アジア環太平洋の文化をさらに深く知ってもらおうと開催されている春恒例のイベント、「ホノルル・フェスティバル」が3月1日（金）〜3日（日）の3日間、オアフ島各地で華やかに開催されます。19回目を迎えるこのフェスティバル、今年は「世界を変える合言葉〜交流・学び・そして感動〜」をテーマに掲げ、様々な文化が共存するハワイならではの「祭り」が繰り広げられます。

　2月19日、開催を前に、ワイキキ・ビーチウォークにてプレスカンファレンスが開催されました。ホノルル市長のカーク・コールドウェル氏もはっぴ姿登場。「中国、日本、フィリピンなど、アジア環太平洋地区からの移民が多く住むハワイには、それぞれの国の特徴が残りつつも独自の発展を遂げたハワイならでは文化があります。それぞれの文化と交流を深めることができるこのイベントは、地元の人々も毎年楽しみに待っています。今の時期に訪れる旅行者の方々にとっては、素晴らしい記念になるでしょう」と挨拶。今年も世界クラスのエンターテインメントが楽しめるプログラムがぎっしりです！

　カンファレンスでは、ハワイ出身の実力派女性シンガー、アヌヘアさんによるミニライブもありました。彼女の美しく力強い歌声がワイキキ・ビーチウォークに響き渡ると、通りを歩いていた人やショッピング中の人も立ち止まって聞き入っていました。もちろんフェイスティバル本番でも素敵な歌声を聞かせてくれますよ。

　フェスティバル期間中は、ハワイ・コンベンション・センターやDFSギャラリア・ワイキキ、ワイキキ・ビーチ・ウォークなどで、日本、ハワイをはじめとする環太平洋地域からの参加グループによる各種パフォーマンスが鑑賞できます。また、メイン会場となるハワイ･コンベンション･センターでは、昔懐かしい日本の縁日体験ができるコーナーや、ハワイと日本から出店したたくさんのブースが並ぶクラフトフェアも開催。アニメ関連の展示、漫画ワークショップやコスプレカフェなど、アニメ･コーナーも登場予定です。イベント盛りだくさんの週末が楽しめそうですね。

　最終日となる3日（日）には、日本で90年以上の歴史を持つ駅伝レースがハワイで初めて開催されます。ホノルルレインボー駅伝と題し、「太平洋にかける虹、つなぐこころ」をスローガンに、75チームがワイキキビーチ沿いの景観コースをリレーします。そして、駅伝の後は、毎年恒例のカラカウア大通りでのグランドパレードも実施。アジア太平洋やハワイからの参加団体が繰り広げる華やかなダンスやおみこし、やぐらなどが次々と登場し、迫力あるパレードがフェスティバルをクライマックスへと盛り上げます。

　3日間のフェスティバルのフィナーレは長岡花火ショーです。2012年3月、長岡市とホノルル市が姉妹都市となったことを記念し始まった長岡花火は、今年もワイキキの夜空をきらびやかに彩ります。

　ワイキキ全体がお祭りムード一色になるこの3日間は、ハワイやアジア環太平洋の文化にふれられる貴重な機会です。みんなで盛り上がりましょう！

写真提供：ホノルルフェスティバル