3人が死亡し、十数人が負傷するなどしたオアフ島の高層コンドミニアム、マルコポールの火災発生から4日が経過した18日(火)、当局が、コンドミニアム内にある約200の世帯が火災による何らかの被害を受けているとみられると発表した。
当局関係者は、火災の原因については現在も調査中としながら、さらなる原因調査のため、ハワイ島消防局に協力を要請。ハワイ島消防局に所属しているハワイ州唯一の火災調査犬「カイミ」が、調査に加わるとしている。
カイミは、ガソリンやディーゼルなど、約60種類の液体の検出ができるほか、過去に200件以上の火災原因調査を行い、その成功率は100%となっている。
なお、当局はカイミのほか、アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局が火災原因の調査に参加しているものの、今回の火災が犯罪によるものと断定されているわけではなく、火災の原因を追究するため、あらゆる調査を行っているだけであるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ