イタリア語で小さな帽子という意味の「カッペレッティ」と呼ばれるラビオリを作るには、まず生地作りから。セモリナ粉の自家製パスタをパスタマシンに通して少しずつ伸ばし、厚さを均一にしていきます。程よい薄さとなめらさになったところで、具材となる香り高いハマクア・マッシュルームとマッシュポテト、マスカルポーネチーズのミックスを等間隔にパスタの上に乗せます。
次は、適度な大きさに生地を切り、具材を包みます。「イタリアで働いている時は、毎日1000個以上ラビオリを作っていましたね」と語るエグゼクティブシェフの三村氏。少しも具材がはみ出ることなく、手際よく包む姿はさすがです! 最後は帽子のような形にくるっとまとめて完成。この形、見た目も美しいですが、ソースがしっかり絡む機能的な形でもあるそうです。
濃厚なバターとさわやかな香りのセージ、チーズを加えた絶品ソースとラビオリのコンビネーションは、フレッシュパスタ特有のつるりとした食感とソースの深い旨みが合わさってとっても美味。追加のチーズも何も必要ないほど、厨房でぴたっと正しく味付けされた完成度の高い一品です。
通常のラビオリよりもライトな味わいで、のど越しも良く、前菜に注文する方も多いそうですよ。シチリア料理の有名店でイタリア中部のトスカーナ料理が味わえるのは、イタリア料理に精通した三村シェフならではの豊かな経験と技があるからこそですね。
イタリアの歴史や伝統を凝縮し、手間ひまかけて作られた「カッペレッティ・ア・ラ・トスカーナ」は、ランチでもディナーでもオーダーできますが、数量限定のため売り切れ次第終了となりますので予めご了承ください。まずはスタッフに気軽に聞いてみてくださいね。ご予約はアロハストリートのウエブサイトからどうぞ。
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