※編集部追記:カイムキ店は2017年6月に閉店。ストリートイベントなどで、フードトラックの形式で出店中(2017年7月現在)。
グルメなレストランやカフェが集まる、地元の人に人気のカイムキ地区に先月、新しいバーガーショップ「フランキー・フレッシュ」が誕生しました。
「いままでのハワイになかったものを作りたい」とお店作りを始め、なんと内装はすべて自分自身で仕上げたというオーナーのダリエン・プロベンザ氏。細部までこだわりを感じられるインテリアとオーナーの愛が詰まった、隠れ家的ショップです。
店内インテリアは、オーナー自身が子どもだった頃の80年代ヒップホップミュージックやダンスがテーマ。同じ頃に青春時代を過ごした人々に、懐かしい気分に浸ってもらいたいというコンセプトを元に、ニューヨークのアート写真やレコード、ラジオカセットが飾られているほか、店内に数カ所設置されているモニターでは、ローカルアーティストが特別に編集したフランキー・フレッシュオリジナルのミュージックビデオが流れています。さらにお店の一角には、実際にプレイできるファミコンとソフトが用意されていて、懐かしの名作ゲームを楽しむことができますよ。
こちらはガラスジャーに入ったシリアル入りミルクシェイク($7)。冷たく濃厚なシェイクの中にミックスされた、サクサクなシリアルのコンビネーションが新感覚のドリンクで、訪れた人のほとんどが注文するそう。シリアルはコーンフレーク、チョコパフ、シナモントーストなど、6種類からチョイスすることができます。
人気のメニューはもちろんハンバーガーとサンドイッチ。特にこの「ザ・ヘビーD($14.95)」は、トーストしたフランスパンにフライドチキン、フライドポテト、チーズスティックフライ、オニオンリングと、揚げ物がぎっしり! ピリッと辛いハラペーニョとハニーBBQソース、ブルーチーズが、絶妙なバランスで全体の味をまとめてくれているサンドイッチです。あまりの斬新さに、グルメなロコのリピーターが続出しているとか。こちらとトップを争うのは、ハワイ島産ビーフとマッシュルーム、ベーコン、スイスチーズのハンバーガー「ザ・フレッシュ・プリンス($12.95)」。
他にもカプレーゼ($10)など、数人でシェアしやすいアペタイザーも揃っています。お店で扱うビーフは、牧草だけで育てられたハワイ島産ビーフを、その他の食材も仕入れが可能な限り地元産のものを使うよう心がけているというオーナー曰く、「昔のやんちゃだった頃のことを思い出してほしいけど、あくまでヘルシーであってほしいんだ。」とのこと。そんなダリエン氏、実はショップのすぐ隣にあるギリシャ料理店ファット・グリークのオーナーの息子で、幼い頃からフード関係の仕事をしている両親の元で育ったため、若くしてレストラン経営の道を歩んでいるのです。店名の「フランキー」は、感謝の意をこめて、彼の父のニックネームから取ったそう。
現在はディナータイムのみのところ、近々ランチタイムの営業も開始する予定のフランキー・フレッシュ。100%安心素材を目指し、いつか自社経営の農園を作りたいと語るオーナーの愛と希望がつまった、最新バーガーショップへぜひ足を運んでみてくださいね。
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