アロハ！ハワイ在住・カフェ好きライターのリツコです。

美味しいコーヒーと「カフェ」が大好きで、ほぼ毎日あちこちのカフェに出没して癒やし時間（仕事時間も含む！）を過ごしている私が、ハワイでお気に入りのカフェへの想いをひたすら語る「松本律子のハワイカフェ巡りダイアリー」。

今回は、コーヒー好きならぜひとも行ってほしい、マノアの「モーニング グラス コーヒー（MORNING GLASS COFFEE + CAFE）」をご紹介します。

ワイキキから車で20分程、緑に囲まれたマノアはハワイ大学も近く学生が多い街としても知られています。また、マノア滝のトレイルなどでも知られる自然豊かな場所。この街で、2011年から営業しているロコ御用達のカフェが、モーニング グラス コーヒーです。

朝7:00（土日は8:00）のオープンから、コーヒーを求める人達が列を作る光景はマノアの風物詩。といってもみんな、イライラする素振りもなく、ただ美味しいコーヒーや自家製スコーンなどを求めてゆったり待っている…という感じなのが、なんともマノアらしくて好きなんですよね。

「追われていない」って、素敵。

ここでは、やっぱりコーヒーを飲まねば！ということで、おすすめなのは、その場でゆっくり作ってくれる「Coffee By The Cup - Clever Cone」。クレバーコーヒードリップでていねいに作ってくれるコーヒーは、やっぱり贅沢ですよね。

オーダーしてから5分くらい待つことになるのですが、それもワクワクして良い時間なんだな。

コーヒー自体はその日によって3〜4種が用意されていて、好みで選べます。豆はオレゴン州ポートランドのCOAVAのものを使用していて、1杯$5で楽しめます。これ、今のハワイではリーズナブルなのもありがたい！また、ハワイ島のビッグアイランド・コーヒー・ロースターのコーヒーもあるので（こちらは$8）、試したい方はぜひ。

もちろんラテやカプチーノ、コルタードなどのエスプレッソ系もおいしい！こちらも、その日のコーヒーの種類が掲示されているので、ふむふむ…とチェックするのも楽しいのです。

熟練のバリスタが作ってくれるラテアートが美しいので、時間があるときはテイクアウトではなく、カップに注いでもらってカフェのテラス席で飲むのがお気に入りです。

でね、コーヒーはもちろんなのですが、そもそも「マノアの街に、美味しいコーヒーとそれに合うフードが味わえるカフェを創りたい！」とオープンしたお店なので、お料理にも定評があるんです。

絶対試してほしいのは、自家製のペイストリーたち。スコーンやバナナブレッド、ガレット、コーヒーケーキなど、ガラスケースの中にある焼き菓子たちを見るだけで幸せな気分になっちゃいます。素材にもこだわっていて、できるだけハワイのローカル食材を使っているのが嬉しい。

地元コミュニティとのいい関係を築いているのも、このカフェの人気の理由のひとつだと思うんですよね。

この日は、ストロベリー＆リリコイのスコーン（$4.50）をセレクト。ちょっと甘酸っぱくてサクサクしたスコーンが、コーヒーに合うんだな。結構大きめのスコーンなので、軽く食べたいなら二人で分けてもいいかも。

そして！もう一つ、マストでオーダーしてもらいたいのが、ここの名物とも言える「マカロニチーズ・パンケーキ」（$16.50）でございます。ん？マカロニのパンケーキ？って思いますよね。でもね、これが想像を超えた美味しさなんです。

ふわふわパンケーキに、マカロニとチェダーチーズ（ハワイではマックチーズと呼びます）がどどーん。ここに、メイプルシロップをたっぷりかけていただきます。

これぞまさに、究極の「甘じょっぱい誘惑」。説明するのがちょっと難しいのだけど、ローカルは本当にこれが好き（笑）。パンケーキは2枚ですが、全体的にボリュームたっぷりなので、こちらもシェアして食べるのにぴったりだと思います。

ちなみに、プラス$2でカリカリのベーコンを追加することもできて、そちらもおすすめです。ほかに、ブリトーやサンドイッチなどのブランチメニューもあるので、チェックしてみてくださいね。

小さなカフェですが、とても開放的な雰囲気なので居心地が抜群。マノアの自然を全身で感じながら、美味しいカフェタイムを堪能できますよ。ただし14:00までの営業なので、お気をつけて。

別の日にアイスラテを買いに行ったら、ペーパーストローが水玉模様でめっちゃかわいかった！朝から気分を上げたい時は、やっぱりお気に入りのカフェへ行くのが一番だわ。

そうそう、オーダーを待っている間、オリジナルカップやシャツ、コーヒー豆などを見るのも楽しいんですよ。ハワイ好き、コーヒー好きな方へのお土産、探してみてくださいね。