第二次世界大戦から湾岸戦争にかけて活躍し、日本の降伏文書調印式が行われたことで有名な「戦艦ミズーリ記念館」。5月4日(木)より1年間の期間限定で「上院議員ダニエル・K・イノウエ 戦艦ミズーリに対するハワイの強力なサポーター企画展」を開催中です。
1年間の期間限定で行われている企画展では、ハワイ州選出で、日系人初の米下院議員として活躍した故ダニエル・K・イノウエ上院議員と、25年前にイノウエ議員が長年行った活動が実り、ハワイに来ることとなった戦艦ミズーリ号に関する資料など、ダニエル・K・イノウエ・インスティチュート提供の展示品から、戦艦ミズーリ保存協会の保管書類、ミズーリ前会長Roy Yee氏の個人のコレクションなど様々な興味深い写真や展示品が公開されています。
1996年8月21日に戦艦ミズーリ号がハワイに係留される事が決定した事をイノウエ上院議員が当協会宛に残したボイスメールなど、今まで一般公開される事のなった貴重な資料も数多く展示されていて、イノウエ上院議員の尽力によって、第二次世界大戦の始まりと終わりのブックエンドであるパールハーバーのストーリーが確立されたことが学べる内容となっています。
戦艦ミズーリ保存協会のマイク・カー会長兼最高経営責任者は「イノウエ上院議員はミズーリやハワイの人々へ寛大な心を持っていました。ミズーリがアリゾナ記念館とともに第二次世界大戦の始まりと終わりの象徴となる、というパールハーバーのビジョンを持っていました」とコメントしています。
なお、戦艦ミズーリ記念館の開館時間は8:00~16:00で、今回スタートした1年間限定の企画展のほか、主砲の16インチ砲などの本物のミサイル砲台や日本の降伏文書調印式が行われた甲板など、第二次世界大戦から湾岸戦争にかけて活躍した戦艦ミズーリ号に関する貴重な資料が多数見学できます。
内部を改装した艦内では、史実や船上の生活について学べる日本語ガイドツアーも提供しているので、ぜひ見どころ満載の記念館に足を運んでみてくださいね。
戦艦ミズーリ記念館
- 住所
- 63 Cowpens Street, Honolulu, HI 96818
- 電話番号
- 808-455-1600 (日本語OK)
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