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アロハ! ユウリです。
ハワイでいつかしたいなと思いつつ、まだできていなかったことのひとつ、
野生のイルカを見に行くこと。
水族館でしか見たことがないので、いつかハワイの海で泳ぐイルカを見てみたいと思っていたんです。
そんな中、「イルカ大学/イルカ中学/ワイキキカメ大学/マンタ大学」で催行しているツアー「イルカ大学」に初めて参加してきました〜!オアフ島の西側、ワイアナエで行われたドルフィン・ウォッチングツアーの様子をレポートします。
イルカ大学/イルカ中学/ワイキキカメ大学/マンタ大学について
シュノーケリングツアーを学校に置き換えたユニークなツアー。ワイアナエでドルフィンウォッチング&スイミングを楽しむ「イルカ大学」、「イルカ中学」や、ワイキキで野生のウミガメと泳ぐ「カメ大学」のほか、「イルカ大学コナキャンパス」、「マンタ大学」といったハワイ島でのツアーを提供しています。
詳細はこちら>>>
イルカ大学について
「イルカ大学」は、1日にイルカと泳げる第1便と、船の上からドルフィンウォッチングを楽しむ第2便を催行していますが、冬季(11月1日〜3月31日)は2便ともドルフィンウォッチングとなっています。
また、イルカとのスイミングをたっぷりと満喫したい方は、イルカ中学がおすすめです。
【イルカ大学第1便】
夏季(4月1日〜10月31日):イルカスイム
料金:大人$199、子ども(3〜11歳)$159
所要時間:3.5時間+送迎
(ワイキキのホテルを早朝5:30頃出発し、13:00頃に戻るスケジュール)
ランチ込み冬季(11月1日~3月31日):イルカ・クジラウォッチング
料金:大人$179、子ども(3〜11歳)$139
所要時間:3時間+送迎
詳細はこちら>>>【イルカ大学第2便】
料金:大人$179、子ども(3~11歳)$139
所要時間:約3時間+送迎
(ワイキキのホテルを早朝9:30頃出発し、16:30頃に戻るスケジュール)
日本語ガイド
ランチ込み
詳細はこちら>>>
今回は、イルカ大学第1便に参加。
実は冬季のツアーに参加するのが楽しみだったんです。
なぜかというと…クジラが見られるチャンスがあるからです。
冬になると、出産や育児のためアラスカからハワイにやってくるのだそう。
必ず見られるわけではないし、期待しすぎてはいけないと頭ではわかっていながらも、「遭遇したらどうしよう」とドキドキしながら参加しました(笑)。
イルカ大学の集合場所
ツアーにはワイキキからの送迎が含まれています。直接現地に向かう場合は、ワイアナエ港のオレンジの屋根の建物の前で待ち合わせです。
持ち物・持っておくと良いもの
●バスタオル
●日焼け止めやサングラス、帽子
●水
●酔い止め
●上着
●財布
海に入る方は、出発前にあらかじめ水着を着用してください。帽子やサングラスなど、日差し対策できるグッズもご用意を。また、日焼け止めは、サンゴに影響のないものを選びましょう。クルーズ中や海から上がった後は寒くなることが多く、悪天候の場合もあるので、防寒用の上着を持参するのがおすすめです。
ウエットスーツは大人$10、子ども$5でレンタル可能。クルーへのチップ用に現金を用意しておくと便利です。船は揺れることもあるので、酔い止めなどで船酔い対策を。ツアー前夜と、ツアー開始30〜1時間前に服用するとより効果的なのだとか。
シュノーケル、マスク(度入りもあり)、フィン、ライフジャケット貸してもらえるので、持参しなくてもOKです。
快適に過ごせる船「ポセイドン」
イルカ大学には、新しく導入した船「ポセイドン」が使用されます。パワフルで安定感があるほか、スピードが出るのでイルカを見つけた時にすぐに移動できるのが魅力です。
広々としていて、清潔感のあるお手洗いや、温かいイオン水が出るシャワーまで完備され、とっても快適。
海の環境保護にも力を入れているそうで、プラスティックによる汚染の状況などを説明するポスターもありました。
ワイアナエの港から出航!絶景を眺めながらクルージング
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キャプテン
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ミナコさん
船に乗り込み、いよいよ出発!
キャプテンから船の上での安全対策について説明があり、その後日本語対応のクルー、ミナコさんが日本語でも説明してくださりました。日本語対応のクルーがいると安心ですよね。
沖に向かって進み、見えた景色。
ワイアナエ山脈の後ろから差し込む朝日も、光に照らされた海面も綺麗すぎます。
眩しいのに目を離したくないほど美しくて、これだけでもう満足してしまいそう(笑)。
日が昇ってくると、ダイナミックな山や濃い青色の海など、また違った景色が楽しめました。
クルーズ中、旅の安全を願い、エホマイというチャントを唱え、プルメリアの花を海へ捧げます。安全にツアーを終えられますように。そしてイルカたちに会えますように。
レアな生き物にも遭遇!間近で見るイルカに感動
エホマイを唱えていると、何やらガヤガヤする船上…もしかして…⁉︎ こんなにすぐに⁉︎
海を見るとそこにいたのは、ナンヨウマンタ!
「こんな風にドルフィンウォッチングのツアー中に野生のナンヨウマンタが現れるなんて、滅多にないよ」と言うクルー。クルーが繰り返し呟く「オーマイガー!」に、本当に珍しいことがわかりました。
そんなレアな生き物に出会えるなんて…!人間の指紋がそれぞれ違うように、マンタのお腹のアザも個体によって違うことや、マンタは1枚2枚と数えることなど、ミナコさんがいろいろと教えてくれました。
そして、まだ発見されていないマンタのお腹の写真を撮ると、名付け親にもなれるんだとか。ミナコさんによって名付けられたマンタもいるそうです。すごいですよね!
マンタに会えてルンルンな気分でクルージングを楽しんでいると「11時の方向!」と、キャプテン。
11時の方向…?
あ……!
あの海面からぴょこっと出ている三角形は…
やっぱりイルカだぁ〜!
ついに会えた……(泣)!大海原をピョンピョン飛び跳ねながら元気に泳ぐ野生のイルカをこの目で見られました。
高確率で見られるというツアーとはいえ、日によって海の状況は異なりますし、必ず見られるとは限らないので、自分の目で見られて感激です。
「イルカが100頭いたとしたら、それぞれがほかの99頭のことを考えながら暮らしているんだよ」と言うミナコさん。仲間を思いやるイルカの優しさにほのぼのとした気持ちになりました。
ミナコさんはとにかく知識が豊富で、まるでイルカ博士のよう。
泳いでいるように見えて眠っていること、呼吸のためや周囲を警戒するために片方の目だけ閉じて眠ることなど、イルカの生態についてたくさん教えていただき、学びがたくさんでした。
その後もクルーズしながらスポットを変えると、こんな近くにイルカが!
まるで「こっちにおいで」と道案内をしてくれているかのように、船の前を力強くスイスイと泳ぐイルカたち。ミナコさんによると、船に興味津々なのだそう。可愛すぎる…!
一生懸命泳ぐ姿が愛らしくて、しばらく目が離せませんでした(笑)。
イルカと追いかけっこしながら遊んでいるみたいで、船の上から見ているだけでとっても楽しかったです。
冬季は遭遇の可能性大! 野生のクジラ
記事の前半でもご紹介しましたが、冬季は、出産、育児をするクジラが温かい海を求めてハワイの海へやってきます。
ナンヨウマンタもイルカも見られて大満足だし、さすがにクジラまで見たいなんて贅沢は言えないよね〜と思っていたのですが……
はっっと息を呑み、「あそこ見てみて!」と言うクルー。
言われた方向を見てみると…
プシューッと吹き上がる水しぶき
クジラだよね……⁉︎
待って、待って、嘘でしょ! とクジラが現れたことに気持ちが追いつく間もなく、海へと潜っていってしました。呼吸するのを忘れてしまうほど圧巻で、今でも会えたことが夢だったんじゃないかと思います。
ミナコさんによると、尻尾を見せて潜ると、10分、20分くらいは海面に上がってこないのだそう。潜っていった後も、もしかして今船の下あたりにいるかも…また姿を出すかも…とドキドキ。
ツアー中にもう一度クジラの姿が見られ、興奮がおさまりませんでした(笑)。
シュノーケルにスライダーも! 水中アクティビティ
ドルフィンウォッチングの後は、シュノーケルやウォータースライダー、スタンドアップパドルといったアクティビティが楽しめます。大人はもちろん、お子さんも思いっきり遊んでいました。
2種類から選べるランチ
ツアーに含まれるランチは、ターキーサンドイッチまたはベジタリアン・ラップから選べます。
また、お水のほかレモネードやホットチョコレート、温かいお茶といったドリンクも。海の上で食べると一層美味しく感じます。
期間限定!環境問題がわかりやすく書かれた子ども向け絵本をプレゼント
2024年12月20日〜2025年2月28日(ツアー参加日)に、オアフ島イルカ大学、イルカ中学、ワイキキカメ大学に参加のお子様(3〜11歳)がいる家族に、絵本をプレゼント!
絵本には、環境問題がわかりやすく書かれています。
家族でハワイ旅行へ来られる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。※絵本はツアー中にガイドから受け渡しとなり、郵送はできないので、ご注意を。
イルカ大学第1便(冬季)の様子を動画でどうぞ!↓
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人生に一度はハワイで野生のイルカが見たいという念願が叶い、大満足だった今回のツアー。
ナンヨウマンタにクジラ、帰港直前にはウミガメも姿を見せてくれて、ハワイの海から少し早いクリスマスプレゼントをもらった気分になりました。安全にツアーを満喫できたのは、海をよく知る、フレンドリーなクルーのみなさまのおかげです。
この広い海の上でイルカやクジラをすぐに見つけては船を動かしてくれたり、シュノーケルを楽しむのに波が穏やかなスポットを選んでくれたりと、全力でツアーを催行してくださりました。ハワイの海への愛や、参加者に海を楽しんでもらいたいというアロハが伝わってきて、「このツアーに参加できて良かったなぁ」と感謝の気持ちでいっぱいです。
今回ご紹介したイルカ大学のほかにも、イルカ中学、ワイキキで行うカメ大学やサンセットクルーズ、金曜の花火が見られるクルーズなど様々なツアーがあります。
大人も子どもも楽しめるので、ぜひ参加してハワイの大自然を身近に感じてみてはいかがでしょうか?
- この記事をあとでまた
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