ホノルル市では、1964年に建設されたワード地区にあるニール・ブレイズデル・センターの建て替えや改修工事の実施について検討を始めた。
関係者によると、今回検討されているのは、ブレイズデル・センターの建て替えのほか、新たなパフォーマンススペースやスポーツ施設の建設、アリーナやコンサートホールのアップグレード、駐車場スペースを現在の3,000台から倍にするなどの案があり、今年11月までに最終公開ワークショップを開催し、2019年初頭には建設工事に着手する方向で進められているとしている。
なお、今回検討されている工事の経費は4億ドルから5億ドルになると試算されており、市民からは、市内にあるインフラ整備を先に行うべきではないかとの意見も出ているものの、ホノルル市のカーク・コールドウェル市長は「ニール・ブレイズデル・センターは多くの市民が集う場所であり、センターの改修工事も市が行うべき大切な事柄です」とコメントしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ