「自分たちの町には建物としての美術館がない。でも、美しく広がるこの海岸は、そのまま美術館なんだ」というコンセプトのもと、高知県黒潮町の入野の浜で開催されているTシャツアート展は、今年で23回目を迎えます。約1000枚ものTシャツが、海岸で風に吹かれる姿は圧巻。誰でも参加可能。Tシャツデザインの作品をインターネットで応募し、そのTシャツは海岸で風を受けて展示された後、自分の手元に届くのです。

2008年、2009年には、モンゴルでも同アート展を開催。そして、2011年、初めてハワイでも「アロハ・アートウィーク」としてこのTシャツアート展が開催されることとなりました。５月に開催される、ハワイ音楽の祭典「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」を運営するHARA、ハワイ州観光局とも協力。高知県で5月1日〜5日に行われる砂浜美術館で展示されたTシャツを、ハワイへ持ち込んでディプレイします。

会場では、今回の震災へのチャリティイベントも開催予定。入場は無料です。