アロハ！ハワイ在住・カフェ好きライターのリツコです。

美味しいコーヒーと「カフェ」が大好きで、ほぼ毎日あちこちのカフェに出没して癒やし時間（仕事時間も含む！）を過ごしている私が、ハワイでお気に入りのカフェへの想いをひたすら語る「松本律子のハワイカフェ巡りダイアリー」。

今回は、ローカルタウン「カイムキ」にある、大好きな抹茶カフェ「デイリー・ウィスク・マッチャ（Daily Whisk Matcha）」をご紹介します。

ワイキキから車で15分程度、地元に根ざした個性的なショップやレストランが集まるカイムキタウンは、個人的にも大好きなエリア。少なくとも週に1度は通っているのでは…というフェイバリットタウンです。

その11th Ave.にあるのが、こちらのカフェ。お洒落ブティック「Ten Tomorrow」の一角にひっそりあるのですのですが、とにかくリピーターが多くていつもにぎわっています。

ハワイに最近増えている「抹茶カフェ」の中でも、こちらは本格派。日本の鹿児島から仕入れる高級抹茶を、一杯ずつ茶せんでシャカシャカとたてて作ってくれるのです。素敵でしょ。

メニューもバリエーションが多くて、定番の抹茶ラテなどのほか、リリコイ（パッションフルーツ）と炭酸水を加えた「抹茶リリコイソーダ $9」やストロベリーミルクと抹茶をミックスした「ストロベリー抹茶 $8.25」など、想像を超える抹茶ドリンクがとにかく絶品でして。ぜひ、一度飲んでいただきたいっ！

また、めっちゃ美味しいほうじ茶も扱っているのが嬉しい。でね、「抹茶とほうじ茶」の選択で迷いがちな方におすすめなのが「ハパ抹茶ラテ $7.50」なんです。抹茶とほうじ茶を半分ずつ使った贅沢なラテに、ハワイ島産のはちみつを少しだけ。ほんのりした甘さが嬉しい一杯。アイスもホットも選べますよ。

濃厚だけどさっぱりやさしい味わいは、ちょっと休憩したいときにも、カジュアルなミーティングにも、ライティング仕事のおともにも最適。緑に囲まれたオープンエアのカウンター席でゆっくりできるの、ほんとに幸せなんです。

ペットフレンドリーなので、ここへ行くとかわいいワンちゃんたちに出会えることが多いのも幸せ。ちなみにこちらのワンちゃんは、お店の看板犬・フランキー。ものすごくフレンドリーで賢く、ほんとに癒やされます。

また、ここで楽しみなのがフレッシュなパンやペイストリー。一番のお気に入りは、超絶シンプルな「塩ロールパン（Simple salt butter Bun）$2」。何個でも食べられちゃうので、注意が必要です。

それ以外にも「チーズ＆マッシュルーム・パフ（Cheese and Mushroom Puff）$3」、「ソーセージ＆ベーコン（Arabiki Bacon Bun）$4」など、朝食にさくっと食べたい手頃なパンがそろっています。

そして見た目も美しい「フレッシュ・フルーツ・サンド（Fresh Fruit Sando）$9.20」は、いちご、キウイ、バナナなどがゴロゴロ入っていて、パンも日本スタイルのふわふわ食感が上品。がんばった日のご褒美に、食べるようにしてます（笑）。

これらのパンは、マッカリーにあるデルズ・キッチンから届くのだそうです。そりゃ、美味しいよね。時間帯によっては売り切れちゃうこともあるので、まずはスタッフさんに確認してみてくださいね。

オーナーは、Ten Tomorrowのオーナー・デザイナーでもあるサマーさん。日本が大好き！と語る彼女の想いが、このカフェにもあふれています。センスが良くて笑顔が素敵なサマーに会える（かもしれない）のも、このカフェの魅力です。お茶のついでに、着心地の良いリゾートウェアやメイドインハワイのアイテムが並ぶ、Ten Tomorrowでのショッピングもおすすめです。

あ、そうそう。カイムキタウンのスモールビジネス同士がサポートし合う「Keep it Kaumuki」っていうプロジェクトがあるのですが、そのオリジナルグッズもTen Tomorrow内で買うことができます。ハワイ好きな方へのお土産にも喜ばれると思いますよ～。

一軒家風の店舗の前には無料パーキングがあるのも嬉しい！大通りに面しているわけじゃないので、知る人ぞ知るカフェではありますが、知ってしまうと通わずにいられないんだなあ。毎日営業してくれているのも、うれしい限り。

カイムキという小さな街の温かさと、オーナー・サマーさんのこだわりがぎゅっと凝縮されたお店。ドリンクやパンの美味しさはもちろん、この清潔感と開放感が本当に心地良い。ワイキキからちょっと足を伸ばして訪ねてもらいたい、素敵スポットです。