクト宿泊プラン」の提供を開始したほか、今後、募金を通じて同団体の活動を支援していくと発表しました。
今回のザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチの取り組みは、ハワイ州観光局が推進しているレスポンシブル・ツーリズム(責任ある観光活動)施策、「マラマハワイ・プロジェクト」と連携する形で実施するもので、リッツでは新たに「マラマ・ハワイ:元気・アラワイ・プロジェクト宿泊プラン」の提供を開始。
同プランを予約すると、リゾート内のレストランややスパで利用できる1泊$20相当のリゾートクレジットが進呈されるほか、宿泊料金から差し引かれた$10とリゾート側が提供する$10がプラスされ、合計$20がゲンキ・アラワイ・プロジェクトへ寄贈されます。「マラマ・ハワイ:元気・アラワイ・プロジェクト宿泊プラン」の利用で、アラワイ運河の浄化にも貢献できるのは嬉しいですね。なお、スペシャル宿泊プランの有効期限は2022年12月8日(木)までとなっています。
ゲンキ・アラワイ・プロジェクトでは、アラワイ運河の浄化のため、EM-1® (Effective Microorganisms®) という特殊な溶液を使用して、微生物や植物等の生物が持つ化学物質の分解能力や蓄積能力などを活性化させ、土壌や地下水等の汚染浄化を図る技術(「バイオ・レメディエーション」)を使って開発された「EM ゲンキボール(EM 団子)」を活用。
光合成細菌や、発酵型の乳酸菌、酵母など、自然界に存在する善玉菌の集合体である「EM ゲンキボール(EM 団子)」を運河に投下することで、運河内のヘドロの分解、水を浄化、植物性プランクトンの増加、有害なバクテリアや悪臭の抑制の効果を目指しています。
ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチの総支配人であるダグラス・チャン氏は「ホノルルで育った私たちは時が経つごとに、汚染が進んだアラワイ運河から距離を取るようになってきました。アラワイ運河の浄化は地理・歴史的に重要な意味を持つのはもちろんのこと、ワイキキという土地を大切にする私たちのクレアナ(ハワイ語で「責任」の意味)の一部であると考えます。このプロジェクトは当リゾート、そして特にお客様にとって非常に意味のあるものです。未来の世代がアラワイ運河で心配することなく泳げるようになり、運河建設直後に私の母が楽しんだような状態へと戻す活動をご支援いただけるお客様をお待ちしております」とコメントしています。
今後、アラワイ運河の水質がどのように浄化されていくのか楽しみですね。
ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ
- 住所
- 383 Kalaimoku St., Honolulu, HI 96815
- 電話番号
- 808-922-8111
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