ハワイ州当局は、モロカイ島の南岸で藻の繁殖が深刻な問題となっており、早急な対応が必要として対策に乗り出す予定だとしている。
研究者らによると、モロカイ島南岸の約30マイル(48キロ)、4平方フィート(10平方キロ)の地域で行われた調査で、3種類の外来種の藻の繁殖が確認され、棘のある海藻が調査範囲の約45%を覆っていたほか、ゴリラ・オゴが約21%、フークウィードが約10%の範囲を覆っていることが確認されている。
ハワイ州土地自然資源局では、モロカイ島での藻の繁殖はハワイ州内のほかの島と大きく違いはないものの、対処しない場合は問題が深刻化する可能性があるとして、来年の夏にもなんらかの対処を行いたいとして、今後、問題の対策のための計画を立てていきたいとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ