アロハ!エリカです。
新しいレストランやカフェが続々と登場し、進化を続けるハワイのワード・カカアコ地区。そんなグルメ激戦区でも、絶好調なレストランがあるんです。
それがこちら、ホールフーズマーケット向かいのコンドミニアム「アナハ」1階にある「イスタンブール・ハワイ」。
2020年夏にオープンして以来、いつもほぼ満席で予約必須の人気店です。ニリさん(左)とアフさん(右)
人気の理由は、トルコ出身のニリさんとアフさん親子が、ハワイをはじめ世界中から厳選した食材と、イスタンブールから仕入れる30種類以上ものスパイスを使い、手間暇かけて作るトルコ&地中海料理。
今回、久しぶり(約1年ぶりくらい?)にお店を訪れたのですが、やっぱり期待を裏切らないお料理&サービスに感動したので、詳しくご紹介したいと思います。
見ための味も抜群!スパイス香る絶品メニュー
メゼ・プラッター:$40
まずは、シグネチャーの「メゼ・プラッター」から。私が最初にイスタンブール・ハワイを訪れたきっかけも、こちらのメゼ・プラッターでした。どなたかのインスタで拝見し、「なにこれ、可愛いし美味しそう…」とメゼ・プラッターお目当てにすぐさま来店。
フムス、ナスとガーリック、トマトとパプリカなど3種類の自家製ペーストに加え、ほうれん草のパイ「スパナコピタ」やトルコでは定番のパイ「ボレキ」、フルーツとチーズをバルサミコ酢で和えたマリネ、オリーブ、紫キャベツの酢漬けが一皿に美しく盛り付けられています。
前回いただいた時は、プレートの中央にカットされたピタパンがあったのですが、昨年末からピタパンの代わりにサワードウ・ピデ(トルコのパン)を提供するようになったのだそう。
このピデが焼き立て&フワモチ食感で感動する美味しさなんです…。その理由は、市販のイーストは使わず、天然酵母で72時間じっくり発酵させているから。ピデとペーストの最高の組み合わせに、前菜だというのに手が止まらないから大変です。
ターキッシュ・ミュール(左、$15)フラワー・オブ・エフェソス(右、$14)
カクテルは、サーバーさんがおすすめしてくれたヴォッカベースの「フラワー・オブ・エフェソス」と「ターキッシュ・ミュール」。お洒落な銅のグラスがカクテルをキンキンにキープしてくれます。どちらも甘さ控えめで、口当たりも軽くタイプのお味でした。飾りのお花も食べられるそうですよ。
ラム・シャンク・タジン:$79
続いては、アフさんおすすめのタジン鍋を使ったメイン2品。
「ラム・シャンク・タジン」は、ニュージーランド産の新鮮なラム肉をホロホロと柔らかくなるまで煮込んだ一品。こんなに大きなラムの塊を見たのは人生で初めてで、しばらく凝視してしまいました。
独特の臭みはなく、驚くほど柔らかく仕上げられたラム肉は申し分のない美味しさ。ラムの肉汁やガーリックやオニオン、マッシュルームの旨味が溶け込んだスープといただくと、その奥深い味わいに言葉が出ません。
ウィンター・ジドリ・チキンレッグ・タジン:$39
こちらは、ドライエイジドの高品質な地鶏を使った「ウィンター・ジドリ・チキンレッグ・タジン」。ターキッシュ・アプリコット、クラ・オレンジやタイム、パイン・ナッツなど、いろんな素材が使用されていて、どんな味がするんだろうと食べる前からワクワク。
食欲をそそるスパイスの香り豊かなプリップリ&ジューシーなチキンに、自然と「美味しい!」の拍手が出ちゃいます。
レヴレッキ:時価
魚好きは必ずオーダーしていただきたい魚料理「レヴレッキ」。週に2回鮮度を保った状態でギリシャやトルコから空輸されるシーバスをバターでソテーした一皿です。
脂がたっぷりのったシーバスは、皮まで美味。シーバスだけ、シーバス+セットでサーブされるサフランプラフ、シーバス+サイドに添えられたキャベツの酢漬けで、無限ループ確定です。
あれもこれも食べたくなるけど、一皿一皿がすごくボリューミーなのでグループで来店するのがおすすめ。周りを見渡すと、グループや家族連れが多いのも納得です。みなさんさすが、わかってらっしゃる!
ハタイ・キュネフェ:$14、バクラヴァ:$13、ターキッシュ・ピスタチオ・アイスクリーム:$9
最後は、「キュネフェ」、「バクラヴァ」、「ターキッシュ・ピスタチオ・アイスクリーム」といった、トルコ伝統のデザート。
チーズがびよ〜んとのびるキュネフェ
かなり甘いことで有名なトルコのスイーツ。イスタンブール・ハワイのデザートもしっかり甘めです。
オーガニックの「モロッカン・ミントティー($5)」と「ターキッシュ・リゼ・チャイ($4)」が無糖なので、ちょうど良いんです。
お洒落な店内はパーティや記念日にもぴったり
中東をイメージしたお洒落な店内には、テーブル席のほか、バーカウンターやテラス席などもあり、誕生日や記念日といったお祝いごとのシーンにも最適。テーブルごとに異なるカラーのテーブルクロスを使用しているのも、かなりツボです。
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プロジェクターもあるバーカウンター
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ハワイの風を感じるテラス席
ハワイでトルコ料理?と思うかもしれませんが、野菜や果物はできる限りハワイのものを使用していたり、アフさん、ニリさん親子が独自のアレンジを加え心を込めてていねいに作る一皿一皿は、ここでしか食べられないものばかり。ハワイ滞在中に一度は訪れてほしいスポットです。
予約をしないとかなり待つこともあるので、必ず予約してから訪れてくださいね!
イスタンブール・ハワイでは、ランチや週末限定のブランチも営業しているとのことで、次回はそちらもチェックしてみようと思います〜(あ、あと今回お腹がいっぱいでオーダーできなかった「宮崎和牛」の一品も食べなくては…!)。
- この記事をあとでまた
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