「日米最後の戦艦展」にミズーリ号が登場

「日米最後の戦艦展」にミズーリ号が登場

パールハーバーの「戦艦ミズーリ記念館」の展示品の一部が日本の「大和ミュージアム」へ。終戦70年の節目に触れる、それぞれの歴史展開催。

公開日:2016.04.25

ハワイお得情報

 日本の広島県呉市にある海事歴史科学館「大和ミュージアム」では、太平洋戦争の終戦70年を迎えた昨年より「日米最後の戦艦展」を開催しています。戦艦「大和」と、同じく終戦に関わり現在は「戦艦ミズーリ記念館」として一般公開されている戦艦「ミズーリ」に焦点をあて、太平洋戦争をふり返る特別企画展です。

uss1.jpg 「大和」は、海軍軍縮条約破棄以後に呉市で造られた、最初で最後の戦艦。当時の最先端技術の集大成として国民の期待を集めましたが、終戦の数ヶ月前に沈没し、多くの尊い命が失われました。

uss3.jpg 「ミズーリ」は第二次世界大戦から湾岸戦争にかけて活躍し、ポツダム宣言受諾後、その甲板で日本の降伏文書調印式が交わされました。その後1992年まで現役で活躍し、いまは「歴史の生き証人」としてオアフ島パールハーバーのフォード島に係留されています。

uss2.jpg 「日米最後の戦艦展」では、日米双方の視点から「歴史を語り継ぐ」ことをテーマに、それぞれの戦艦が造られた背景や技術、ものづくりの発想、そして終戦に至るまでのお互いのかかわりを物語る貴重な資料、映像、模型などが展示されているほか、日系二世兵士や「大和」の乗組員などの手紙、手記から、当時の体験や苦悩、葛藤などが紹介されています。

 ハワイの戦艦ミズーリ記念館の史料品も一部展示されているので、日本にいながら双方の歴史に触れることができますよ。

 「日米最後の戦艦展」の詳細は下記の通りです。

場所:呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)
期間:2016年5月8日(日)まで
休館日:毎週火曜(祝日の場合は翌日)
入館料:大人400円、高校生300円、小・中学生200円
※呉市内在住、在学の高校生以下は無料
※上記料金は「日米最後の戦艦展」への入館のみの場合

 日本とハワイのつながりを肌で感じられる歴史展へ、この機会にぜひ足を運んでみてくださいね!

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