ハワイ州は、絶滅危惧種に指定されているウミガメやモンクシールなどの貴重な野生動物の取り扱いを厳格化した新法案「法案125条」の施行を開始した。
6月30日(金)より施行されている新法案では、ウミガメやモンクシールなどの貴重種の売買や交換、持ち出しなどを厳しく制限。同法案は米国の動物愛護団体や動物福祉の国際的な基金などからも大きな支持を得ている。
ハワイ州はニューヨーク、カリフォルニアに次いで全米で3番目に象牙市場が大きい都市とされており、当局関係者は「絶滅の危機に瀕している貴重な野生動物等を保護することで、世界中に絶滅危惧種の保護についての認識を広めることになると期待しています」としている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ