アロハ！ハワイ在住・カフェ好きライターのリツコです。

美味しいコーヒーと「カフェ」が大好きで、ほぼ毎日あちこちのカフェに出没して癒やし時間（仕事時間も含む！）を過ごしている私が、ハワイでお気に入りのカフェへの想いをひたすら語る「松本律子のハワイカフェ巡りダイアリー」。

今回は、みなさんご存知の老舗コーヒーブランド「ライオンコーヒー」の、直営カフェをご紹介させてください。

ライオンコーヒーは、なんと創業160年という歴史を誇ります。1864年にオハイオ州のトレドで創設され、1900年初頭には“世界第二の焙煎量を誇る会社”にまで成長！その後、少しの間の休眠を経て、1979年にハワイへ移転したのだそう。アメリカで現存する最古のコーヒーブランドの一つとしても知られています。

1864年って、日本は江戸時代ですからね…。そう考えたら、すごい。

長く愛されてきたライオンコーヒーは、いまやハワイのお土産の定番でもありますよね。スーパーマーケットやABCストアなどでも、ライオンのロゴが入ったコーヒーをあちこちで見かけます。

ですが！やっぱりコーヒー好き＆カフェ好きさんに行っていただきたいのが「直営カフェ」でございます。ワイキキから車で30分ほどのカリヒ地区にあるカフェ。ライオンコーヒーの焙煎所（工場）に併設されたお店です。

真っ赤な外観が印象的で、中に入ると温かい雰囲気とコーヒーのいい香りが漂います。ライオンコーヒーを使った様々なドリンクを、ゆったり楽しめるのがいい感じ。

古いガラス窓がそのまま残っていたり、なんとなくノスタルジックな雰囲気のテーブルや椅子があったり、この感じがすきなんですよね。

いろんなコーヒーメニューがありますが、この日はかわいいホリデー限定のドリンクが登場していたのでそちらをチョイス。限定の「ホワイトチョコレート・ペパーミント・モカ」をオーダーしました。一緒に行った友人は、「モカラテ」にホイップクリームを乗せてもらってました。こういうカスタムが、楽しいんだよね。

この赤いロゴカップに入っているだけで、気分があがります。んー、かわいい。

さらに、トートバッグやエコバッグ、カップにタンブラーなど、ロゴグッズも発見。これらはハワイのカフェへ来ないと買えない希少な限定アイテム。お土産にぴったりですね！

そして！！皆さん、朗報です。なんと2024年1月から、久しぶりに「ライオンコーヒー工場見学ツアー」が復活するんですってーーー。

普段は立ち入ることができない工場内で、コーヒーが焙煎される様子やバッグに詰められる過程などを間近で見ることができる工場見学ツアー。

あまりに大規模なロースターの様子や、見慣れたあのパッケージが次々できあがっていく工程は、興味深く楽しい！しかも、PR担当のYasukoさんによる「日本語での案内付き」なのが最高です。

ツアー前には、コーヒーミュージアムでライオンコーヒーの歴史をレクチャーしてくれる時間も。オハイオ生まれのコーヒーがハワイへやってきた時の経緯や、ロゴの変遷など、興味深いお話を聞けますよ。

工場見学ツアーは、毎週火曜日と木曜日の10:00～と13:00～のみ開催。少人数でのツアーなので、オンラインでの「完全予約制」とのこと。参加できるのは12歳以上、食品を扱う工場なので、ヘアネットの着用や、つま先の出た靴（サンダルなど）の場合はフットカバーも必要、など、細かいルールもあります。ぜひ事前に公式サイトでチェックしてくださいね。

また、この日はメディア用の特別イベントということで、写真を撮らせてもらいましたが、通常のツアーは写真・動画撮影は禁止です。工場内にはカメラや電話を含め、荷物を持ち込むことができないのでお気をつけください（荷物は鍵付きのロッカーに預けることができます）。

とにかく！ハワイ好き、コーヒー好きな方なら楽しめること間違いなしのライオンコーヒー工場見学ツアー。ツアー参加者は、パーキングも用意してもらえるのでレンタカー派にも嬉しいですね（カフェのみ利用時は、ストリートパーキングを探しましょう）。

今回は工場見学ツアー再開というニュースもあり、少々興奮気味なカフェコラムとなってしまいましたが（苦笑）、カフェの中はいたって緩やかな、やさしい時間が流れております。ワイキキからはちょっとだけ遠いですが、足を伸ばす価値あり。

創業160年の歴史を感じながら、ゆったりと素敵な時間をお過ごしくださいませ。