アロハ! ユウリです。
移民が多く、様々な国の食文化が楽しめるハワイ。
個人的に韓国料理が好きでよく食べるのですが、ずっと気になっていたのがダウンタウンにある「オーキムズ・コリアン・キッチン」。地元紙によるグルメアワードでベスト韓国料理店に2年連続で輝いた有名店なんです。最近は地元客のほか、旅行者の来店も増えていて、注目度も大。
今回は、4月16日(火)に行われたメディア向けのテイスティングイベントに参加し、月替わりメニューやレギュラーメニューをチェックしてきました。どの料理もハイレベルで想像以上に美味でした…!
オーキムズ・コリアン・キッチンがあるのは、ヌウアヌ通り沿い。テイクアウト専門店としてオープンした当時はスミス通り沿いにありましたが、2019年に移転。ゆったりと食事ができるオープンエアのダインインスペースもあります。
お店を手がけるのは、キム・ヒュンさん。
カピオラニ・コミュニティカレッジの料理学科卒業後、シェフ・マブロやフィフティースリー バイ・ザ・シー、旧トランプ・インターナショナル・ホテル内のダイニングなど、有名店で経験を積んだシェフです。
まずはドリンクから。右からリリコイレモネード、ストロベリーモクテル、コリアン・オールド・レディ・アイスコーヒー、グリーンティーです。
私はストロベリーモクテルを飲んだのですが、炭酸のシュワシュワの中にいちごの甘酸っぱさがしっかりと感じられて爽やかな味わいでした。
コリアン・オールド・レディ・アイスコーヒーは、韓国の昔ながらのコーヒーで、日本で言うコーヒー牛乳のような味なのだとか。
オーキムズではレギュラーメニューのほか、月替わりメニューを提供。4月は韓国のり巻を揚げ焼きにしたキンパ・ジュンやストリングビーンズ、スパイシーマヨソースとメープルソースが付いたマッシュルーム&ワッフル、チキンカツレツ、コチュジャンソースで味付けをしたベリークリスピー・モイ(白身魚)が登場しています。
どのメニューにも野菜がたっぷり使われていて、優しい味わいなのが印象的でした。野菜はローカルファームから仕入れていてとっても新鮮。ボリュームがあるのに、お腹にズシッとくる重たさを感じないんです。
韓国のキンパ店で腕を磨いたスタッフが作るキンパ・ジュンもユニークで美味でした。
衣がクリースピーなコリアンチキンやゴマの葉やサムジャン(味噌)を使ったコンフィ・ポークベリー・ブリュレ、トリュフマンドゥといったレギュラーメニューも充実していますよ〜。
トリュフマンドゥはヴィーガンフレンドリーな餃子で、お醤油とたくあんのジュレが添えられている一品。キノコの旨味がたっぷりと感じられ、お肉を使っていないとは思えない満足度でした。コンフィ・ポークベリーは、外側がカリッとしていて、深みのある味噌の味わいが絶妙。あれもこれも美味しくて、どんどんお気に入りが増えていく〜(笑)。
定番の韓国料理も好きだけれど、ほかのお店では食べられない斬新な韓国料理は味の想像がつかず、まるで探検に出かけているようなワクワク感があって食べるのが楽しかったです。
アペタイザーやアントレのほか、キムチやカクトゥキも毎日お店で作っているのだそう。コクがありながらもあっさりとしていて、売ってませんか?と思わず聞いてしまいそうな美味しさでした(笑)。ご飯も黒米と赤米をブレンドしていて、すべての料理にヒュンさんのこだわりを感じます。
デザートには、エロート・アイスクリーム(写真奥、$13.95)やバスクチーズケーキ(写真右$8.95)、パイナップル・アップサイド・ケーキ($10.95)がラインナップ。個人的にはなめらかな口当たりのバスクチーズケーキがお気に入りでした。
最後にヒュンさんと。日本語も堪能で、各料理の特徴などを丁寧にお話ししてくださり、お店への情熱をヒシヒシと感じました。ヒュンさん、美味しい料理の数々をありがとうございました。ほかにも気になる料理があるので、また来店したいと思います〜!
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