アロハ! ユウリです。
マノアにある「チョコ・レア」は、創業10年のチョコレートショップ。チョコレートバーをはじめ、トリュフチョコレート、チョコレート・ディップ・ドライフルーツなどが地元で愛されています。
そんなチョコ・レアが、5月15日(水)、ブランドヒストリーについて学んだり、チョコレートバーを作ったりできるハンズ・オン・ツアーを開始。
さっそく参加してきたので、ツアーの様子をお届けします。
ツアーは1階のショップの裏手にある階段を上がったところにあるチョコレートハウスで行われます。ハワイではあまり見かけない、ヨーロッパ風の店構えがとっても可愛いですよね。ツアーが行われるお部屋の赤いドアを開ける時は童話の世界に入り込んだような気分になりました。
チョコレートハウスの中にはキッチン、作業用のテーブル、ソファなどがあり、リラックスできる空間。「ここに住みたい」と思わずつぶやいてしまったのですが、ほかの参加者からも同じ声が聞こえてきました(笑)。
お客さまとの繋がりを深めたい、ハワイの地元でしかできない体験をしてほしいというオーナーのエリンさん(写真)の想いのもとスタートしたツアーは毎週水曜の11:00に開催しています。内容と料金は下記の通りです。
所要時間:1.5時間
料金:$299/1グループ(4人まで)
5人め以降は追加料金$49/ひとり
最大6人まで参加条件:5歳以上(親の同伴必須)、エレベーターがないため、階段の上り下りが可能な方。
内容:
・チョコレートの試食
・チョコレートに触れる
(チョコレートバー&ディップトリート作り)
・ブランドについて知る
(ブランド・ヒストリーを学ぶ/作ったチョコレートの袋詰め)
・チョコレートのアロマを感じる
(トリュフチョコレート作りの工程を学ぶ)
・販売している商品をチェック
チョコレートの試食
自家製のカカオティーを飲みながら、オーナーのエリンさんからツアーの流れや説明を聞きます。カカオティーはチョコレートの香りが豊かでとっても美味しかったです。
説明を聞いたらチョコレートの試食。ヨーロッパとハワイ産のカカオをブレンドして作ったチョコレートなのだそう。まろやかなチョコレートの甘さに癒やされました。
チョコレートバー&ディップトリート作り
お待ちかねのチョコレート作り体験。キッチンにはテンパリングしたチョコレートが用意されています。ゆっくり絶え間なく混ぜられるチョコレート……見ていると吸い込まれてしまいそう。
チョコレートバー作りに使う型がこちら。
ハワイ大学のメカニカル・エンジニア学科の協力により作られたものなのだそう。地域コミュニティとの繋がりも大事にしているんですね。
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ドライヤーで型を温め
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チョコレートを流し込みます
チョコレートを型に流したら好きなトッピングでカスタム。マカダミアナッツクラッシュ、スプリンクル、オレオ、ココナッツフレーク、リーヒンパウダーなど種類豊富にそろっています。今回はマカダミナッツクラッシュを中心にトッピングしてみました。
チョコレートバーの次は、ダイヤモンドヘッドベーカリーのビスケットやプレッツェル、ポテトチップスドライフルーツなどをチョコレートにディップして、ディップトリート作り。チョコレートをディップしたドライフルーツは、実際にショップで販売していますよ。
綺麗に仕上げるのが意外と難しく……ほかの参加者が和やかにお話しを楽しみながら作業している一方で無言になる私。「ディップ、ディップ、ディップ……シェイク、シェイク、シェイク…」と頭の中で必死に唱えていました(笑)。ディップトリートもトッピングでカスタムOKです。
ブランドヒストリーを学ぶ
チョコレートが固まるのを待っている間にお店が誕生したきっかけや、どのように成長してきたかなど、チョコ・レアのバックストーリーを聞きます。
オフィスの中にも案内してもらったのですが……ヴィンテージ感のあるインテリアが可愛いすぎる。ここに住みたい…(2回め)。
エリンさんが旅先のポルトガルで見つけたタイルにインスピレーションを受けてデザインしたボックスや、イメージのイラストから作ったジェム・チョコレート。素敵ですよね。
店頭に並ぶチョコレートがどのようにして生まれたのかを知ると、チョコレートひとつにどれだけの思いが込められているのかが伝わってきて、よりチョコ・レアというブランドが好きになりました。
チョコレートの袋詰め
チョコレートが固まったら袋詰め。ボックスを組み立てるところから体験できます。こういったもくもくと行う作業が好きなので没頭できました。
袋詰めが終わったらできあがりです。「自分で作った」というだけで特別なものに思えてきます。
オープン当時から今までのパッケージやショッパーのコレクションも紹介していただきました。
どれも素敵だなぁ〜。どれを見てもワクワクしながらボックスを開けるお客さんの顔が浮かんできます。
キッチンの見学
ツアーの最後はキッチンの見学。チョコレートの甘い香りに包まれ、ショコラティエの方が真剣にチョコレートを作っていました。
ショコラティエの方がみんな楽しそうに働いているのが印象的でした。仲が良さそうで、まるで家族のよう。
トリュフチョコレートの型と、できあがったばかりの外側の部分。中にガナッシュを入れて固めるとトリュフチョコレートの完成です。ガナッシュも試食させていただいたのですが…文句なしに美味しかったです。
もしここでショコラティエとして働くことができたら、チョコレートの誘惑に勝てる自信がないです(汗)。
チョコレートがずらりと並ぶショップへ
ツアー終了後はショップへ。袋詰めの時に組み立てた小さな箱に、好きなトリュフチョコレートをひとつ入れてもらえますよ。こんなにたくさんのチョコレートの中からひとつだけ選ぶなんて、難しすぎる(笑)。
ほかの商品もお土産に購入してしまいました。
ショップでは、北海道ミルクを使ったチョコレートのソフトクリームやアイスチョコレートドリンクも味わえます。
これで1.5時間のツアーは終了。
チョコレートの甘い香りがする、可愛くてレトロなチョコレートハウスの中は、なんだか時間がゆっくりと流れているような穏やかな空間で、ツアー中は日常を忘れられた気がします。
フレンドリーでアロハなエリンさんやスタッフの方の温かさに触れ、チョコレート作りを通して参加者との距離も縮まり、チョコ・レアファミリーの一員になったような気分に(笑)。
すっかりチョコ・レアのファンになってしまったので、また来店したいと思います。ツアーにも家族や友人と一緒にまた参加したいなぁ〜。なお、ハンズ・オン・ツアーのほか、チョコレートハッピーアワーと呼ばれるチョコレートテイスティング(毎週水曜15:00〜、$30/ひとり)や、無料のトーク・ストーリー・タイム(毎週金曜11:00〜)も行なっているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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