日本の北海道に先住民族として生き続けるアイヌ民族。彼らが代々受け継いでいる文化を広く知ってもらうため、現在ハワイ大学マノア校キャンパス内にあるイースト・ウエスト・センターのギャラリーでは、伝統工芸品やアイヌ特有の着物などの展示会が行われています。
北海道大学やビショップミュージアムなどの協賛により、各地で保管されているアイヌの名作工芸品なども展示されています。また、ギャラリーでは観るだけではなく、アイヌ文化や歴史、人々の生活についての説明を各専門家から直接聞くこともでき、これまで知らなかった文化を深く知ることができる貴重なチャンスとなりそうですね。
イーストウエスト・センター・ギャラリーはドール通りとイーストウエスト通りの角、大学構内入口すぐそば。開場時間は月~金曜の8:00~17:00、日曜は12:00~16:00、土曜・祝日と3月31日(日)は休館です。事前予約をすればツアーや団体での来館もできますよ。
プログラムは5月5日(日)まで開催中です。なお、3月1日(金)~3日(日)のホノルルフェスティバル期間にはワイキキやコンベンションセンターで特別パフォーマンスも行われる予定です。ハワイ大学の会場ではアイヌの伝統的なアート作品だけではなく、アイヌ様式を取り入れたモダンアート作品も紹介されています。
アイヌの宝:日本北部にいきづく伝統
Ainu Treasures: A Living Tradition in Northern Japan
Ainu Treasures: A Living Tradition in Northern Japan
[エリア] マノア
[アクセス] ワイキキよりバスA・13番で30分
(ドール通りとイーストウエスト通りの角)
[電話] 808-944-7177
[ギャラリー公式サイト] http://arts.eastwestcenter.org/
[イーストウエスト・センター公式サイト] www.eastwestcenter.org/
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