アロハ! エリカです。
みなさんは、ハワイ島に緑の砂でできたビーチ「グリーン・サンド・ビーチ」があるのをご存知ですか?
アロハストリートのインスタでも同じ質問をしたのですが、1,000人中約76%の方は知らないという結果に。意外と知られていないスポットなんですね〜。
グリーン・サンド・ビーチ(正式名称はマハナ湾)は8月の誕生石であるカンラン石(ペリドット)が砕けてできたビーチで、世界的にも珍しいんです。ずっと訪れたいと思っていたグリーン・サンド・ビーチに先日初めて行ってきたのですが、想像以上に美しくてとっても感動したので、ぜひレポートさせてください。
グリーン・サンド・ビーチはアメリカ合衆国の最南端となるサウスポイント近くにあります。私はカイルア・コナからレンタカーで約1時間半程かけて向かいました。
11号線を南下し、写真のような一本道を走ると駐車場に到着します。
駐車場は無料です。写真は戻ってきてから撮影したので満車ですが、私たちが到着した10:00頃は5台くらいしか車が停まっていませんでした。
駐車場からビーチまでは徒歩で片道約1時間かかります。
駐車場に張られたテントにいたおじさんに、「1人$20で四駆でビーチまで送迎するけどどう?」と聞かれましたが、公的な送迎ではないと聞いていたので断りました。
ちなみに、$20払っても10名そろうまで待たないといけないらしく、貸し切りは1組$200だそうです。この時は、「1時間なんて楽勝楽勝!」なんて余裕をぶっこいていたのですが、後にその過酷さ身をもって体感することになるとは……(笑)。
グリーン・サンド・ビーチまでの行き方は、とってもシンプル。
駐車場から真っ直ぐ海に向かって進み、海に突き当たったら左へ進みます。そこからは、こんな感じの道をひたすら真っ直ぐ進みます。
日陰がいっさいないので、とにかく日差しがきつく体力の消耗も早い早い……。帽子、スニーカーの着用、飲料水持参はマストです。私は、つばが広めのハットと、長袖パーカー、レギンス、スニーカーを履いて完全防備!と思っていたのですが、首周りと足首がカバーできていなかったことに最後まで気づかず、首周りと足首だけ見事にこんがり焼けてしまいました(笑)。
歩く度に砂埃が舞うので汚れても良いスニーカー&服装で行くことをおすすめします。
砂まみれになりながら、「もうすぐ!?」「まだか……」「も、もうすぐ!!?」「まだ……(泣)」と呟きながら歩くこと約一時間、ついにグリーン・サンド・ビーチが見えてきました!
最初に出た言葉は、ずばり
「めっちゃグリーンやん!!!」
念願だった緑色をしたビーチを見た瞬間、疲れも一気に吹っ飛びます。
グリーン・サンド・ビーチは、49,000年以上前にマウナロアの最後の噴火活動で流れたマグマが固まり、長年の年月を隔て波で削られ、溶岩石からかんらん石の結晶ができ形成されたそうです。自然の力でできたビーチって、本当に感動的です。
湾の上部から、はしごを使ってビーチへ到着!
イェ〜イとポーズをきめてみましたが、疲れが顔に出てますね(笑)。ビーチにはあまり人はおらず、ほぼ貸し切り状態でのんびり寛ぐことができました。
砂を手に取ってみると一粒一粒が宝石のようにキラキラして本当に綺麗なんです。(写真で伝わらないのが残念……!)ちなみに、砂は持ち帰ってはいけないのでご注意を。
キラキラ輝くビーチ、鮮やかなブルーの海、こんな美しいビーチがハワイ島にあったなんて……一時間かけて歩いた甲斐がありました!
想像以上にハードな道のりですが、グリーン・サンド・ビーチは行く価値大ありだと思います。
グリーン・サンド・ビーチを知らない方、知ってるけど行ったことがない方にとって、この記事がお役に立つと幸いです!
- この記事をあとでまた
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